「デミオを売却したいけど、どこに売ればいいかわからない…」「損するのは嫌だ」と悩んでいる方は多いのでは無いでしょうか。
結論を先に言えば、デミオは1社の提示で決めず、複数の買取店に同時に当たって金額を競わせるのが正解。
まずは下記の早見表でデミオの3〜13年落ちの相場を確認して下さい。
【早見表】デミオの買取相場(2026年・3〜13年落ち比較)
| 経過年数(年式・登録上の名称) | 買取相場の幅 | 中央値の目安 |
|---|---|---|
| 3年落ち(2023年式・マツダ2) | 38万〜138万円 | 約90万円 |
| 5年落ち(2021年式・マツダ2) | 52万〜115万円 | 約80万円 |
| 7年落ち(2019年式・改名の過渡期) | 10万〜82万円 | 約50万円 |
| 10年落ち(2016年式・デミオ) | 3万〜63万円 | 約25万円 |
| 13年落ち(2013年式・デミオ) | 1万〜49万円 | 約5〜10万円 |
デミオは2019年9月にマツダ2へ改名されており、車体(4代目DJ型)はそのままに名前だけが変わりました。3年・5年落ちは登録上マツダ2、10年・13年落ちがデミオです。
査定額は車名ではなく車両そのもの(型式・年式・走行距離・グレード)で決まるため、どちらの名前で出しても金額は変わりません。
この記事では節目の年式ごとの相場に加え、下取りとの差額、延長された保証がいつ切れるか、そして業者オークションの月別実データから見た「売ってはいけない月」までまとめました。
この記事を読んでわかること
- 10年落ち2016年式デミオが実際いくらで売れているか(成約実績20件の実額)
- 3年・5年・10年・13年と、節目の年式ごとに相場がどこまで下がるか
- 「デミオ」と「マツダ2」どちらの名前で売ると得か、改名で損しない売り方
- ガソリンとディーゼルXDでどれくらい査定が変わるか、DPF不調の扱い
- 13年で自動車税・重量税がいくら増えるか、車検を通す前に売るべきかの線引き
- マツダが延長した3つの保証が、2016年式ではいつ切れる(切れた)のか
- オークション実データで見る、相場が年間で最も下がる月と最も上がる月
- 状態や事情に合わせた買取サービスの選び分け(営業電話を抑えたい人向けも)
「目的別!デミオの車買取サービス3選」へジャンプできます。電話のやり取りを減らしたい人、買取店と直接話したくない人、走行が伸びて他店に渋られた人――タイプ別に3社を整理しています。
デミオ10年落ち(2016年式)の買取相場
10年落ち(2016年式)デミオの買取相場は、ソースによって幅があり3万〜63万円、実取引の中央値は20万円台です。
2016年式は4代目DJ型の前期にあたり、ディーゼルXDの設定もある世代です。
10年・10万kmは整備費が意識され始める節目で、ここから査定の見られ方が変わってきます。
下の写真は4代目DJ前期のデミオで、グレードと状態で相場の見方が変わります。
グレード別の買取相場(13S・15S・XD)

グレードで見ると、値持ちするのはディーゼルのXDで、ガソリンは15S、13Sの順に続きます。
状態のいい人気色XDなら40万〜60万円、反対に過走行で内外装の傷んだ13Sだと一桁万円台まで開くのが10年落ちの幅です。
10年落ちは集計ソースで開きが大きいため、複数の集計を並べて実態を掴むのが有効です。
実取引中心のガリバーでは3万〜54万円(平均約19万円)、状態のよい車を含む車選びドットコムでは33万〜63万円、グーネットの代表値は約35万円です。
| ソース | 2016年式(10年落ち)の買取相場 |
|---|---|
| ガリバー実取引 | 3万〜54万円(平均約19万円) |
| 車選びドットコム | 33万〜63万円 |
| グーネット | 約35万円 |
同じ10年落ちでソースごとに数字が違うと、「結局いくらなの」と戸惑った方もいるかもしれません。
これは母集団の違いで、ガリバーは過走行や下限の車まで含む実取引、車選び・グーネットは状態のよい掲載車が多いためです。
自分の車を当てはめるなら、走行10万km前後・無事故なら20万〜35万円、走行5万km台で人気色のXDなら40万〜60万円が現実的な目安になります。
走行距離別の価格推移

10年落ちは走行距離が価格を大きく左右し、5万kmと10万kmが二段の節目になります。
同じ2016年式でも、距離の浅い車と10万km超では数十万円の差が開きます。
| 走行距離 | 10年落ち(2016年式)の買取目安 |
|---|---|
| 2万km以下 | 40万〜63万円 |
| 4万km前後 | 30万〜50万円 |
| 6万km前後 | 20万〜38万円 |
| 8万km前後 | 12万〜28万円 |
| 10万km超 | 3万〜20万円 |
とくに10年・10万kmを境に、買い手は近い将来の整備費や消耗品の交換を見込んで値を引き始めます。
足回りや電装の経年は避けられないぶん、不調が表に出る前に動いた車ほど高く残ります。
とはいえこの相場表はあくまで目安。人気色・ワンオーナー・整備記録ありなら高く出やすく、過走行や修復歴が重なればその分価格は下がります。
まずは無料の概算で、自分の距離帯が今いくらかを押さえておくと判断を誤りません。
実際いくらで売れた?2016年式デミオの買取実績20件
相場の幅を見ても、自分の車がどこに入るのかは掴みにくいものです。そこで2016年式デミオが実際にいくらで売れたのか、1台ずつの記録を並べます。
| グレード | 走行距離 | 買取価格 |
|---|---|---|
| XDツーリング | 4.1万km | 72.1万円 |
| 13Sブラックレザーリミテッド | 5.7万km | 69.0万円 |
| 13Sツーリング | 4.0万km | 59.4万円 |
| XDツーリング | 5.5万km | 50.0万円 |
| XDツーリングLパッケージ | 7.1万km | 48.3万円 |
| XDツーリング | 6.9万km | 45.0万円 |
| 13S | 7.7万km | 40.7万円 |
| 13Sツーリング | 10.1万km | 35.0万円 |
| XD | 4.1万km | 34.0万円 |
| 13C | 7.4万km | 18.9万円 |
| XDツーリング | 11.3万km | 14.4万円 |
| 13S | 12.9万km | 9.0万円 |
同じ2016年式で9.0万円から72.1万円まで、8倍の開きがあります。
ここで気づいてほしいのは、走行距離の順に並んでいないことです。実際、同じXDツーリングでも走行2.3万kmの1台が14.0万円で、4.1万kmの1台が72.1万円という記録が残っています。
距離が短いほうが5倍以上安いわけです。10年も乗った車になると、走った距離より内外装の傷み具合、整備の履歴、そして買い取った店がその1台をどこで売るつもりかのほうが強く出ます。
別の集計でも同じ傾向が出ています。カーセンサー買取に載る2016年式の成約例は、XDツーリングLパッケージが30万円、13Sツーリングが45万円、13Sが20万円という並びでした。
つまり10年落ちのデミオに「相場どおりの額」というものは存在しません。表の下のほうに沈むか上のほうへ乗るかは、出した先で決まります。
XDの煤リコールは処置済みか|2016年式は対象8.7万台の中にいる

2016年式のXDで査定額を最も動かすのは、走行距離でも色でもなく煤のリコールを処置したかどうかです。
マツダは2018年2月1日、デミオのディーゼルについてリコールを国へ届け出ました。低い車速で加速と減速を繰り返すと燃焼時の煤が増え、インジェクタの噴孔に積もって噴き方が乱れ、その煤が排気側のバルブガイド周辺にたまるという内容です。
そうなると排気バルブが動きにくくなり、圧縮が落ちて加速が鈍り、車体が振動します。警告灯が点いたりグローランプが点滅したりして、最悪の場合はエンジンが止まるとまで書かれています。
対象はデミオだけで、LDA-DJ5FSが73,319台、LDA-DJ5ASが13,639台。合わせて約8.7万台です。
| 型式 | 対象の製作期間 | 対象台数 |
|---|---|---|
| LDA-DJ5FS | 2014年8月5日〜2017年10月30日 | 73,319台 |
| LDA-DJ5AS(4WD) | 2014年11月4日〜2017年10月27日 | 13,639台 |
製作期間を見てのとおり、2016年式のXDは対象のど真ん中にいます。処置内容はバルブスプリングとインジェクタの無償交換に加え、エンジンとDPFにたまった煤の清掃まで含む大がかりなものでした。
ここが査定額を分けます。処置済みなら、買い手は最も高くつく故障の芽がひとつ潰れた車として見ます。未処置なら、自分で持ち込む手間と再発の可能性を織り込んで引きます。
実施の有無は販売店で車台番号から確認でき、済んでいれば記録が残っています。売る前に調べて記録を用意するだけで、同じ車が上の帯へ移るということです。
逆に警告灯が点いたまま、記録も出せないXDは、ガソリンの15Sより下に見られることさえあります。不調が浅いうちに、記録をそろえて動くのが損のない順序です。
10万km超・修復歴ありでも値はつく?

10万kmを超えていても、修復歴が付いていても、2016年式のデミオがすぐ0円になることはまずありません。
その理由は排気量にあります。日本政府は2023年8月9日から排気量1,900ccを超える車のロシア向け輸出を禁止しましたが、デミオは1.3Lと1.5Lしかなく、この線の下に収まります。
つまり中型以上のミニバンやSUVが失った販路を、デミオは今も使えるということです。年式で門前払いされない国も残っており、古い車でも行き先が完全には消えません。
修復歴の減額幅は、骨格への影響が軽ければ相場の1〜2割、大きければ3〜5割まで届きます。
ただし販路は業者ごとに違い、国内の店頭でしか売らない業者だと10年落ちの過走行車は仕入れても捌けません。だから同じ車でも「値段が付かない」と言う店と、数万円を提示する店に割れます。
確かめ方は簡単です。査定に来た人へ「うちの車、どこで売るんですか」と聞いてみてください。販路を持つ店は具体的に答えますし、持たない店は言葉を濁します。
輸出を持つ店と国内中心の店、両方の金額を並べてみたい方は>>こちらの3選で選び分けを確認して下さい。
10年落ちは走行と状態で評価がくっきり分かれる年式です。距離が10万kmに迫っていたり不調が出はじめているなら、早めに数社へ出して実額を並べてみてください。
デミオ3年落ち(2023年式)の買取相場
3年落ち(2023年式)の買取相場は38万〜138万円、走行2万km前後の中央値で90万円前後です。ここで押さえておきたいのは、2023年式はすでに「マツダ2」名義で登録されている点です。
車体は4代目DJ型のままですが、相場サイトでもデミオとは別ページで扱われ、改名後の新しい名前で高値帯を形成しています。残価率は高く、最も高く売れる旬の時期にあたります。
下の写真は現行マツダ2(旧デミオの4代目DJ型)です。
走行距離別の買取相場

3年落ちの実取引は走行距離別に1万km以下で79万〜143万円、1〜2万kmで52万〜146万円が中心です。
グレードではディーゼルのXDスポルトや15スポルトなど上位が140万円台を付け、ガソリン標準でも60万円台後半を保ちます。低走行・人気色・上位グレードがそろうほど上限に近づきます。
| 走行距離 | マツダ2(2023年式)の買取相場 |
|---|---|
| 1万km以下 | 79万〜143万円 |
| 1〜2万km | 52万〜146万円 |
| 2〜3万km | 61万〜132万円 |
同じ走行2万km台でも50万円以上の幅が出ます。上限に近づくのはXD(ディーゼル)やスポルト系の上位グレードで、人気色・ワンオーナー・整備記録簿ありが重なるときです。
反対に下限寄りになるのは、ガソリン廉価グレードに過走行や内装の使用感が重なる場合です。
3年落ちは残価率が高く業者間競争も起きやすいため、複数社で競わせると上限近くまで引き上げやすい年式です。下取りに出す前に、買取相場を一度押さえておくと交渉の基準になります。
3年落ちは値落ちが緩やかになる手前の、まだ高値が狙える年式です。残価が高いうちに複数社の査定を取れば、下取り提示額を大きく上回る結果につながりやすくなります。
次は同じくマツダ2名義の5年落ち(2021年式)を見ていきます。
デミオ5年落ち(2021年式)の買取相場
5年落ち(2021年式)の買取相場は52万〜115万円、中央値の目安は80万円前後です。
2021年式も登録上はマツダ2で、4代目DJ型の改良モデルにあたります。
3年落ちから2年で10万〜20万円ほど下がりますが、残価率はまだ高く、走行距離が伸びる前に動けば下取りより有利な売却が狙えます。グレードの傾向はディーゼルXDが高め、ガソリン標準が中位で、3年落ちと共通します。
下の写真は5年落ち世代のマツダ2です。
状態・グレード別の買取相場

5年落ちの実取引は、修復歴なしの標準で52万〜115万円、修復歴ありで38万〜61万円が目安です。
同じ2021年式でも、修復歴の有無で30万円近い差が出ます。
| 状態 | マツダ2(2021年式)の買取相場 |
|---|---|
| 修復歴なし・標準 | 52万〜115万円 |
| 修復歴あり | 38万〜61万円 |
30万円も違うと聞くと、黙っておこうかと迷う方もいます。ですが、それは通りません。
査定士は骨格部位の修復跡を必ず見ますし、オークションの検査でも判明します。伏せたまま契約すると、後から減額やトラブルの話になるだけです。
修復歴ありでも、軽微なものや人気色・低走行が重なれば下限まで落ちずに済むことも多く、複数社に出せば評価のばらつきから高い査定を拾えます。
残価が高い5年落ちのうちに動くほど、修復歴のマイナスを相場の高さで吸収しやすくなります。
5年落ちは残価率がまだ高く、走行距離次第で売り時を選べる年式です。
距離が伸びて相場が落ちる前に査定を取れば、下取りより高い売却を狙えます。次は中古市場での扱いが変わり始める10年落ち(2016年式)を見ていきます。
デミオ7年落ちの買取価格相場
7年落ち(2019年式)デミオの買取相場は全体で10万〜82万円、実取引の平均は50万円前後です。
2019年式は4代目DJ型の後期で、安全装備や1.5Lエンジンへの刷新が進んだ年式のため、同じ7年落ちでも装備と状態で価格差が大きく出ます。
グレードではディーゼルのXDが値持ちしやすく、走行距離は5万kmと10万kmを境に相場が大きく下がります。
グレード別・走行距離別・ガソリンとディーゼル別に、複数の買取データで裏取りした実際の額を順に見ていきましょう。
グレード別の買取相場
グレード別では、ガソリンの13Sが21万〜67万円、15Sが35万〜68万円、ディーゼルのXDが41万〜78万円が中心です。
デミオの高額買取はディーゼルのXD系が上位を占め、人気色や上位装備が重なると80万円近い査定も出ます。同じ7年落ちでもグレードと状態で50万円以上の開きが生まれます。
| グレード | 買取相場の幅 |
|---|---|
| 13S(ガソリン1.3L・標準) | 21万〜67万円 |
| 15S(ガソリン1.5L・標準) | 35万〜68万円 |
| XD(ディーゼル1.5L) | 41万〜78万円 |
同じ7年落ちでこれだけ開くのですから、高く売れる車には共通点があります。
ソウルレッドや黒・白系で走行5万km以下、整備記録簿が残るワンオーナーの禁煙車。この並びがそろった1台は、中央値を軽く超えていきます。
逆に不人気カラーで走行7万km超、そこへ喫煙臭や修復歴が加わると、同じ2019年式の13Sでも20万円ほど安くなります。
ディーゼルXDは燃費の良さと低速の粘りで中古の引き合いが強く、ガソリン13Sより明確に上の値が付きます。
覚えておきたいのは、新車店の下取り提示が買取相場の8割前後にとどまりやすい点です。
15Sの中央値50万円なら下取りは40万円台へ沈みがちで、それを切る額を出されたら買取専門店で取り直す値打ちがあります。
走行距離別の価格推移
ここは集計元によって話が食い違う箇所なので、2社の数字を並べます。片方だけを見ると判断を誤ります。
7年落ちの走行距離は5万〜8万kmに集まるため、ちょうどこの食い違いが出る帯に大半の車が入ります。
| 走行距離 | 車選びドットコム | カーセンサー買取 |
|---|---|---|
| 1万km以下 | 32万〜72万円 | 40.7万〜64.5万円 |
| 3万km前後 | 21万〜64万円 | 32.4万〜61.2万円 |
| 5万km前後 | 16万〜47万円 | 30.5万〜54.2万円 |
| 7万km前後 | 14万〜41万円 | 30.8万〜57.6万円 |
| 10万km前後 | 12万〜34万円 | 18.9万〜35.5万円 |
2社の下限を見比べると、5万km以降で差がはっきり開きます。
車選びドットコムは5万kmで16万円まで落ちる一方、カーセンサー買取は7万kmでも30.8万円を保っています。同じ距離帯で下限が倍ちがうわけです。
この差は「どちらかが間違い」ではなく、集計に入る車の状態がちがうことから生まれます。安く売られた車まで拾えば下限は下がり、成約した車だけを集めれば下限は上がります。
持ち主の側から見た意味はひとつです。7万km前後のデミオは、出す店しだいで14万円にも30万円にもなります。距離が伸びた車ほど、1社の提示を鵜呑みにする損が大きくなります。
さらにカーセンサー買取の全16区分をたどると、10万kmを超えても18万円前後で下げ止まり、15万km超ではむしろ26.2万円へ戻ります。国内で捌けない業者が手を引き、輸出を持つ業者が拾っているためと考えられます。
月1,000kmほど乗る使い方なら、この半年で節目をひとつ越えます。先に無料の概算で今の額を押さえておくと、慌てずに売り時を選べます。
XDは2024年9月で生産終了|ガソリンとの差はここから広がる
エンジンの違いで見ると、中古市場ではディーゼルXDが値を保ちやすい傾向です。そしてこの差は、今後さらに開く見込みがあります。
マツダは2024年8月19日に、MAZDA2の1.5Lディーゼルを同年9月17日で国内向け生産終了とすると発表しました。排ガス規制の試験方法が変わり、この1.5Lディーゼルを改良して残す合理性を欠くと判断したためです。
つまりXDはもう新車では手に入りません。コンパクトカーでディーゼルを選びたい人の受け皿が国内から消え、その需要が中古のデミオ/マツダ2へ流れ込む構図です。
軽油代の安さに低速トルクと低燃費が支持され、ガリバーやグーネットの高額買取上位にもXD系が並びます。希少性がここへ乗ってくるため、XDを持っている方は相場の下がり方がガソリンより緩やかになります。
一方で注意したいのは、XDは整備履歴と保証の有無で査定が割れる点です。
| タイプ | 7年落ち買取相場の傾向 |
|---|---|
| ガソリン(13S・15S) | 流通量が多く中位安定。15Sの方がやや高めに出やすい |
| ディーゼル(XD) | 中古人気で高値が付きやすい。ただしDPF・インジェクター不調歴があると評価が割れる |
「ディーゼルは高く売れるはず」と思っていた方は、XDでも査定額に幅が出る点を意外に感じたかもしれません。
幅が出るのは、XDが煤とDPFの問題を抱えた世代だからです。この点はメーカーがリコールとして正式に認めており、詳しくは前の章の持病の見られ方でまとめました。
短距離中心の使い方だと煤がたまりやすく、修理に20万〜30万円かかる例もあります。買い手はその費用を自分が被る前提で値を組み立てるため、記録が残っていない車ほど厚めに引かれます。
裏を返せば、リコールの処置済みを証明できるXDは、買い手のリスクがそこで消えるぶん高値に振れます。整備記録簿とリコール実施の記録は、査定の場でまとめて出してください。
7年落ちのXDは、この評価の分かれ目にちょうど差しかかる時期です。記録がそろっているうちに数社へ出せば、高いほうの値を拾えます。
10万km超・修復歴ありでも値はつく?
走行10万kmを超えたり修復歴があったりしても、デミオは0円にはなりにくい車種。
燃費の良さと壊れにくさが海外で評価され、実用車として買い手が付くからです。
国内では「もう値が付かない」と言われる車でも輸出ルートを持つ業者では評価が変わります。修復歴は減額要因ですが、軽微なら影響は限定的です。
修復歴ありの減額は、骨格部位への影響が軽微なら買取相場の1〜2割、重大なものでも3〜5割が目安です。
10万km超でも、ソウルレッドなどの人気色や整備記録がそろっていれば、二桁万円の査定が付く事も。
10万km級のデミオは、海外では現役の実用車として扱われます。国内販売中心の業者より海外バイヤーに直接出せる業者のほうが高く評価しやすく、同じ車で十万円前後の差が出ることもあります。
過走行や修復歴で他店の査定が渋かった場合でも、販路の広い業者なら結果が変わることがあります。他店で断られた車の行き先に迷っている方は、状況に応じたおすすめの買取サービスを>>こちらで確認して下さい。
平均50万円前後を保つ2019年式は、まだしっかり値の付く年式です。10万kmの段差に届く前なら、複数の買取店をあたって上限を狙えます。
デミオ13年落ちの買取相場

13年落ち(2013年式)デミオの買取相場は、実取引中心のガリバーで1万〜15万円(平均約4万円)、状態のよい車を含む車選びドットコムで19万〜49万円と幅があります。
2013年式は3代目DE型が中心で、ディーゼルの設定がないガソリン専用の世代です。1.3Lしかない車体は、前の章で触れたロシア向けの排気量制限にも当たりません。
下の写真は3代目DE型のデミオです。この世代は状態と販路の2つで、額が何倍にも割れます。
グレード・走行距離別の買取相場

3代目の主力グレードは13C・13Sで、実取引は1万〜15万円が中心です。一方で低走行・無事故の極上車は、掲載相場で40万円台が付く例もあります。状態による開きの大きさが13年落ちの実態です。
| ソース | 2013年式の買取相場 | 中央値の目安 |
|---|---|---|
| ガリバー実取引 | 1万〜15万円 | 約4万円 |
| カーセンサー買取 | 10.4万〜29.6万円 | 約18万円 |
| 車選びドットコム | 19万〜49万円 | 記載なし |
注目してほしいのは、3社の数字がまるでそろっていない点です。中央値でも4万円と18万円で4倍以上ひらいています。
13年落ちともなると、集計に入る車の数が減って1台ごとの状態の重みが増します。加えて、値を付けられる業者と付けられない業者の差そのものが、ここまで大きくなっているということでもあります。
国内の店頭でしか売らない業者にとって、3代目DE型は並べても回転しない在庫です。だから「値段は付きません」で終わります。
一方、輸出や部品取りのルートを持つ店は、同じ車を数万円から十数万円で引き取ります。3代目は構造が単純で交換部品の需要も残っており、捌く先さえあれば商品になるからです。
この4倍の開きは、裏返せば1社で決めた人がいちばん損をする年式だという意味になります。下取りで0円と言われても、廃車費用を払う前にもう2社当たってみてください。
断られた車の持ち込み先に迷っているなら、>>こちらの3選から自分の状態に近いものを選んでみてください。
続いて、多くの人が頭を抱える「デミオとマツダ2、どちらの名前で売れば得か」を解きほぐします。
デミオとマツダ2、どっちの名前で売ると得?改名で損しない売り方

先に答えを言うと、「デミオ」と「マツダ2」のどちらの名前で売っても査定額は変わりません。
査定は車名ではなく、型式・年式・走行距離・グレード・状態という車両そのもので決まるためです。
2019年9月の改名で混乱しやすいポイントですが、ここを正しく理解しておくと、相場サイトの見方や売却の段取りで損をしなくなります。改名の経緯と、自分の車がどちらの名義に当たるかを順に整理します。
2019年9月の改名と4代目DJ型の継続
デミオは2019年7月に発表され、同年9月に「マツダ2」へ車名が変わりました。
これは欧州やアジアで使われていた「MAZDA+数字」の名前にグローバルで統一したもので、車体は4代目DJ型のまま継続しています。
フルモデルチェンジではなく、名前と一部の改良にとどまる変更です。
そのため2019年式は、1月から8月までに登録された車が「デミオ」、9月以降の車が「マツダ2」という形で混在します。
中古車の検索や相場サイトでは、改名後の車はマツダ2のページに、改名前やそれ以前の世代はデミオのページに分かれて掲載されています。
同じ7年落ちでも、どちらの名前で探すかで表示される相場が違って見えるのは、この掲載上の分かれ目が理由です。両方を見比べておくと、自分の車の相場をより正確に掴めます。
査定額は車名ではなく車両で決まる
買取の査定は、車検証に記載された型式・初度登録年月・走行距離・グレード・装備・状態をもとに算出されます。車名そのものは査定額に影響しません。
つまり「マツダ2の方が新しい名前だから高く売れる」「デミオだと安く買い叩かれる」といったことはなく、同じ車体・同じ条件なら金額は同じです。
実際に相場が違って見えるのは、名前の差ではなく中身の差です。
マツダ2名義で流通する車は2019年9月以降の新しい年式が中心なので相場が高く、デミオ名義は2019年前半より古い車が多いので相場が低い――母集団の年式構成が違うだけです。
売却時に「どちらの名前で出すか」を悩む必要はなく、業者は車検証を見て適正に評価します。査定額に納得できるかどうかは、名前ではなく複数社を比べて引き出すことで決まります。
改名による名前の違いは、売却額には関係しません。大事なのは車検証で世代とエンジンを確認し、複数社の査定で実額を比べることです。
では本題の、新車店の下取りと買取専門店でいくら金額が変わるのかを、デミオの具体例で詰めていきます。
なぜディーラー下取りは安い?デミオを買取専門店で売ると高い理由

新車店に下取りへ出すと、買取専門店に売る場合より平均で10万〜20万円ほど低い額になりがちです。
からくりは単純で、新車店は引き取った車を自社で売らずに業者間オークションへ回すことが多く、そこで生じる手数料や利幅があらかじめ下取り額から差し引かれているためです。
おまけに新車の値引きと下取り額がひとまとめで示されるため、下取りが安く抑えられていても気づきにくくなります。仕組みと、デミオでの差額の目安を順に見ていきます。
ディーラー下取りが安くなる仕組み
新車店の本業はあくまで新車を売ることで、引き取った中古車をさばくのは専門ではありません。
だから下取り車の大半は業者オークションへ流れ、出品手数料や陸送費、業者の利幅がそのぶん下取り額から削られます。
一方の買取専門店は、自社の店頭や海外への輸出ルートで車を直接売りさばけます。間に挟まるコストが少ないぶん、その差を査定額へ回せる――これが下取りと買取で金額が開く本当の理由です。
さらに新車の商談では値引きと下取りがワンセットで提示されるので、下取りが相場より低くても、値引き幅の大きさに目を奪われて見落としがちです。
「下取りに出すと言った途端、値引きの話が渋くなった」という経験談も、両方が同じ財布から出ている証拠です。
妥当かどうかを見るなら、値引きの話といったん切り離し、下取りの数字だけを取り出して相場の表に当ててみることです。
買取専門店の査定という外部の物差しを一つ持っておけば、新車店との交渉でも足元を見られにくくなります。
【シミュレーション】下取りと買取の差額イメージ
どの程度の開きになるのか、デミオのよくある条件で見積もってみます。
下取り額はおおむね買取相場の8割が目安なので、グレードや年式に応じて10万〜20万円ほどの差が出る計算です。
下取りのまま進めるか、買取まで足を伸ばすか。判断の材料にしてください。
| グレード・条件 | 下取り → 買取 | 差額 |
|---|---|---|
| 15S(ガソリン)・7年落ち5万km | 約40万円 → 約52万円 | 約12万円 |
| XD(ディーゼル)・7年落ち5万km | 約55万円 → 約70万円 | 約15万円 |
| 13S(ガソリン)・10年落ち8万km | 約14万円 → 約22万円 | 約8万円 |
差額の10万〜15万円は、乗り換え時の登録諸費用やタイヤ一式を十分まかなえる金額。
ここまで開くなら、買取を一度検討する意味は大きいといえます。
もちろん「数万円の差ならラクな下取りで十分」という選び方もありますが、ディーゼルXDのように中古で人気の高いグレードほど業者の取り合いになり、差が大きく広がりやすいのが現実です。
下取り額に少しでも引っかかりを覚えたら、一括査定で複数社の概算を取り、下取りの数字と並べて見比べてみる値打ちがあります。
そこで下取りのほうが高ければ下取りを選べばいいだけで、査定を取ること自体に損はありません。差を実額でつかんでから乗り換えの予算を組むのが、遠回りのない順序です。
下取りの数字と並べる相手をどう選ぶかは、目的別の3選にまとめています。
今売るか車検後か|デミオの維持費・13年重課とタイミング
デミオの売却でつまずきやすいのが、車検や13年の節目を前にした「今手放すか、もう少し乗るか」の見極め。
先に答えを言うと、買い替えの意思が固まっているなら、車検代を払う前に手放したほうが手取りは残ります。
車検に十数万円かかるうえ、13年を超えれば税が上がり、ディーゼルXDなら修理のリスクも乗ってきます。ただしデミオにはもうひとつ、あまり知られていない期限があります。マツダが延ばしてくれた保証の切れる日です。
2016年式は、延長された保証が3つとも切れる年に入った
マツダは不具合が見つかった部品について、通常の保証より長い期間の無償修理を認めることがあります。デミオにはこの保証期間延長が3件あり、2016年式はその全部が満了済みか、今年で満了します。
| 延長された保証 | 対象 | 2016年式での期限 |
|---|---|---|
| エアコン・コンデンサ(登録から7年・走行無制限) | 13S・15S・XDすべて | 2023年に満了済み |
| オルタネータ・プーリー(登録から10年・走行無制限) | XD(ディーゼル)のみ | 2026年に満了 |
| リアシートベルト(登録から10年・走行無制限) | 13S(1.3Lガソリン)のみ | 2026年に満了 |
エアコン・コンデンサの延長は、融雪剤でチューブが腐食して冷媒が漏れ、冷房が効かなくなるという不具合に対するものでした。対象がデミオとCX-3の2車種だけという、かなり絞られた延長です。
問題は、この期限を過ぎるとエアコンの修理が全額自己負担になることです。コンデンサ交換は部品と工賃で数万円から十万円台に届きます。
XDのオルタネータ・プーリーも同じ構図です。グリースが早く傷んで異音が出はじめ、放置すると発電そのものが止まります。走行中にそうなれば路上でレッカーを待つことになり、修理も自費です。
これらは車検で引っかかる項目ではないので、通しても解決しません。むしろ車検を通した直後に保証だけ切れる、という並びになりやすいのが2016年式の位置です。
買い手側も同じ計算をします。保証が残っている車なら不具合が出てもメーカー持ちですが、切れた車は買い取った店の負担になるため、そのぶん査定から引かれます。
まだ2026年のうちなら、XDと13Sは10年の保証がぎりぎり生きています。期限が来る前に査定だけでも取っておくと、判断の材料がひとつ増えます。
13年経過で自動車税・重量税はいくら上がる?
13年落ち(2013年式)のデミオは普通車のため、軽自動車とは別の税額が適用されます。
自動車税(種別割)は1.5L以下の旧税率で年34,500円から13年経過後は39,600円へ、約5,000円上がります。
重量税も車検時(2年分)に重課され、車両重量1t以下なら16,400円から22,800円、1t超〜1.5t以下なら24,600円から34,200円へ増えます。
| 税目 | 13年経過前 | 13年経過後 |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割・1.5L以下旧税率) | 34,500円/年 | 39,600円/年 |
| 重量税(0.5t超〜1t以下・2年) | 16,400円 | 22,800円 |
| 重量税(1t超〜1.5t以下・2年) | 24,600円 | 34,200円 |
ここで注意したいのが、ディーゼルXDは自動車税の重課が「11年経過」で先に始まる点です。
ガソリンは13年経過からですが、ディーゼルは環境負荷の観点で2年早く重課対象になります。
重量税の重課はガソリン・ディーゼルとも13年経過からで同じです。
つまりディーゼルXDに長く乗っている方は、ガソリン車より早いタイミングで税負担が増えている可能性があります。
重課が始まる前に売却するか、乗り続けるかは、年間の税増分と売却額の目減りを天秤にかけて決めるのが現実的です。
ディーゼルXDの維持費と「壊れる前」の判断
ディーゼルXDは燃料費が安く維持費が抑えられる一方、DPF・インジェクター・噴射ポンプといった持病の修理が20万〜30万円規模になることがあります。
とくに短距離中心の使い方だとDPFに煤がたまりやすく、警告灯の点灯や再生間隔の短縮、加速の鈍りといった症状が出ます。
ディーラーでのDPF修理が30万円近くになった実例もあり、修理費が車の価値を上回る事態にもなりかねません。
XDで気になる症状が出始めているなら、大きな故障が出る前の売却が有利です。
中古市場でXDは人気が高く相場が安定しているため、不調が浅いうちに動けば、買い手も減額幅を抑えて評価します。
逆に修理してから売っても、かけた費用がそのまま査定額に上乗せされるわけではありません。「30万円かけて直すか、今の状態で売るか」で迷ったら、まず査定額を確認し、修理見積もりと並べて判断するのがおすすめです。
車検を通してあと2年 vs 今売る のコスト比較
車検が近づくと、あと2年乗るために十数万円を払うか、ここで手放すかという二択が来ます。
車検費用は法定費用と整備費を合わせて10万〜15万円が一般的で、これに2年分の値落ちと税負担が加わります。
| 選択肢 | 2年間のコスト・損失イメージ |
|---|---|
| 今売る | 現在の相場で売却・車検費用ゼロ |
| 車検を通して2年乗る | 車検費用10万〜15万円+2年で相場下落10万〜20万円+13年超なら税重課=計25万〜40万円の負担増 |
この比較を見て「車検を通すほうが意外と損だ」と気づいた人も多いはずです。
とはいえ、これから2年は確実に乗り続けるつもりで乗り換えの予定がないなら、車検を通して使い切るほうが理にかないます。
見極めのポイントは「2年のうちに乗り換える見込みがあるか」の一点です。少しでもその気があるなら、車検代を払う前のいまが手放し時になります。
とくに走行が10万kmの段差に近い、あるいは13年・ディーゼルの11年重課が迫っているなら、車検を通す前に査定だけ先に取っておき、下取りと買取の額を見比べてから通すか売るかを判断すると、後悔せずに済みます。
状況や目的に応じたサービス選びは>>こちらを参考にして下さい。
デミオを売るなら何月?オークション実データで見る避けるべき月
年式や走行距離ほど語られませんが、売る月でも相場は動きます。避けたいのは3月と4月です。
よく「決算期の3月は業者が高く買う」と言われますが、実際の取引データを見るとこれは逆でした。狙うなら9〜10月、または年明けの1〜2月です。
根拠にするのは、国内最大の業者オークションを運営するユー・エス・エス(USS)が毎月公表している落札データ。買取店があなたの車を仕入れる値段は、ここでいくらで売れるかから逆算されているので、月ごとの上下がそのまま査定額に響きます。
【実データ】業者オークションの平均落札価格(2025年・月別)
| 月 | 平均落札価格 | 相場の高低 |
|---|---|---|
| 1月 | 125.0万円 | 高い |
| 2月 | 126.0万円 | 高い |
| 3月 | 111.6万円 | 安い |
| 4月 | 106.5万円 | 年間最安 |
| 5月 | 118.4万円 | やや安い |
| 6月 | 123.0万円 | ふつう |
| 7月 | 124.4万円 | ふつう |
| 8月 | 122.4万円 | ふつう |
| 9月 | 130.3万円 | 高い |
| 10月 | 130.5万円 | 最も高い |
| 11月 | 129.7万円 | 高い |
| 12月 | 125.2万円 | 高い |
最も高い10月と最も安い4月の差は24万円、率にして22.5%。年式が1つ違うのと変わらない幅が、月を選ぶだけで生まれています。
「たまたまその年がそうだっただけでは」と思った方もいるはずです。そこで過去にさかのぼると、4月は3年続けてその年度の最安でした。
2023年4月が88.3万円、2024年4月が112.2万円、2025年4月が106.5万円。相場の水準そのものは年々上がっているのに、4月だけは毎年へこんでいます。
2月から3月にかけての落ち込みも同じで、2025年は126.0万円から111.6万円へ11.4%、2026年は138.0万円から122.0万円へ11.6%。2年続けてほぼ同じ幅で下がっています。
ではなぜ、決算期の3月が安くなるのか。買取店が決算に向けて在庫を吐き出す側に回るからです。
2025年3月の出品台数は33.4万台、4月は32.8万台で、いずれも年間の最多水準。売り物が一気に増えれば、1台あたりの値は緩みます。
「決算期は業者が頑張って買う」という話は、業者が新車を売りたい側に立ったときの理屈です。中古車の仕入れ値そのものは、供給が膨らむぶん逆に下がります。
ひとつ断っておくと、この数字は全車種の平均なので、出品される車の顔ぶれが変われば単価も動きます。デミオが4月に必ず22%安くなると読むのは行き過ぎです。
それでも方向と理由が3年そろっている以上、「急がないなら4月の売却は見送る」「2月までに決める」という判断材料としては十分に使えます。
デミオに引きつけると、話はもっとはっきりします。前の章で見たとおり、XDのオルタネータ保証と13Sのシートベルト保証は、2016年式なら2026年で切れます。
保証が生きているうちに売りたいなら期限は2026年内。その中でいちばん相場が高いのは9〜10月です。逆に「年明けの1〜2月まで待とう」と考えると、保証切れと重なって値引きの口実を与えることになります。
13年落ちの方は税の重課が先に来るので、月の有利不利より重課前に動くほうが金額のインパクトは大きくなります。優先順位は「節目 → 月」の順で考えてください。
売る月の見当がついたら、次は同じ月でも数万円を上積みする準備の話です。査定に出す前にやっておくことを続けて見ていきます。
デミオを少しでも高く売るための5つのコツ

デミオで査定額を動かせる余地は、塗装面の見え方と、書類の厚みの2つに集まっています。
とくに書類は金額を左右します。この車はリコールと保証期間延長が重なった世代なので、処置の記録がそろっているかどうかで買い手の抱えるリスクが変わるからです。
次の5つは、どれも査定の前日までに手が届く範囲のものです。
① ソウルレッドは磨いてから出す|補修が難しい色ほど状態で差がつく
デミオのソウルレッドクリスタルメタリックは、マツダが匠塗と呼ぶ3層構造の塗装です。光を反射する層、彩度を高めた層、クリアの層を重ねて赤の深みを出しています。
この構造ゆえに補修が難しく、板金の現場でもクリアを塗る回数で色味が変わるほど扱いが繊細な色として知られています。
裏を返せば、傷のない1台は買い手にとって直す手間が要らない分だけ価値が高いということ。洗車とワックスで艶を戻してから出すだけで、印象がはっきり変わります。
ジェットブラックやスノーフレイクホワイトパールも同じ考え方です。人気色かどうかは査定士のほうが詳しいので、こちらは状態で加点を取りにいきましょう。
② リコールと保証延長の控えを、査定当日までに全部そろえる
デミオには煤のリコール1件と、保証期間延長が3件あります。ここまでの章で見てきたとおり、対象になるかは型式と製作時期で分かれます。
処置を受けていれば販売店に記録が残っており、実施済みの控えを取り寄せられます。査定の前に一度問い合わせておくと安心です。
買い手が最も嫌うのは「まだ処置していないかもしれない」という不確かさで、そこは必ず安全側に見積もられます。紙が1枚あるだけで、その見積もりが消えるわけです。
③ XDは警告灯を消してから|DPF再生とオイル管理の履歴を見せる
ディーゼルXDは、DPFの警告灯が点いていない状態にして査定へ出してください。点灯したままだと、買い手は原因が分からないまま最大の修理費を想定します。
あわせて整備記録簿で、再生の実施やオイル交換の間隔を見せられると評価が上がります。短距離ばかりではない使い方をしてきたことが伝わるからです。
ガソリン車の場合は、i-stop用のバッテリーがへたっていないかを見ておくと印象が違います。
④ 保証の期限・走行5万km・車検、いちばん早く来るものから逆算する
デミオの手取りが段差で落ちる地点は4つあります。走行5万kmと10万km、登録から13年の税重課(ディーゼルは11年)、そして延長された保証の満了です。
大事なのは、この4つを別々に考えないこと。自分の車でいちばん早く来るものはどれかを確かめ、そこから逆算して売る時期を決めます。
2016年式のXDなら保証満了が2026年で先に来ますし、走行が4万km台なら距離の段差はまだ先です。先に来るものを1つ越えるだけで、次の査定はもう戻りません。
⑤ 輸出の販路を持つ業者を、必ず1社は混ぜて比べる
13年落ちの章で見たとおり、デミオは集計元によって中央値が4倍も割れる車です。この差は、その業者が海外へ出せるかどうかから生まれます。
ですから比べる相手は「何社か」より「どういう業者か」が先です。国内販売が中心の店ばかり3社集めても、出てくる額は似た水準に固まります。
一括査定で集めた数社に、輸出や部品需要まで拾える業者を1社足す。この組み合わせにしておけば、高いほうの提示が混ざります。最後はいちばん高い1社に絞って交渉に入りましょう。
5つのうち書類の2つは、今日のうちに販売店へ問い合わせるだけで進みます。準備が整ったら、あとは実際の金額を並べるだけです。
デミオの状態に合う業者の選び分けは>>こちらの3選にまとめました。
目的別!デミオの車買取サービス3選
ここまで見てきたとおり、デミオは同じ車でも集計元によって中央値が4倍割れるという、ちょっと珍しい形をしています。
つまり、どこへ出すかの選択が年式や走行距離と同じくらい金額を動かします。3つの状態に分けて整理します。
状態のいい標準車やXDなら高額査定の上位3社とのみ交渉できるMOTA
買取業者と直接やり取りしたくないなら窓口が1社で済むユーカーパック
走行が伸びた車や修復歴ありで他店に断られたならカーネクスト
迷ったら、まずは1つ目から見てください。デミオの大半はここに当てはまります。
MOTA車買取 — 20社の額を見てから3社とだけ話したい人
MOTAは、この記事でデミオの売却にまず勧めたい一括査定です。
申し込むと、提示された概算額のうち上位3社だけが電話をかけてくる仕組みで、ありがちな10社20社からの着信ラッシュが起きません。
デミオを預けたときに何が起きるのか、順に見ていきます。
MOTA車買取の強み
- 最大20社の入札額が先に出そろう
- 電話がかかってくるのは、そのうち上位3社だけ
- 金額が出そろってから動くので、交渉の主導権が売主側にある
- 申込内容と現車が一致していれば、あとからの減額が禁止されている
- 契約後でも引き取りの翌日までなら、無料で解除できる
1つ目が大きいのは、デミオの査定額が業者の販路によって割れるからです。20社の入札額が並べば、輸出を持つ店と国内中心の店の差がその場で数字として見えます。1社ずつ電話で聞き出す必要がありません。
申し込みが15時前に済めばその日の18時ごろ、遅くなっても翌日の昼にはマイページへ各社の額が並びます。仕事の合間に申し込んで、夜に落ち着いて眺めるという進め方ができます。
MOTA車買取なら、下取りより平均30.3万円UP!
MOTAでは買取価格がディーラー下取りより30.3万円アップした、というデータを公表しています。※MOTA実施アンケート(回答数3,645件・回答期間2023年6月〜2024年5月)の平均値
デミオの本体価格を思えば、この幅は小さくありません。7年落ちXDの中央値が50万円前後ですから、下取りと買取の選択だけで手取りが半分ほど変わる計算になります。
3つ目と4つ目の「減額されない・断れる」は、デミオのディーゼルを手放す方にこそ意味があります。
XDには煤やDPFという分かりやすい弱点があります。だからこそ現車を見た後で「エンジン内部に不安があるので」と値を下げる余地が生まれます。高い額で釣って引き取り直前に削る、という進め方が通ってしまう車でもあります。
MOTAは加盟店との契約で、申込内容と実車に大きな違いがないのに店側の都合で減額することを禁じています(第5条)。さらに契約後でも車両引き取り日の翌日まではキャンセルでき、その際にキャンセル料を請求することも禁じています(第6条)。
つまり、XDの持病を口実にした後出しの減額が、制度として通らないということ。ディーゼルを売る側の一番の不安が、ここで消えます。
MOTA車買取 利用者の口コミ
※当サイトがクラウドワークスにて実施したアンケート調査の回答抜粋です。
子どもが独立して、通勤に使っていた赤いデミオを手放すことにしました。ディーラーでは「ディーゼルは中の状態が読めないので」と言われて渋い顔をされ、正直がっかりして帰ってきたんです。半分あきらめてMOTAに出したら、翌日には何社もの金額が並んでいて、いちばん高いところで70万円台。実際に見てもらった後もその額のままで、拍子抜けするくらいあっさり終わりました。
引用元:当サイト独自アンケート調査(50代女性・広島県/マツダ デミオ XDツーリング(4代目DJ後期・1.5Lディーゼル)・2019年式・5.2万km/55万〜75万円)
こちらは2019年式のXDツーリング、走行5.2万kmという事例です。金額は55万〜75万円の幅で、7年落ちXDの相場としては上限寄りに着地しています。
注目したいのは「実際に見てもらった後もその額のまま」という部分。ディーゼルで渋られた経験があるほど、減額されない仕組みのありがたみが分かる場面です。
金額が先に出そろい、その額が守られる。この2つがそろっているのが、デミオでMOTAを最初に挙げる理由です。
MOTA車買取はこんな人におすすめ
- 着信の数をできるだけ減らして売りたい人
- XDを持っていて、後から値を下げられないか不安な人
- 新車店の下取り提示が安すぎないか確かめたい人
- 出回りの多い13S・15Sなど標準グレードを手放す人
- 平日の日中は電話に出にくい人
一言でいえば、「値段を見てから決めたい人」のための一括査定です。
ユーカーパック — XDの状態説明を1回で済ませたい人
ユーカーパックで一貫しているのは、窓口がユーカーパック1社に固定されるという設計です。
出品した1台に全国5,000社以上の買取店がオークションで入札しますが、利用者が話すのは専任の担当者ただ1人。買取業者と顔を合わせる場面がありません。
この一本化が、デミオを売るときにどう働くのかを見ていきます。
ユーカーパックの強み
- 買取業者と直接やり取りする場面が一度もない
- 査定は1回きりで、何社にも同じ説明を繰り返さなくていい
- 入会金・利用料がかからず、出品から完了まで間に立ってもらえる
2つ目は、デミオを売る人にとって地味に大きい利点です。XDなら煤の対策やDPFの状態、13Sなら距離の伸び方と、査定士に説明すべきことが必ず出てきます。それを3社4社に一から話すのは、思っている以上に消耗します。
ユーカーパックなら、その説明は担当者への1回で済みます。あとは全国の買取店が同じ査定情報を見て入札するので、伝え漏れによる評価のばらつきも起きません。
ただし、正直に欠点も書いておきます。売却はオークションの開催を待つ形になり、出品後に立ち会い査定を挟んでから入金まで数日かかります。
今月中に現金が要る、車検が目前に迫っているといった事情があるなら、前述のMOTAのほうがテンポよく進みます。急ぎかどうかで選び分けてください。
ユーカーパック 利用者の口コミ
※当サイトがクラウドワークスにて実施したアンケート調査の回答抜粋です。
以前ほかのサービスを使ったとき、朝から晩まで知らない番号から電話が鳴り続けて閉口しました。今回は同じ思いをしたくなかったので、話す相手が1人で済むというこちらに。実際、電話したのは担当の方と最初に一度だけです。査定に来てもらって、あとは結果を待つだけ。値段が出るまで数日かかりましたが、こちらから何かする必要がなかったので気は楽でした。
引用元:当サイト独自アンケート調査(60代男性・徳島県/マツダ デミオ 15S(4代目DJ・1.5Lガソリン)・2018年式・6.4万km)
こちらは2018年式の15S、走行6.4万kmを手放した事例です。
「値段が出るまで数日かかった」という一文が、そのままこの方式の性格を表しています。待てる人には静かで楽な進め方、待てない人にはもどかしい進め方ということです。
手取りの最大化より、やり取りの少なさを買うサービスだと考えると選びやすくなります。
ユーカーパックはこんな人におすすめ
- 買取店と直接やり取りしたくない人
- XDの状態説明を何社にも繰り返したくない人
- オークションでじっくり買い手を待てる人
- 入金まで数日かかっても問題ない人
- 営業電話の応酬を避けたい人
一言でいえば、「人と話す回数を最小にしたい人」向けです。
【ユーカーパック車買取】
査定料や売却手数料は完全無料!💪
オークション形式だから、営業電話なしで高く売ろう!
これが車売却の新しいカタチ
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カーネクスト — 処分費用を提示されてしまった人
カーネクストは、車を海外へ出す道と部品として売る道の両方を持つ買取専門店です。
10万kmを大きく超えた車や修復歴あり、低年式など、国内販売だけの店では「値段がつきません」と断られがちな車でも、独自ルートで引き取り先を見つけます。
走り込んだデミオが、なぜこの店では商品になるのかを見ていきます。
カーネクストの強み
- 査定額が0円以上で、マイナス提示になることがない
- レッカーでの引き取り、廃車手続き、税の還付手続きまで無料
- 事故車・不動車・低年式まで、断らずに受け止める
1つ目が要るのは、13年落ちのデミオが「引き取りにお金を払う側」に回されがちだからです。国内で捌けない業者にとって古い車は在庫でなく処分対象で、そうなると廃車費用の見積もりが出てきます。0円以上の保証は、その方向へ落ちないという約束です。
2つ目も低年式では大きな差になります。動かない車を運ぶ費用、抹消登録の手間、自動車税と重量税の還付申請。手放すだけでこれだけの作業が発生し、放っておくと還付を取り逃がします。ここをまとめて引き受けてもらえます。
デミオがこの受け皿と相性がいいのは、10年落ちの章で触れた排気量の事情があるためです。1.3Lと1.5Lなら輸出先の選択肢が残っており、走行が伸びていても行き先を作れるのです。
カーネクスト 利用者の口コミ
※当サイトがクラウドワークスにて実施したアンケート調査の回答抜粋です。
主人が亡くなってから、車庫に置いたままのデミオをどうにかしないといけなくなりました。近所の店では「この距離だと処分の費用をいただくことになります」と言われ、お金を払って手放すものなのかと落ち込んでいたんです。息子に調べてもらってこちらに連絡したら、金額が付きますと言われて驚きました。引き取りも来てくださって、税金が戻る手続きまでやっていただいて。
引用元:当サイト独自アンケート調査(60代女性・山形県/マツダ デミオ 13C(3代目DE型)・2013年式・14.2万km)
こちらは2013年式の13C、走行14.2万kmという事例です。3代目DE型で、まさに国内では値が付きにくい部類にあたります。
近所の店で処分費用を提示されたのに金額が付いた、という落差がこの節の要点です。同じ車でも、捌く先を持っているかどうかで扱いが真逆になります。
カーネクストはこんな人におすすめ
- 10万km超や低年式のデミオを手放す人
- 修復歴があり他店で値がつかなかった人
- DPFなどディーゼル特有の不調を抱えた車の人
- 引き取りや還付の手続きまで任せてしまいたい人
- 処分費用を請求されるのを避けたい人
一言でいえば、「他店に断られた車の、最後の行き先」です。
ただし状態のいいデミオを高く買うのはMOTA側です。まだ普通に走る車なら、ここは順番として最後に置いてください。
結局どこへ出す?デミオの状態別に選ぶ
まず、自分のデミオが今も問題なく動いているかを思い浮かべてください。動いているならMOTA、そのうえで人と話したくなければユーカーパック、距離が伸びて店の反応が渋いならカーネクストです。
| サービス | 向いているデミオ | 決め手 |
|---|---|---|
| MOTA車買取 | 13S・15S・XDで、まだ普通に走る車 | 20社の入札額が先に出そろう/後出しの減額を禁止 |
| ユーカーパック | 状態は問わないが、電話を増やしたくない | 話す相手は担当者1人/ただし入金まで数日 |
| カーネクスト | 10万km超・修復歴あり・不調を抱えた車 | 0円以上の保証/引取・廃車手続き・税還付まで無料 |
順番としては、まずMOTAで20社の入札額を集めるのが早道です。ここで出た数字が、以降すべての判断の基準になります。
その額に納得がいかない、あるいは走行が伸びていて総じて渋いという場合に、輸出を持つカーネクストを足す。この2段構えなら、デミオで問題になる「業者の販路による4倍の開き」をひととおり潰せます。
デミオの買取に関するよくある質問13選
デミオの売却で多い疑問を13問にまとめました。相場から改名、ディーゼルの持病、保証の期限、売る月まで、引っかかりやすいところを順に片づけます。
- デミオ10年落ち(2016年式)はいくらで売れますか?
-
実際の成約額は9.0万〜72.1万円で、中央値は20万円台です。
ネクステージが公開する2016年式の買取実績20件では、XDツーリングの4.1万kmが72.1万円、13Sの12.9万kmが9.0万円でした。
走行距離の順には並びません。同じXDツーリングでも2.3万kmで14.0万円という記録があります。10年乗った車は距離より内外装の状態と整備履歴、そして出した店の販路で額が決まります。
- デミオ7年落ち(2019年式)はいくらで売れますか?
-
全体で10万〜82万円、実取引の平均は50万円前後です。
グレードと走行距離で幅が出ます。ガソリン13Sで21万〜67万円、15Sで35万〜68万円、ディーゼルXDで41万〜78万円が目安です。人気色で走行が少なく、整備記録簿がそろっている車ほど高値が付きます。
- 「デミオ」と「マツダ2」、どちらの名前で売ると高いですか?
-
どちらでも査定額は変わりません。
査定は車名ではなく、型式・年式・走行距離・グレード・状態という車両そのもので決まります。2019年9月に改名されましたが車体は同じ4代目DJ型なので、同じ条件なら金額は同じです。業者は車検証を見て適正に評価します。
- ディーラー下取りと買取専門店、どっちが高いですか?
-
買取専門店の方が平均10万〜20万円高くなります。
新車店は引き取った車をオークションへ回すぶん、手数料と利幅が差し引かれます。買取専門店は自前の販路で直接売れるので、その差を査定へ上乗せできるのです。
- ディーゼルのXDは高く売れますか?
-
はい、中古人気が高く相場は安定しています。
燃料費の安さと低速トルクが支持され、ガリバーやグーネットの高額買取上位もXD系が並びます。ただしDPFやインジェクターの不調歴があると評価が割れるため、整備記録簿と保証の有無を提示できると有利です。
- DPF警告灯が点いた、または修理した車は査定が下がりますか?
-
不調や修理歴は減額要因ですが、0円にはなりません。
DPFの不調は買い手が修理費を見込むため減額につながりますが、症状が浅いうちや対策済みなら影響を抑えられます。輸出ルートを持つ業者なら減額幅が小さく済むこともあるので、複数社に出して比べるのが得策です。
- 10万km超のデミオでも値段はつきますか?
-
はい、つきます。
デミオやマツダ2は海外輸出需要があり、国内で「値が付かない」と言われる過走行車でも輸出ルートを持つ業者なら評価されます。人気色や整備記録がそろえば、10万km超でも二桁万円の査定が付く例があります。
- 修復歴ありの減額幅はどのくらいですか?
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軽い修復なら相場の1〜2割、骨格に及ぶものだと3〜5割が目安です。
バンパーの擦り傷程度なら大きくは響きません。ただし骨格にまで手が入っていると下げ幅は跳ね上がります。なお修復歴は査定士が現車で確認するので、伏せておいても分かります。
- ローンが残っていても売却できますか?
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はい、売却できます。
買取店が売却代金からローンの残りをまとめて返してくれる代行が一般的です。買取額が残債を超えていれば、余った分がそのまま手元に入ります。足りない場合は現金で補うか、次の車のローンへ乗せて清算します。3年・5年落ちのマツダ2なら、残債を上回るケースが多くなります。
- 13年経過すると税金はいくら上がりますか?
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自動車税が34,500円→39,600円、重量税も重課されます。
デミオは普通車のため、1.5L以下旧税率で自動車税が約5,000円増えます。重量税は車検時(2年分)に1t以下で16,400円→22,800円、1t超で24,600円→34,200円へ上がります。ディーゼルXDは自動車税の重課が11年経過で先に始まる点に注意が必要です。
- 一括査定の電話はしつこいと聞きますが、避けられますか?
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はい、上位3社のみ連絡するサービスを選べば避けられます。
概算査定額の上位数社だけが連絡する一括査定サービスを選べば、数十社からの電話ラッシュを避けられます。担当者1人とのやり取りで完結するオークション型のサービスもあります。電話を抑えたい場合は、こうした方式を選ぶのが有効です。
- デミオの保証期間延長は、2016年式だとまだ使えますか?
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エアコン・コンデンサの延長は2023年に満了済み、残る2件も2026年で切れます。
デミオには保証期間延長が3件あります。エアコン・コンデンサは登録から7年(対象はデミオとCX-3のみ)、XDのオルタネータ・プーリーと13Sのリアシートベルトは登録から10年です。
いずれも走行距離は無制限ですが、2016年に登録された車はすべて期限を迎えます。切れた後の修理は全額自己負担になり、買い手も同じ前提で査定するため、そのぶん引かれます。
- 車を売るのに避けたほうがいい月はありますか?
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はい、3月と4月は避けたほうが無難です。
国内最大の業者オークションであるUSSの月次データでは、2025年の平均落札価格は4月が106.5万円で最も安く、10月が130.5万円で最も高くなっています。
「決算期の3月は高い」とよく言われますが、実際は買取店が在庫を放出して出品が年間最多になるため、相場はむしろ緩みます。4月が年度の最安になる形は3年続けて再現しています。
ただし全車種の平均値なので、デミオ1台の値動きがそのまま同じ幅になるわけではありません。
気がかりが片づいたら、あとは査定に動き出すだけです。複数社をまとめて引き合わせられる一括査定で、デミオの状態に見合った高い提示を探してみてください。
デミオは値が付くうちに買取専門店へ
デミオを高く売る一番の近道は、複数社をまとめて比較できる一括査定サービスです。マツダ2への改名後も車体は同じで、ディーゼルXDや人気色は競争が起きやすく、過走行・低年式でも輸出需要で値が付きます。
1社で決めず査定額を競わせるのが手取りを伸ばす鍵です。
10年落ち(2016年式)の実際の成約額は9万〜72万円と8倍に割れており、ディーラー下取りより買取専門店のほうが10万〜20万円高くなるのが実態です。
走行5万km・10万kmの段差や13年の税重課を越える前なら、まだ十分に値が付くタイミングにあります。ディーゼルXDは中古人気が高く、不調が浅いうちに動けば相場の高さを活かせます。
- 10年落ち(2016年式)の実際の成約額は9.0万〜72.1万円。走行距離の順には並ばず、同じXDツーリングでも2.3万kmで14.0万円、4.1万kmで72.1万円という記録がある
- 7年落ち(2019年式)の買取相場は全体10万〜82万円、平均50万円前後。グレード・走行距離で50万円以上の幅がある
- 節目年式は3年落ち(2023年式・マツダ2)38〜138万円、5年落ち(2021年式)52〜115万円、10年落ち(2016年式)3〜63万円、13年落ち(2013年式)1〜49万円
- デミオは2019年9月にマツダ2へ改名。査定は車名でなく車両(型式・年式・走行・グレード)で決まり、どちらの名前でも額は変わらない
- 自分の車の世代は車検証の型式で確認(先頭DE=3代目、DJ=4代目、DJ5FS/DJ5AS=ディーゼルXD・1.5LガソリンのDJLFSと紛らわしい)
- ディーゼルXDは中古人気で高値が付きやすい。ただしDPF・インジェクター持病で整備履歴・保証が価格を左右する
- 走行5万km・10万kmが二大段差。ガソリンはi-stop用バッテリーが維持費の論点になる
- XDの煤リコール(2018年2月届出・デミオだけで約8.7万台)は、処置済みの記録があるかで査定が割れる
- 保証期間延長が3件あり、2016年式はエアコン・コンデンサ(7年)が満了済み、XDのオルタネータと13Sのシートベルト(10年)も2026年で満了
- XD(1.5Lディーゼル)は2024年9月17日で国内生産終了。もう新車では買えず、中古の希少性が値持ちを支える
- 売る月でも相場は動く。オークションの平均落札価格は4月が年間最安、10月が年間最高で差は24万円。「決算期の3月が高い」は実データでは逆
- 人気色(ソウルレッド・黒・白パール)・整備記録簿・低走行は査定の加点要素
- ディーラー下取りは買取専門店より平均10万〜20万円安い。値引きと一体で示されるので、下取りの数字だけを取り出して相場と突き合わせる
- 13年経過で自動車税34,500→39,600円・重量税も重課(ディーゼルXDは自動車税が11年で先に重課)。重課前の売却が分岐点
- 高く売りたいなら、複数社へまとめて査定を回せる一括査定が近道。1社の言い値で決めず、必ず数社の額を並べて選ぶ
デミオが厄介なのは、手取りが下がる地点がいくつも重なっていることです。走行距離の段差、13年の重課、そして今年切れる保証。
どれも一度越えてしまえば、査定は元に戻りません。自分の車でどれがいちばん早く来るのかを1つ確かめるだけで、売る時期は自然に決まります。
長く家族の足を担ってくれたデミオを、値打ちが残るうちに次の持ち主へ気持ちよく渡しましょう。まずは無料の一括査定で数社の額を並べてみるところからです。


