ダイハツ ムーヴ10年落ちの買取価格や下取り相場表【2026】カスタムとノーマルの査定差も解説!

ダイハツムーヴ10年落ちの買取価格相場記事アイキャッチ

10年落ち(2016年式)のムーヴを売ろうと思ったとき、「軽自動車だし、10年も乗ったから値段なんてつかないだろう」と思っていませんか。通勤や買い物の足として毎日使ってきた車だからこそ、手放す前に今の相場を知っておいて損はありません。

まずは2016年式ムーヴのグレード別の買取相場をご覧ください。

グレード買取相場目安下取り相場目安
カスタム RS系(ターボ)15万〜50万円10万〜40万円
カスタム X系(NA)10万〜35万円5万〜25万円
ノーマル X系3万〜20万円1万〜15万円
ノーマル L系1万〜10万円0万〜5万円
※参照:グーネット買取「ムーヴ LA150S/LA160S グレード別買取相場(6代目 2014〜2023年式:平均18.8万〜80.7万円)」、ユーカーパック「ムーヴ買取相場 0.2万〜115.7万円(直近最高76万円)」、カーセンサー「ムーヴ 2016年式 買取相場」、車査定のしゃうる「ムーヴカスタム カスタムXグレード販売価格中央値16.9万円」より(2026年4月時点)

同じ10年落ちのムーヴでも、カスタムRS(ターボ)とノーマルLでは最大で40万円以上の差が開きます。軽自動車の新車価格が111万〜162万円であることを考えると、この差は非常に大きいです。

2016年式はスマートアシストII(SA II)が搭載されている世代で、衝突回避支援ブレーキや車線逸脱警報が装備されたグレードと、SAなしのグレードが混在しています。SA付きかどうかで査定額に差がつくため、ご自身のグレードを確認しておくことが大切です。

この記事では、グレード別の相場データを整理しつつ、今のムーヴの価値を最大限に活かすための売却方法を解説していきます。

この記事を読んでわかること

  • カスタムRSなら50万円?ノーマルLは0円? グレード別の最新買取相場
  • 5年・7年・12年落ちとの比較で見える「いつ売るのが得か」
  • ディーラー下取りと買取専門店で5万〜20万円の差が出る仕組み
  • 今売ると30万円、2年後だと…? 維持費込みの差額シミュレーション
  • お金をかけずに査定額を上げる5つのコツ
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目次

ムーヴ10年落ちの買取価格相場表

ダイハツムーブ10年落ちの買取価格相場表記事

10年落ちムーヴの買取価格は、「カスタム」か「ノーマル」か、ターボの有無、スマートアシストの有無で大きな差が出ます。2016年式(6代目 LA150S/LA160S)は「カスタムRS系(ターボ)」「カスタムX系(NA)」「ノーマルX系」「ノーマルL系」の4カテゴリに大別でき、同じ年式でもグレードによって査定額に3倍以上の開きが出ることもあります。

なお、ライバルのスズキ ワゴンRと比べると、ムーヴカスタムRSのほうが査定額は高い傾向にあります。ターボ+LED+専用エクステリアという装備構成が中古市場で評価されやすいためです。

カスタムRS(ターボ車)の買取価格相場

カスタムRSはムーヴの最上位に位置するグレードで、ターボエンジンを搭載したスポーティ仕様です。専用メッキフロントグリル、LEDヘッドランプ、本革巻きステアリングなど内外装の質感が高く、中古車市場で最も指名買いの多いグレードです。

グレード(2016年式目安)走行距離の目安買取価格目安
カスタム RS ハイパーSA II5万〜7万km25万〜50万円
カスタム RS SA II5万〜7万km20万〜45万円
カスタム RS(SA なし)7万〜9万km15万〜35万円
カスタム RS系(10万km超)10万〜13万km5万〜20万円
※参照:グーネット買取「ムーヴ LA150S カスタムRS系 買取相場」、ユーカーパック「ムーヴ買取実績(カスタムRS ハイパーリミテッドSA3が最高値グレード)」、車選びドットコム「ムーヴカスタム RS ハイパーSAIII 約41.6万円の買取実績」より

カスタムRSの査定が安定している理由は、軽自動車のターボモデルに対する根強い需要にあります。高速道路や坂道での加速力を求めるユーザーが多く、「ターボ付きのムーヴカスタム」を指定して中古車を探す方は少なくありません。

また、2016年式のカスタムRS ハイパーSA IIにはLEDヘッドランプ+LEDフォグランプが標準装備されています。後付けが難しい装備だけに、再販時のアピールポイントになりやすいです。

カスタムX(NA車)の買取価格相場

カスタムXはターボなしのNA(自然吸気)エンジンですが、外装はカスタム専用のメッキグリルや専用アルミホイールなど、ノーマルモデルとは見た目が大きく異なります。

グレード(2016年式目安)走行距離の目安買取価格目安
カスタム X ハイパーSA II5万〜7万km15万〜35万円
カスタム X SA II5万〜7万km12万〜30万円
カスタム X(SA なし)7万〜9万km8万〜20万円
カスタム X系(10万km超)10万〜13万km3万〜15万円
※参照:グーネット買取「ムーヴ カスタムX系 買取相場」、車査定のしゃうる「ムーヴカスタム カスタムXグレード 販売価格中央値16.9万円、過去5年の販売数495件(全体の17.34%)」、カーセブン「ムーヴ 10年落ち カスタム系査定実績」より

カスタムXは、カスタムRSほどの突出した査定額にはなりにくいものの、ノーマルモデルとは10万〜15万円の差がつく「中間ゾーン」です。

なお、2016年式には「カスタム X ハイパーSA II」というグレードがあり、これはカスタムXにパノラマモニター対応やシートヒーターなどを追加した仕様です。通常のカスタムXより装備が充実しているぶん、数万円高い査定が期待できます。

ノーマルモデル(X / L)の買取価格相場

ノーマルのムーヴは実用性重視のベーシックモデルです。カスタムと比べてメッキ加飾やLEDランプがなく、中古車市場での見栄えの面では不利ですが、年式と走行距離次第では値段がつきます。

グレード(2016年式目安)走行距離の目安買取価格目安
X SA II5万〜7万km5万〜20万円
X(SA なし)7万〜9万km3万〜15万円
L SA II5万〜7万km3万〜12万円
L(SA なし)7万〜9万km1万〜8万円
※参照:グーネット買取「ムーヴ LA150S 標準車 年式別買取相場(2016年式:7.7万〜51.3万円 ※カスタム含む)」、価格.com「ムーヴ 買取相場 0.1万円〜100万円(10年落ちで10万円以上の実績あり)」、カーセンサー「ムーヴ 6代目 平均買取相場 18.8万〜80.7万円」より

ノーマルL(SAなし)は10年落ちで最も査定が厳しいゾーンです。走行距離が10万kmを超えると、買取価格はほぼゼロに近づきます。ただし、ダイハツのディーラーで「値段がつきません」と言われた場合でも、買取専門店なら数万円の値がつくケースは珍しくありません。軽自動車は鉄資源としての価値や国内での部品取り需要があるためです。

カスタムRSは10年落ちでも査定が別格

ムーヴの買取相場を語る上で、カスタムRSの存在感は見逃せません。ちょうどヴォクシーにおける「ZS煌」シリーズのように、ムーヴでは「カスタムRS」が中古車市場で別格の人気を持っています。

車査定のしゃうるのデータによると、ムーヴカスタムの中古車売却で最も多いボディカラーは「黒系」で、全体の30.48%を占めています。販売価格の中央値は28.9万円で、10年前後の車両でも一定の相場が維持されています。

カスタムRSが高い理由具体的なポイント
ターボエンジン搭載軽自動車のターボ需要は根強く、指名買いが多い
LEDヘッドランプ標準装備後付け困難な装備が最初からついている
カスタム専用エクステリアメッキグリルや専用バンパーで見た目の差別化
本革巻きステアリング内装の質感がノーマルと大きく異なる
※参照:車査定のしゃうる「ムーヴカスタム カラー別販売データ(黒系 中央値28.9万円・売却数870件)」、グーネット買取「ムーヴ カスタムRS ハイパーSA III 64.7万〜105.9万円 ※2017年式以降含む」より

カスタムRSの査定が高いのは、こうした装備の差が中古車としての再販しやすさに直結するためです。もしあなたのムーヴがカスタムRS系なら、ノーマルモデルと同じ水準で手放してしまうのはもったいないです。複数社で見積もりを取り、カスタムRSとしての正当な評価を受けましょう。

10万キロ超えムーヴの買取価格

走行距離が10万キロを超えると、ムーヴの査定額は一段下がります。軽自動車はエンジンの排気量が小さいぶん、高回転で回す場面が多く、普通車に比べてエンジンへの負荷が大きいと見なされることが一因です。

グレード(2016年式)走行距離の目安買取価格目安
カスタム RS系10万〜13万km5万〜20万円
カスタム X系10万〜13万km3万〜15万円
ノーマル X10万〜13万km1万〜8万円
ノーマル L12万km以上0万〜3万円
※参照:グーネット買取「ムーヴ 5代目 2010年式 10万km帯 カスタムRS 28.1万〜38.6万円(※下取り含む)」の相場傾向から6代目10年落ち相場を推計、車査定のしゃうる「ムーヴカスタム 走行距離別値下がり率(10万キロで価格が落ちきる傾向)」より

10万キロ超えでも、カスタムRS系なら5万〜20万円の値がつく可能性があります。一方、ノーマルLの過走行車はほぼ底値です。ただし、ディーラーで「廃車費用がかかる」と言われた場合でも、買取専門店やカーネクストのような廃車買取サービスなら0円以上で引き取ってもらえるケースがほとんどです。

なお、4WDモデルは降雪地域で+3万〜8万円の上乗せが期待できます。全国対応の一括査定を利用すれば、地元以外の需要も含めた評価を受けられるため、4WDオーナーは特にメリットがあります。

ここまでの相場を見ると、10年落ちのムーヴは「すべて値段がつかない」のではなく、グレードによって0円〜50万円まで幅が大きいことがわかります。では、あと数年待った場合にどれくらい変わるのか、年式別の推移を見ていきましょう。

ムーヴ10年落ちの買取価格と5年・7年・12年落ちの相場比較

ダイハツムーブ10年落ちの買取価格相場表記事

「もう少し早く売っておけばよかった」「あと1〜2年乗ってもそこまで変わらないのでは?」。10年落ちの車を前にすると、こうした迷いが出てきます。

ムーヴの査定額は7年目あたりから下落ペースが加速し、10年を超えると底値圏に入るという傾向があります。5年・7年・12年落ちの相場を並べると、その動きがはっきり見えてきます。

5年落ち(2021年式)ムーヴの買取価格

5年落ち(2021年式)は6代目の後期モデルにあたります。2017年8月のマイナーチェンジでスマートアシストIIIに進化し、歩行者も検知する衝突回避支援ブレーキが搭載された世代です。グレード体系は整理され、ムーヴが4グレード、ムーヴカスタムが2グレードに絞られています。

グレード(2021年式)走行距離買取価格目安
カスタム RS ハイパーSA III3万〜5万km55万〜90万円
カスタム X リミテッドII SA III3万〜5万km40万〜70万円
X SA III3万〜5万km25万〜45万円
L SA III3万〜5万km15万〜30万円
※参照:グーネット買取「ムーヴ LA150S カスタムRS ハイパーSA III 64.7万〜105.9万円」、ネクステージ「6代目ムーヴ 2017年〜2023年モデル 買取価格 35万〜165.2万円」、ユーカーパック「ムーヴ 2022年式 買取価格45万〜115万円」より

この年式のポイントは、2回目の車検(5年目)を通す前に売却するのがコストパフォーマンスの良いタイミングだという点です。ムーヴは軽自動車のため車検費用は普通車より安い(5万〜8万円程度)ですが、車検を通してもその費用が査定額に上乗せされることはほぼありません。

また、2023年にムーヴは一度生産終了し、2025年6月に7代目(スライドドア採用)として復活しています。新型の登場により、6代目の中古車相場が今後さらに下がる可能性もあります。

7年落ち(2019年式)ムーヴの買取価格

7年落ち(2019年式)は6代目のスマートアシストIII搭載モデルです。歩行者検知や車線逸脱抑制機能が備わっており、中古車としての安全装備面の評価が高い世代です。

グレード(2019年式)走行距離買取価格目安
カスタム RS ハイパーリミテッドSA III3万〜6万km40万〜65万円
カスタム X リミテッドII SA III3万〜6万km30万〜50万円
X SA III3万〜7万km15万〜30万円
L SA III3万〜7万km10万〜20万円
※参照:MOTA「ムーヴ 2019年式 Xターボ SA III 8万km 黒系 査定実績」「ムーヴ 2020年式 カスタムRS ハイパーリミテッドSA III 9万km 青系 査定実績」、ネクステージ「6代目ムーヴ 2017年〜2023年モデル 買取価格 35万〜165.2万円」、車選びドットコム「ムーヴカスタム RS ハイパーSAIII 約41.6万円」より

7年目から10年目にかけて、カスタムRSの相場は約40万〜65万円→約15万〜50万円と、3年間で15万〜25万円ほど下落します。ネクステージのデータによると、ムーヴのリセールバリューは7年落ちで約43%、10年落ちで約15%とされており、この3年間で急激に下がることがわかります。

7年目の段階で「売る」か「乗り潰す」かの方向性を決めておくのが理想です。

12年落ち(2014年式)ムーヴの買取価格

12年落ち(2014年式)は6代目の最初期モデルです。2014年12月にフルモデルチェンジで登場した世代で、初代スマートアシスト(SA)搭載車と、SAなし車が混在しています。

グレード(2014年式)走行距離買取価格目安
カスタム RS SA8万〜11万km8万〜25万円
カスタム X SA7万〜10万km5万〜18万円
X SA7万〜10万km2万〜10万円
L(SA なし)8万〜12万km0万〜5万円
※参照:グーネット買取「ムーヴ 6代目 2014年式 買取相場 17.3万〜93.4万円 ※カスタム上位含む」、ネクステージ「6代目ムーヴ 2014年〜2017年モデル 買取価格 4.2万〜137万円」、カーセンサー「ムーヴ 6代目 平均買取相場 18.8万〜80.7万円(2025年10月現在)」より

12年落ちでもカスタムRSなら8万〜25万円の値がつく実績があります。同年式のワゴンR(スティングレー以外)が5万〜15万円程度であることと比較すると、ムーヴカスタムRSの値持ちの良さが際立ちます。

ただし、2014年式は2027年に初度登録から13年を迎えます。軽自動車の場合、13年経過で軽自動車税が10,800円→12,900円(約20%増)に重課されます。買取相場も13年経過を織り込んで一段下がる傾向があるため、売却を検討しているなら早めの判断が有利です。

年式別の価格推移まとめ

ここまでの数字を1つの表にまとめます。

年式落ち年数カスタムRS 買取目安カスタムX 買取目安ノーマル X / L 買取目安
2021年式5年55万〜90万円40万〜70万円15万〜45万円
2019年式7年40万〜65万円30万〜50万円10万〜30万円
2016年式10年15万〜50万円10万〜35万円1万〜20万円
2014年式12年8万〜25万円5万〜18万円0万〜10万円
※参照:グーネット買取・ユーカーパック・MOTA・ネクステージ・カーセンサー・車選びドットコム・車査定のしゃうるの各年式買取実績・相場データを基に作成

この表から読み取れるのは、ムーヴの価格は「5年→7年で2〜3割の下落」「7年→10年で急カーブの下落」「10年以降は底値圏」という3段階で推移しているということです。ネクステージのリセールバリューデータでも、9年落ちで約21%、10年落ちで約15%と、この時期の下落幅が大きいことが確認できます。

10年落ちの今と12年落ちの2年後では、カスタムRS系で7万〜25万円の差が生まれます。軽自動車の元値を考えると、この差額は無視できません。

では、その価値をどこで現金に変えるのが最も賢いのか。次は売却先による価格差の仕組みを見ていきます。

なぜディーラー下取りは安い?買取専門店との差額の仕組み

ダイハツムーブ10年落ちの買取価格相場表記事

10年落ちのムーヴを売る際、多くの方がまずダイハツのディーラーでの下取りを検討します。「いつもお世話になっている営業さんにお任せしたい」「手続きがラクだから」という理由で、ディーラー下取りを選ぶ方は少なくありません。

ただ、同じ車両でもディーラー下取りと買取専門店では5万〜20万円の差額が出ることがあります。ヴォクシーのような普通車で30万〜65万円の差が出るのに比べれば絶対額は小さいですが、軽自動車の元値(111万〜162万円)で考えると、この差は決して小さくありません。

ディーラー下取りが安くなる3つの理由

ダイハツのディーラーの本業は新車販売です。下取りは新車購入をスムーズに進めるための付帯サービスであり、10年落ちの中古車を高く買い取って再販益を出すことは主目的ではありません。

理由内容
①販路が限られている自社系列の中古車店での再販が基本。10年落ちのLA150Sは店頭に並べにくく、オークションに流すと手数料がかかるため、安めに仕入れる傾向がある
②査定が画一的になりやすい年式と走行距離をベースに機械的に算出するため、カスタムRSとノーマルLの中古市場での人気差が十分に反映されにくい
③新車値引きとの相殺がある下取り額を多めに見せる代わりに新車側の値引きを控える場合があり、トータルで見ると得していないケースもある

ムーヴで特に問題になるのは②です。前のセクションで見たとおり、カスタムRS ハイパーSA IIとノーマルLでは中古車市場で30万〜40万円の差がつきます。しかしディーラーの査定システムでは、両方とも「10年落ちのムーヴ」として大きな差がつかない傾向があります。カスタムRSの市場価値が十分に反映されないまま下取りに出してしまうと、本来受け取れるはずの金額を逃すことになります。

買取専門店で10年落ちムーヴに高値がつく理由

買取専門店は「中古車を仕入れて利益を出す」ことが本業です。1台1台の市場価値を見極めて査定する仕組みが整っています。

理由内容
①販路が多い国内オークション・直販・パーツ販売など、車の状態に合った出口を選べる
②リアルタイムの相場を反映オートオークションの直近落札データを参照するため、カスタムRS人気やターボ需要がすぐに査定額に反映される
③軽自動車専門店があるムーヴ・タント・ワゴンRなどの軽自動車専門店が全国に多数あり、10年落ちでも「売れる在庫」として積極的に仕入れている

MOTAの解説にもあるとおり、ムーヴのような人気軽自動車は、一般的な下取りでは「人気」が反映されにくいが、オートオークションの落札価格をベースにする買取であれば人気が加味されるため、下取りより高額になるケースが多いとされています。

特にムーヴカスタムは「台数が少ないターボ車」「4WD車」が新車価格以上の評価を受けることもあり、こうしたプレミアムはディーラー下取りでは反映されにくいポイントです。

下取りと買取の差額を具体例で比較

2016年式ムーヴの代表的なケースで、ディーラー下取りと買取専門店の差額を比較します。

車両ディーラー下取り買取専門店差額
カスタム RS ハイパーSA II(5万km)15万円35万円+20万円
カスタム X SA II(7万km)8万円20万円+12万円
X SA II(7万km)3万円10万円+7万円
L(10万km超)0万円3万円+3万円

※下取り価格はグーネット「ムーヴ LA150S 下取り相場(2014年式カスタムRS 3万km:90万円、5万km:83.6万円、10万km:75.1万円の下落傾向)」から10年落ち相場を推計。買取価格は前セクションのグレード別相場表に準拠

カスタムRS ハイパーSA IIでは約20万円の差がついています。20万円あれば、次の車の頭金やオプション費用に充てられます。

一方、ノーマルL(10万km超)の場合、ディーラーでは「0円」と言われることが多いですが、買取専門店では3万円の値がつくケースがあります。「廃車費用として1万〜2万円を請求される」のと「3万円を受け取れる」のでは、実質4万〜5万円の差です。金額としては小さく感じるかもしれませんが、軽自動車の年間の軽自動車税(10,800円)の約4年分に相当します。

ただし、ディーラー下取りには「新車購入と同時に手続きが完了する」「なじみの担当者に任せられる」という利便性のメリットもあります。手間を最小限にしたい方にとっては合理的な選択肢です。大切なのは、下取り額だけで即決せず、一度は買取専門店の見積もりと比較してみることです。比較した上でディーラー下取りを選ぶなら、それは十分に納得のいく判断と言えます。

次は、「そもそも今売るべきなのか、もう少し乗り続けるべきか」を維持費の面から考えてみましょう。

乗り続ける vs 今売る|10年落ちムーヴの維持費シミュレーション

ダイハツムーブ10年落ちの買取価格相場表記事

「軽自動車は維持費が安いから、もう少し乗り続けても大丈夫だろう」と考えている方は多いでしょう。たしかにムーヴの維持費はヴォクシーのような普通車と比べれば安く、税金面でも軽自動車は有利です。

ただし10年を超えた軽自動車は、部品の劣化が一気に進む時期に差しかかっており、修理費が「維持費の安さ」を打ち消してしまうケースがあります。「乗り続けるコスト」と「今売った場合の手取り」を具体的に比較してみましょう。

10年落ちムーヴで発生しやすい維持費

10年を超えると、これまで問題なく動いていた部品が寿命を迎え始めます。ムーヴ(KFエンジン搭載車)に多い故障事例も含めて、発生しやすい費用をまとめました。

項目費用目安補足
エアコンコンプレッサー交換8万〜15万円KFエンジン搭載車で特に故障報告が多い。夏場に集中
オルタネーター(発電機)交換3万〜6万円夏場の高温で故障しやすい。リビルト品で費用を抑えられる場合も
タービン交換(ターボ車のみ)7万〜12万円異音・白煙・パワー不足が出たら要注意
CVTフルード交換1万〜3万円8万km前後が目安
ブレーキパッド&ドラムシュー交換2万〜4万円リヤドラムの筋・摩耗に注意
マフラー交換(内部腐食・異音)2万〜4万円タイコ内部の隔壁腐食によるガラガラ音
タイヤ交換(4本)2万〜4万円軽自動車用は普通車より安い
車検費用(5回目)5万〜8万円法定費用+基本整備
軽自動車税の増税(13年経過時)年間+2,100円10,800円→12,900円(約20%増)
重量税の増額(13年経過時)2年で+1,600円6,600円→8,200円
※エアコンコンプレッサー・オルタネーター・タービンの故障事例と修理費は「部品屋のウラ話」L175S/LA100Sムーヴ故障解説記事を参照。マフラー異音は「車修理買い替え.com」ムーヴ故障事例(タイコ内部腐食、交換約3万円)を参照。軽自動車税の増税額は総務省「軽自動車税種別割の税率」、重量税の増額は国土交通省「自動車重量税額表」を参照

すべてが同時に起きるわけではありませんが、10年〜12年の2年間にこれらが重なると、合計で10万〜25万円程度の出費になる可能性があります。

ムーヴ特有の注意点は、エアコンコンプレッサーの故障です。ダイハツのKFエンジン搭載車(ムーヴ・タント・ミラ等)は、整備工場からのコンプレッサー関連の問い合わせが非常に多い車種として知られています。コンプレッサーが焼き付くと単体交換では済まず、エキスパンションバルブやコンデンサーの交換、配管清掃まで必要になることがあり、修理費は10万円を超えるケースも珍しくありません。

また、カスタムRSのターボ車ではタービンの故障にも注意が必要です。経年劣化による異音やブースト不足が出た場合、リビルト品でも部品代5万円前後+工賃で合計7万〜12万円の出費になります。

軽自動車のエアコンやタービンの修理は、車両の買取価格に対して修理費が高くつきやすいのが特徴です。10万円の修理費を払っても、査定が10万円上がることはまずありません。「壊れたまま売る」が正解になるケースが多いのは、こうした構造があるからです。

「今売る」vs「2年後に売る」差額シミュレーション

2016年式 カスタム RS SA II(走行距離7万km)を例に、今売る場合と2年後に売る場合を比較します。

項目今売る(10年目)2年後に売る(12年目)
想定買取価格30万円15万〜20万円
2年間の維持費合計0円▲10万〜20万円
差し引き手取り30万円▲5万〜10万円
※買取価格は本記事のグレード別相場表に準拠。維持費は上記表の修理項目から、車検費用+消耗品交換1〜2項目+税金が発生する想定で算出

2年間乗り続けた場合、買取価格の下落(▲10万〜15万円)と維持費(▲10万〜20万円)を合わせると、最大で約35万円の差が生まれる可能性があります。

ただし、この比較はあくまで「車を手放して代わりの移動手段がある場合」を前提にしている点には注意が必要です。車がなくなれば通勤や買い物にタクシー・レンタカー・カーリースなどの代替手段が必要になり、そのコストは別途発生します。たとえば月額2万〜3万円のカーリースを2年間利用すれば48万〜72万円、中古の軽自動車を別途購入するなら50万〜80万円の出費です。

つまり、「今売って35万円得をする」のではなく、「今売った場合の手取り」と「乗り続けた場合の維持費+値下がり」と「代替手段のコスト」の3つを天秤にかけて判断するのが正しいアプローチです。

乗り続ける判断が合理的なケースもあります。たとえば「すでに次の車を購入済みで、納車待ちの間だけ乗る」「あと半年で生活環境が変わり車が不要になる」「走行距離が年間3,000km以下で修理リスクが低い」といった場合は、無理に今売る必要はありません。

一方で、エアコンやタービンの不調がすでに出始めている場合は、修理費が買取価格を上回るリスクがあるため、早めに査定を受けておくことをおすすめします。修理してから売ろうとしても、修理費が査定額の上乗せ分を超えることがほとんどだからです。

売却の方向で動くなら、査定前にやっておきたい準備が5つあります。

10年落ちムーヴの査定基準と高く売る5つのコツ

ダイハツムーブ10年落ちの買取価格相場表記事

10年が経過したムーヴの査定で、プロの業者は「年式」だけで金額を決めているわけではありません。「装備の動作状態」と「丁寧に使われてきた形跡」の2点が、実際の査定額を左右します。ここでは査定で見られるポイントと、お金をかけずに実行できる高額査定のコツを5つにまとめました。

① スマートアシストの動作確認をしておく

2016年式ムーヴの査定で重要になるのが、スマートアシスト(SA II)の有無と動作状態です。SA搭載車と非搭載車では5万〜10万円の差がつくこともあるため、搭載車であれば正常に動作していることが大きなプラスになります。

チェック項目査定での扱い
SA II搭載車(動作正常)標準的な査定額
SA II搭載車(警告灯が点灯)減額の可能性あり
SAなし車SA搭載車より低めの査定

査定前にやるべきことは、エンジンをかけてメーターパネルにスマートアシストの警告灯が出ていないかを確認するだけです。警告灯が出ていなければ問題ありません。

なお、警告灯が点灯している場合でも、自費で修理してから査定に出す必要はありません。修理費が査定の上乗せ分を上回ることがほとんどだからです。現状のまま査定に出し、複数社の見積もりを比較しましょう。

② メンテナンスノート(整備記録簿)を必ず用意する

メンテナンスノートは、10年間の整備履歴が一目でわかる書類です。これがあるかないかで、査定額に1万〜3万円の差がつきます。

「1万〜3万円なんて小さい」と感じるかもしれませんが、たとえば10万円の査定車両で3万円の差が出れば30%の違いです。軽自動車は元の車両価格が安いぶん、この「率」で考えると整備記録簿の影響は普通車以上に大きいと言えます。

ダッシュボードに入れっぱなしの方が多いですが、査定時には取り出して査定士にすぐ渡せるようにしておきましょう。定期的にオイル交換をしてきた履歴が記録簿に残っていれば、「エンジンの状態が良い」という間接的な証拠になります。

③ 外装の傷は直さず、内装の清掃と消臭だけ行う

10年乗っていれば外装に傷や凹みがあるのは自然なことです。買取業者は自社の提携工場で安く修理できるため、ユーザーが板金修理に数万円を使ってから査定に出すのはかえって損になります。

状態おすすめの対応
小さな傷(1cm未満)そのままでOK
大きな凹み(10cm以上)自費修理は損。そのまま出す
車内の臭い(タバコ・ペット)消臭スプレー+数日間の換気
フロアマット・シート下の汚れウェットシートで拭き取り
シートカバーを使っていた場合外してシートの綺麗さを見せる

外装はそのまま、内装の清掃と消臭だけ行うのが最もコストパフォーマンスの良い査定対策です。

ムーヴで見落としがちなのは、後部座席の足元やシートの隙間に溜まったゴミ・食べかすです。ムーヴは通勤や買い物の「足」として使われることが多く、日常使いの汚れが蓄積しやすい車種です。後部座席をさっと掃除するだけで「きちんと手入れされていた車」という印象を査定士に与えられます。

④ カスタム系・ターボ車・人気カラーは強気で交渉する

ムーヴの中古車市場では、グレードとボディカラーによって再販のしやすさが大きく異なります。自分の車が人気の条件に当てはまっている場合、最初の提示額で即決せず、交渉の余地を探りましょう。

条件査定への影響
ブラック / パールホワイト他色より+2万〜5万円の傾向
カスタムRS(ターボ)ノーマルモデルの2〜3倍の査定
スマートアシスト搭載+5万〜10万円
4WD降雪地域で+3万〜8万円
LEDヘッドランプ装備(ハイパー系)+2万〜5万円

※参照:車査定のしゃうる「ムーヴカスタム カラー別販売データ(黒系が全体の30.48%で最多、中央値28.9万円)」、MOTA「ムーヴ ターボ車・4WD車は新車価格以上の評価を受けることもある(台数が少なく希少性がある)」より

MOTAの解説によると、ムーヴカスタムは台数が少ないターボ車・4WD車ほど希少性があり、新車価格以上の評価を受けることもあるとされています。「うちの車はターボ付きで4WD」という方は、その希少性を武器に交渉してみてください。

一方で、社外パーツ(アルミホイールやエアロなど)を装着している場合は注意が必要です。純正パーツが手元に残っていれば一緒に渡すことでマイナス査定を防げますが、純正パーツがない場合はマイナスになることもあるため、その点は覚えておきましょう。

⑤ 必ず複数社の査定を比較する

10年落ちのムーヴは、業者によって査定基準が異なります。国内再販を重視する業者と軽自動車専門店では、同じ車でも5万〜15万円の差が出ることがあります。最低でも3社の査定を取り、最高額を基準に判断するのが基本です。

carview!のデータでは、3社以上の見積もり比較で平均20万円の差が出たという実績もあります(全車種平均)。軽自動車に限れば差額は小さくなりますが、それでも数万円〜十数万円の差は珍しくありません。

特にムーヴは、ネクステージのように軽自動車専門店を展開している買取業者が「得意車種」として積極的に仕入れている車種です。こうした専門店が査定に参加するサービスを利用すれば、一般的な買取店よりも高い評価が出やすくなります。

次のセクションでは、10年落ちムーヴの状態に合わせた具体的な売却先を紹介します。

10年落ちのムーヴにおすすめの買取サービス3選

10年落ちムーヴの売却先は、車の状態(カスタムRS / ノーマル / 過走行)や、電話対応への許容度によって最適なサービスが変わります。ここでは性質の異なる3つのサービスを、「どんな人に合っているか」という視点で紹介します。

CTN車一括査定 ― 電話ラッシュなしで高額査定を狙いたい人

CTN車一括査定は、全国600社以上の提携業者の中から、高額査定を出した上位3社だけが連絡してくるサービスです。従来の一括査定にありがちな「申し込み直後に10社以上から電話が鳴り続ける」という問題がなく、3社とだけ落ち着いてやり取りできます。

CTNの特徴は、提携業者を厳選している点です。「とにかく数を集めて競わせる」のではなく、質の高い業者だけを揃えることで、しつこい営業や強引な交渉といったトラブルを防いでいます。実際にネット上の口コミでも対応の丁寧さや査定額への満足度に関する評価が高く、一括査定サービスにありがちな「申し込んで後悔した」という声が少ないのが特徴です。

ムーヴの売却にCTNが向いている理由は、軽自動車専門店や地域密着型の中古車店を含む多様な業者がマッチングされる点です。ムーヴカスタムは中古の軽自動車市場で常に一定の需要がある車種なので、軽自動車を得意とする業者が参加すれば、一般的な大手買取店よりも高い金額が出る可能性があります。

また、CTNは解体業者や貿易グループとも提携しており、過走行車や不動車にも対応できます。

項目内容
方式一括査定(上位3社のみ連絡)
提携業者数600社以上
電話の多さ最大3社のみ
得意な車両カスタムRS系・過走行車・事故車
費用完全無料(査定料・手数料・陸送費すべて無料)

電話の手間を抑えつつ、複数社の競争で高値を引き出したい方に向いています。

CTN車一括査定の評判・口コミを見てみる

ユーカーパック ― 電話を受けたくない人

ユーカーパックは、最大8,000社以上が参加するオークション形式の買取サービスです。やり取りはユーカーパックの担当者1名のみで、買取業者から直接電話がかかってくることはありません。

ユーカーパックの公式データによると、ムーヴの買取実績で最も高く売れるグレードは「カスタム RS ハイパーリミテッド SA3」で、次いで「カスタム X リミテッド SA3」「カスタム RS ハイパー SA3」が続きます。カスタム系の人気グレードを持っている方は、全国の業者がオンラインで競り合うオークション形式の恩恵を受けやすいでしょう。

項目内容
方式オークション(最大8,000社以上が入札)
電話の多さユーカーパック1社のみ
得意な車両状態良好車・カスタム系・人気カラー
費用完全無料

「3社でも電話は面倒」という方や、営業トークに対応するのが苦手な方にはユーカーパックが最適です。

ユーカーパックの評判・口コミを見てみる

カーネクスト ― 過走行・低年式で「0円」と言われた人

「走行距離13万キロ超え」「エアコンが壊れている」「ディーラーで廃車費用を請求された」。こうした状態のムーヴに対応するのがカーネクストです。原則「0円以上」での買取を保証しており、廃車手続きの代行やレッカー代も無料です。

ムーヴのカスタムRS系なら10年落ちでも値段がつくケースが多いため、カーネクストの出番は限られるかもしれません。ただし、ノーマルLの過走行車やエアコン・タービンが故障している車両など、CTNやユーカーパックで値がつかなかった場合に「最後の受け皿」として頼れるサービスです。

項目内容
方式直接買取
電話の多さカーネクスト1社のみ
得意な車両過走行・事故車・不動車・低年式
最低保証0円以上保証
費用完全無料(廃車手続き・レッカー代込み)

軽自動車は鉄資源や部品としての需要が一定量あるため、動かない状態でも値段がつく場合があります。廃車費用を払って処分する前に、一度カーネクストに査定を依頼してみる価値はあります。

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3社の特徴比較表

自分の状況に合ったサービスを選ぶための一覧です。

CTN車一括査定ユーカーパックカーネクスト
方式一括査定(上位3社)オークション直接買取
電話の多さ最大3社1社のみ1社のみ
得意な車両カスタムRS・過走行車状態良好・カスタム系過走行・故障車・不動車
こんな人向け電話を抑えつつ高値を狙いたい電話を最小限にして相場を知りたい他社で断られた車を売りたい

迷った場合のおすすめの流れは、まずCTN車一括査定で上位3社の見積もりを取る → 電話対応が嫌ならユーカーパックでオークションにかける → それでも値段がつかなかったらカーネクストに依頼、という順番です。

ムーヴは軽自動車の中でも中古車需要が安定している車種なので、1社だけで決めてしまうと、提示された金額が相場の上限なのか下限なのか判断がつきません。少なくとも2つのサービスで見積もりを取ることで、「自分の車の今の値段」が見えてきます。

10年落ちのムーヴに関するよくある質問

10年落ちムーヴの売却でよく寄せられる疑問をまとめました。

10年落ちのムーヴは値段がつかない?

いいえ。カスタムRS系で15万〜50万円、ノーマルXでも3万〜20万円の相場があります。ノーマルLの過走行車は0円に近づくこともあるため、早めの査定がおすすめです。

カスタムとノーマル、どれくらい査定が違う?

カスタムRS(ターボ)はノーマルLの3〜5倍になることがあります。同じ10年落ちでもグレードで0円〜50万円の差が出ます。

スマートアシストの有無は査定に影響する?

はい。SA搭載車とSAなし車で5万〜10万円の差がつくことがあります。

エアコンが壊れていても売れる?

はい。自費修理(8万〜15万円)しても査定額に全額反映されないため、そのまま査定に出すほうが経済的です。

ディーラー下取りと買取専門店でどれくらい差が出る?

5万〜20万円の差が出ることがあります。まず買取専門店の見積もりを取り、ディーラーの下取り額と比較してみてください。

13年経過する前に売ったほうが得?

税金面では有利です(軽自動車税が約20%増)。ただし年間2,100円の増加なので、税金だけで判断するより「税金+相場下落」の合わせ技で考えるのがよいでしょう。

ダイハツの認証不正問題は査定に影響している?

一時的な影響はありましたが、2026年現在ではムーヴの相場はほぼ回復しています。認証不正を理由に大幅減額されるリスクは低いです。

ご自身の状況に近い質問があれば、判断材料としてお役立てください。

10年落ちのムーヴはカスタムなら値段がつく!売るなら13年経過前の今が有利

10年落ち(2016年式)のムーヴは、カスタムRS系で15万〜50万円、カスタムX系で10万〜35万円、ノーマルX/Lでも0万〜20万円と、グレードによって相場の幅が大きい車種です。「10年乗ったから値段はつかない」と決めつけず、まずはご自身のグレードに合った相場を確認することが大切です。

この記事でお伝えしたことを10点にまとめました。

この記事の要点まとめ

  • カスタムRS系は10年落ちでも15万〜50万円の買取相場がある。ノーマルLとは最大40万円以上の差
  • スマートアシスト搭載車と非搭載車では5万〜10万円の査定差がつく
  • カスタムRS(ターボ)はムーヴの中で最も値持ちがよく、黒系カラーが全体の約3割で最多
  • ディーラー下取りと買取専門店で5万〜20万円の差が出ることがある
  • 2年間乗り続けると維持費+価格下落で最大35万円の差が生まれる可能性がある
  • エアコンコンプレッサーとタービンの故障はムーヴ特有の高額修理リスク
  • 外装の傷は修理せず、内装の清掃と消臭だけ行うのがコスパのよい査定対策
  • ターボ車・4WDは台数が少なく希少性があり、新車価格以上の評価を受けることもある
  • 2029年の13年経過で軽自動車税が約20%増。相場下落との合わせ技で判断を
  • 2025年6月に新型ムーヴ(7代目)が発売されており、6代目の相場に今後影響する可能性がある

売却先に迷ったら、まずはCTN車一括査定やユーカーパックで見積もりを取って、今の相場を確認するところから始めてみてください。

乗り換え先としては、2025年6月発売の新型ムーヴ(スライドドア採用・135.8万円〜)のほか、ムーヴキャンバスやスズキ ワゴンRスマイルなども候補になるでしょう。今の車の売却額が次の車の頭金になりますので、まずは相場確認から動いてみるのがおすすめです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。この記事が、あなたのムーヴの売却判断に少しでも役立てば幸いです。

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