新車への乗り換えや売却を考えているけど「ディーラー下取りで決めていいのか?」「損はしたくない」と悩んでいるデリカD5オーナーの方も多いのではないでしょうか。
先に答えを書くと、デリカD5を損をせずに高く売りたいなら複数の業者を競わせる事がおすすめです。
まずはデリカD5の1年落ちから13年落ちまでの買取相場をご確認下さい。
【早見表】デリカD5の買取相場(2026年・年式別)
| 経過年数(年式) | 買取相場の幅 | 中央値の目安 |
|---|---|---|
| 1年落ち(2025年式) | 256万〜389万円 | 349万円 |
| 2年落ち(2024年式) | 253万〜376万円 | 317万円 |
| 3年落ち(2023年式) | 236万〜417万円 | 307万円 |
| 4年落ち(2022年式) | 234万〜352万円 | 269万円 |
| 5年落ち(2021年式) | 198万〜373万円 | 245万円前後 |
| 7年落ち(2019年式) | 159万〜325万円 | 205万円前後 |
| 10年落ち(2016年式) | 67万〜284万円 | 106万円前後 |
| 13年落ち(2013年式) | 7万〜149万円 | ガソリン18万/ディーゼル105万円 |
| 15年落ち(2011年式) | 5万〜45万円 | 15万円前後 |
5年落ちの真ん中は245万円前後。新車価格のおよそ6割が5年たっても残る計算で、ミニバンとしては群を抜いた値持ちです。
ただ、同じ2021年式でも買取実績は下が198万円、上が373万円まで開いています。175万円というこの開きを作っているのは、走行距離とグレード、そして売り先の3つ。
年式ごとの実額から、ディーゼル特有の持病と税金がいつ査定額を押し下げ始めるかまで、順に押さえていきます。
※本記事の買取相場・業者情報は2026年10月時点の調査に基づきます。
この記事を読んでわかること
- 2021年式の買取実績をグレード別・走行距離別に5つの買取データで突き合わせた実額
- 3年・7年・10年・13年・15年落ちそれぞれの中央値と、値下がりが段差になる位置
- ガソリン/ディーゼル・前期/後期で相場がどれだけ変わるか
- DPF・EGRの持病が査定に響くか、直さず売れるか、修理と売却どちらが得か
- ディーゼルは11年で自動車税が重課されるという売り時の判断軸
- 古いD5の受け皿だったロシアとケニアが使えなくなった今、輸出でどこまで値が残るか
- 後期ディーゼルの強みを踏まえた買取サービスの選び方
「目的別!デリカD5の車買取サービス3選」までスキップして下さい。後期ディーゼルの高値をねらう場合、業者からの電話を1本も受けたくない場合、距離や持病で値がつくか読めない場合の3通りで、向く売り先が分かれます。
5年落ち(2021年式)デリカD5の買取価格相場【グレード・走行距離別】

実勢は198万〜373万円。真ん中は245万円前後で、グレードを絞らなければ上は373万円までいきます。
その上限にあたるのが、2026年4月にネクステージが特別仕様車ジャスパーを372.6万円で買い取った実例です。
2021年式は2019年2月のビッグマイナーチェンジ後の後期型で、2.2Lクリーンディーゼル4WD(CV1W)のみ。
新車価格に対しておよそ6割が残る水準で、これは同じ5年落ちの国産ミニバンでは頭ひとつ抜けた数字です。
走行距離は2万〜8万kmの車両が実績の中心。査定の付き方が目に見えて変わるのは、6万kmを越えたあたりからです。
グレードごと・走行距離ごとに、5つの買取データを突き合わせた実額を順に見ていきます。
グレード別の買取相場

2021年式のグレード別では、特別仕様車のジャスパーが約333万円で残価率81%、最上級のPが約324万円で74%。新車価格には28万円の差があるのに、5年後の金額はジャスパーが上に出ます。
中核のGが約296万円で74%、Gパワーパッケージが約306万円で72%。装備を足したGパワーパッケージのほうが残価率で見劣りするのは、上乗せした新車価格ぶんが中古では戻り切らないためです。
| グレード(2021年式) | オークション落札の目安 | 買取の実例 |
|---|---|---|
| ジャスパー(特別仕様車) | 333万円 | 373万円 |
| P(最上級) | 324万円 | 309万〜370万円 |
| Gパワーパッケージ | 306万円 | 299万〜339万円 |
| G(中核) | 296万円 | 273万〜299万円 |
ここで気をつけたいのが、真ん中の列はオークションで車が動いた値段であって、あなたに支払われる額そのものではないという点です。
同じ2021年式を実際に買い取った額の平均は、ガリバーが直近3か月で245.1万円と公表しています。オークションでPに付く324万円より79万円低い数字です。
ところがネクステージは、同じ年式のPを309万〜370万円で買い取っています。どちらも実際の買取額なのに、調べる先で100万円以上ずれるということです。
この落差を車の程度だけで説明するのは無理があります。オークションで324万円が付くPを245万円で手放した人と、370万円で売った人が同じ年式に並んでいる、というのが3つの数字の意味するところです。
だからこそ、売り先を決めないまま査定を1社で終わらせない。5年落ちのデリカD5では、その一手間が100万円規模の差になり得ます。
3社がそれぞれ正しいまま、これだけ離れます。何を集めた数字なのかを並べておきます。
| 調査元 | 2021年式の水準 | その数字の性格 |
|---|---|---|
| 中古車相場大学(2026年8月) | Pで324万円 | 業者オークションの落札額。売主が受け取る額ではない |
| ガリバー(2026年9月2日更新) | 245.1万円 | 直近3か月に買い取った額を全グレードでならした平均 |
| ネクステージ(2026年4〜8月) | Pで309万〜370万円 | 自社が買い取った実額。仕入れたい上位グレードと低走行が並ぶ |
オークションの落札額には、まだ業者の取り分が乗っています。そこから出品料や運搬費、店の利益を引いた残りが、売主の手元に渡る額です。
ガリバーの245.1万円は全グレードをならした平均なので、Pやジャスパーのオーナーがそのまま受け取るわけではありません。ネクステージの309万〜370万円は、自社が仕入れたい車が並んだ結果の数字です。
どれか1社の数字を自分の答えにすると、必ずどこかで思い違いが起きます。自分のD5がどこに立っているかを決められるのは、同じ車に何社かが値を付けたときだけです。
そのうえで、車の側で上を狙える条件も押さえておきます。
ホワイトダイヤモンドやブラックの定番色、両側電動スライドドア、5万km以下の低走行、禁煙で整備記録簿付き。この4点がそろえば、グレードが中核のGでも300万円の線に手が届きます。
色は思っているより金額に出ます。白パールが黒よりわずかに高く、シルバーは平均相場より10万円以上低く見られるのがデリカD5の傾向です。
そのシルバーやブラウン系で8万kmを超え、さらに喫煙跡や修復歴が乗ってくると、行き先は実績の下限198万円のほうへ向かいます。
走行距離別の価格推移
デリカD5の最大の特徴は、走行距離が伸びても値が崩れにくい事。
10万kmを超えても200万円前後が残るのは、同年式のミニバンとして異例の強さです。
| 走行距離 | 2021年式の買取実績 |
|---|---|
| 2万km台 | 326万〜369万円 |
| 4万km前後 | 337万〜370万円 |
| 6万km前後 | 273万〜344万円 |
| 8万km前後 | 253万〜299万円 |
| 10万km超 | 198万〜254万円 |
実例を並べてみると、2万km台と4万km前後はほとんど同じ水準に並びます。距離で値が動き出すのは6万kmを越えたあたりからでした。
6万km台で270万円台の例が出はじめ、8万km前後では253万〜299万円。10万kmを超えても198万〜254万円が残ります。
ただ、ひとつ知っておきたいのが、ディーゼルの場合は走行10万kmに近づくと機械的な状態が原因で査定額を下げられやすくなる、という点。
DPF(排ガス浄化フィルター)の煤詰まりやEGRバルブの汚れは走行距離が増えるほど積み重なりやすく、査定員も慎重にチェックするポイントです。
通常であれば5年落ちなら5万kmに収まると思いますが、アウトドアや長距離通勤など走行距離がかさみやすい使い方をしている方は要注意。
- エンジン警告灯が出たことがある
- 最近燃費が悪化している
どちらかに心当たりがあるなら、修理見積もりを取る前に査定額だけ先に押さえておくと、直して乗るか手放すかの比較ができます。
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逆に、そういった兆候もなく問題なく乗れているなら今売却を急ぐ必要はありません。
デリカD5は高走行でも輸出・再販ルートで需要が大きい車種。
10万kmに近づいてから考えるのでも十分に間に合います。ただ、そのときに慌てないよう、いまの査定額だけは把握しておくと判断が早くなります。
この半年で相場はどう動いたか|年式で向きが分かれた
デリカD5の相場は、この半年で年式ごとに違う動きをしました。3年落ちは横ばい、5年落ちは5月から8月にかけて23万円下がり、10年落ちは7月に底を打って戻しています。
動かしていたのは需要ではなく、業者オークションに出てくる台数でした。
年度末の乗り換えで下取りに出された車が、少し遅れてオークションに流れ込みます。台数が増えれば買い手は選べるようになり、成約率が落ちて値も緩む。台数が減れば逆のことが起きます。
| 年式 | 5月の平均 | 8月の平均 |
|---|---|---|
| 3年落ち(2023年式) | 305.6万円 | 306.8万円 |
| 5年落ち(2021年式) | 268.4万円 | 245.1万円 |
| 10年落ち(2016年式) | 86.6万円 | 84.9万円 |
| 13年落ち(2013年式) | 41.4万円 | 33.1万円 |
ここで気をつけたいのが、買取店の解説とオークションの実測が食い違っている点です。
「アウトドア需要が高まる春3月〜5月と秋9月〜11月が最高値」と書いている買取メディアがある一方、5年落ちの実額は5月から8月にかけて下がり続けました。季節で説明できるほど単純な動きではない、というのが実態に近いです。
そのうえで押さえておきたいのは、4か月動いても振れ幅が1割に届かないということ。
一方で、走行10万km、2回目以降の車検、ディーゼル11年の重課は、越えた瞬間に数十万円が動きます。数か月の相場読みで取り返せる額ではありません。
売り時を月で選ぼうとするより、自分の車がどの節目にいちばん近いかを先に確かめる。そのほうが手取りは残ります。
デリカD5 3年落ち(2023年式)の買取相場|後期ディーゼルの高水準

実勢は236万〜417万円。真ん中は307万円前後。上位グレードまで含めると417万円に届きます。
その上限は、2026年7月にネクステージが特別仕様車ジャスパーを416.6万円で買い取った実例です。
2023年式は2019年2月以降の後期ディーゼル4WD(CV1W)で、初回車検前の高年式帯にあたります。
残価率はオークション基準で80〜91%。実際の買取でも、新車で払った総額の7割強が3年で戻る計算になります。国産ミニバンでは最上位クラスの数字です。
ディーゼル4WDミニバンの希少性と、2026年1月の改良後も451万円からという新車価格が、3年落ちの中古相場を強く下支えしています。
グレード・走行距離別の買取相場

3年落ちのグレード別では、最上級のPで約377万円、特別仕様車のジャスパーで約380万円、Gパワーパッケージは約347万円が目安です。
走行3万km前後の車両が中心で、低走行・人気グレードほど新車価格に迫る額が付きます。
| グレード(2023年式) | オークション落札の目安 | 買取の実例 |
|---|---|---|
| ジャスパー(特別仕様車) | 380万円 | 363万〜417万円 |
| P(最上級) | 377万円 | 345万〜406万円 |
| シャモニー(特別仕様車) | 集計なし | 364万〜404万円 |
| Gパワーパッケージ | 347万円 | 集計なし |
3年落ちで400万円前後という実例が出てくるのは、中古なのに新車とほとんど変わらないということです。
これはデリカD5が値落ちしにくい車の代表格で、ディーゼル4WDというミニバンが世界的に希少なためです。
5年落ちと違い、この年式では特別仕様車の上乗せがはっきり数字に出ます。同じ後期ディーゼルでもジャスパーとGパワーパッケージで約33万円の開きです。
高年式の高残価帯ほど新型登場や在庫変動で相場が動きやすいので、乗り換えを決めているなら早めの査定が有利です。
下取りより買取の方が差額が開きやすいのも、この高価値帯の特徴です。
リセールの強さを最大限に活かすには、複数社で実額を比べておくのが安心。
初回車検を迎える前のこの時期が、デリカD5にとって最も金額の伸びる帯です。何社かに同じ条件で見積もらせておけば、ディーラーの提示が妥当かどうかもその場で判断できます。
デリカD5 7年落ち(2019年式)の買取相場|ガソリン廃止・ディーゼル一本化の端境期

実勢は159万〜325万円。真ん中は205万円前後で、後期ディーゼルの低走行なら上は325万円に届きます。
2019年式は2019年2月のビッグマイナーチェンジを境に、前期と後期が混在する端境期にあたります。この改良でガソリンが姿を消し、以降はディーゼル一本になりました。
同じ「2019年式」でも、ガソリンかディーゼルかで相場が100万円以上違うのが最大の特徴。前期にもディーゼルはあったので、分かれ目は前期か後期かではなく燃料のほうです。
下の写真は2019年2月以降の後期型で、縦型LEDの新しい顔が目印です。
グレード・走行距離別の買取相場

2019年式の相場は、前期ガソリンか後期ディーゼルかで二分されます。
前期ガソリン(CV5W)は69万〜159万円、後期ディーゼル(CV1W)は196万〜325万円が目安で、後期ディーゼルのG・Pは走行5万km以下なら7年落ちでも残価率7割前後を保ちます。
| 区分 | 買取相場の帯 |
|---|---|
| 後期ディーゼル(CV1W・2019年2月〜) | 196万〜325万円 |
| 前期ディーゼル(CV1W・〜2019年2月) | 290万円の実例あり |
| 前期ガソリン(CV5W) | 69万〜159万円 |
同じ7年落ちでこれだけ差が出る理由は、2019年2月で中身が完全に切り替わったためです。
前期ガソリン車は自動ブレーキ非装着の車も多く中古市場で敬遠されがちですが、後期ディーゼルは8速ATと先進安全装備e-Assistを備え、見た目も装備も現代的で高値を保ちます。
自分の車が前期ガソリンか後期ディーゼルかは、フロントの顔つき(横長ライトか縦型LEDか)と車検証の型式欄(CV5WかCV1Wか)で見分けられます。
2019年式の中でも人気があるのが後期ディーゼル。7年落ちでも一括査定で十分に高値が付く年式です。
走行距離が10万kmに近い車で乗り換えを考えているなら、車検を待たずに動くほうが手取りは残ります。
デリカD5 10年落ち(2016年式)の買取相場|前期・ガソリン/ディーゼルが混在

実勢は67万〜284万円。真ん中は106万円前後で、走行1万km未満のディーゼルなら284万円という実例まであります。
2016年式は2019年改良前の前期型で、ガソリン(CV5W)とディーゼル(CV1W)の両方が存在します。
幅が200万円ぶんも開いているのは、燃料と走行距離の違いがそのまま値段の違いになる年式だから。10年・10万km超という数字は、ディーゼルの持病が査定で疑われ始める線でもあります。
グレード・走行距離別の買取相場

10年落ちの実取引は8万km以下で107万〜187万円、10万〜12万km台で60万〜127万円、13万km超で27万〜104万円が目安です。
この年式は、参照するデータによって答えがまるで変わります。全体をならしているガリバーの当月参考は84.9万円、成約帯を出しているカーセンサー買取は平均109.7万円、ネクステージが買い取った20台の中央値は105.8万円。同じ「10年落ちのデリカD5」で25万円ほどの開きが出ます。
| 走行距離 | 買取相場の目安 |
|---|---|
| 8万km以下 | 107万〜187万円 |
| 10万〜12万km台 | 60万〜127万円 |
| 13万km超 | 27万〜104万円 |
この開きは、集計の母集団が違うことで説明が付きます。ガリバーは修復歴のない全グレードをならした平均、カーセンサーは実際に売れた車の帯、ネクステージは自社が仕入れたい車が並んだ実績だからです。
つまり手元の一台がディーゼルで距離も伸びていないなら、ネットで見かける「10年落ち85万円」という数字を自分の基準にしてはいけないということ。査定を1社で終わらせると、この85万円側の物差しで話が進みます。
10万kmが近づくと、DPFの煤詰まり、EGRバルブへの煤付着、インジェクターの噴射不良を査定員が疑い始めます。整備費が読めない車という扱いになり、そのぶんが引かれる、という理屈です。
ただし引き方は業者によって同じではありません。店頭で国内客に売る前提の業者と、海外へ送り出す先を持つ業者とでは、同じ一台への提示額がはっきり割れます。
後者が値を出せるのは、デリカD5のディーゼルが「20万kmは平気で走る」と海外で評価されているから。国内でしか売れない業者だけを回っても、この評価分は査定に乗ってきません。
デリカD5 13年落ち(2013年式)の買取相場|過走行でも値が付く理由

実勢は7万〜149万円。真ん中はガソリンで18万円、ディーゼルで105万円と、同じ年式でありながら6倍に割れます。
2013年式は前期型で、クリーンディーゼル(CV1W)が追加されて間もない年式にあたり、ガソリン(CV5W)と混在します。
この年式でもゼロ円にならない支えは2つ。デリカD5の頑丈な骨格そのものと、年式の上限を設けていない国にまだ買い手が残っていることです。
走行10万km台のディーゼルでも、140万円を超える査定が実際に出ています。何で決まるかというと、燃料の種類と走行距離、そして買い手がどこに売るつもりかの3点です。
グレード・走行距離別の買取相場

前期ガソリン(CV5W)は7万〜30万円、前期ディーゼル(CV1W)は29万〜149万円が中心。10万km前後のディーゼルでも108万〜149万円という取引が記録されています。
| 区分 | 買取相場の目安 |
|---|---|
| 前期ガソリン(CV5W・CV2W) | 7万〜30万円(中心18万円) |
| 前期ディーゼル(CV1W) | 29万〜149万円(中心105万円) |
| 低走行のガソリン | 99万円の実例あり |
「13年落ちなんて二束三文」という思い込みは、ディーゼルのデリカD5には当てはまりません。100万円を超える値が付くことも珍しくないからです。
先代のスペースギアやスターワゴンの時代から、三菱の悪路系ワゴンは「壊れずに走り続ける車」として海外で通りがいい。その評価が、日本国内では値が付かないはずの年式を下から支えています。
ただし、その行き先は数年前と同じではなくなりました。次の見出しで、どの国が使えてどの国が閉じたのかを整理します。
この年式は、どこへ売るかで金額が二桁変わる年式です。持病や距離を理由に断られた経験がある方こそ、受け皿を持つ業者を>>こちらで先に押さえておくと話が早くなります。
2013年式は実際いくらで売れた?買取実績20台の内訳
ネクステージが2026年6月から8月にかけて買い取った2013年式のデリカD5が、20台ぶん公開されています。金額の並び方に、この年式の性格がそのまま出ています。
| グレード(燃料) | 走行距離 | 買取金額 |
|---|---|---|
| Dパワーパッケージ(ディーゼル) | 9.0万km | 148.5万円 |
| Dパワーパッケージ(ディーゼル) | 10.3万km | 142.0万円 |
| Dパワーパッケージ(ディーゼル) | 15.3万km | 54.2万円 |
| ローデストGパワーパッケージ(ガソリン) | 3.1万km | 99.0万円 |
| 4WD Gパワーパッケージ(ガソリン) | 12.2万km | 25.5万円 |
| M(ガソリン) | 17.3万km | 15.9万円 |
走行9.0万kmのDパワーパッケージが148.5万円、走行10.5万kmのGパワーパッケージが17.9万円。距離はほぼ同じで、違うのは燃料が軽油かどうかだけです。
Dが頭に付くグレードは、2013年1月に加わったクリーンディーゼルの銘柄です。同じ20台のなかで、ディーゼルとガソリンの中央値は6倍離れています。
距離が浅ければガソリンでも値は残ります。3.1万kmのローデストGパワーパッケージは99.0万円でした。逆にディーゼルでも15万kmを超えると54.2万円まで下がります。
順番としては、まず燃料が上か下かを決め、そのなかで距離が位置を決める。13年落ちのデリカD5では、この2段構えで自分の車のあたりが付きます。
4WDかどうかは、この年式では金額の決め手になっていません。表の4WD Gパワーパッケージは12.2万kmで25.5万円にとどまり、同じ距離帯のディーゼルとは100万円以上離れています。
15年落ち・2011年式にディーゼルは1台もない
もう2年さかのぼった15年落ち(2011年式)になると、買取相場は5万〜45万円、中央値15万円前後まで下がります。
ディーゼルが混じる13年落ちの中心の、7分の1です。ただ、この落差を作っているのは2年ぶんの経年ではありません。積んでいるエンジンが違うからです。
デリカD5にクリーンディーゼルが加わったのは2012年12月26日の発表、発売は2013年1月11日。つまり2012年式以前のデリカD5は、1台残らずガソリン車です。
| 年式 | 選べた動力 | 買取相場 |
|---|---|---|
| 13年落ち(2013年式) | ガソリン+ディーゼル | 7万〜149万円 |
| 14年落ち(2012年式) | ガソリンのみ | 23万〜70万円 |
| 15年落ち(2011年式) | ガソリンのみ | 5万〜45万円 |
「うちのは前期型だからディーゼルかもしれない」と思っている方は、車検証の初度登録年月を見て下さい。2012年12月以前ならディーゼルではありません。型式欄もCV5WかCV2Wのはずです。
これが分かると、値の付き方の見当も付きます。この記事でここまで書いてきた「距離が伸びても引き合いが続く」という話は、あくまでディーゼルの4WDに向けられたもの。ガソリンの2011年式には当てはまりません。
代わりに需要を作っているのが国内です。四角い形と広い荷室が車中泊やアウトドアのベース車として好まれていて、「安く買って自分で仕上げたい」層が一定数います。そこに部品取りの引き合いが乗ります。
税の面ではすでに重い年式です。2011年式は13年経過を過ぎているので、主力の2.4L(CV5W)で自動車税が45,000円から約51,700円へ、2.0L(CV2W)なら39,500円から約45,400円へ上がっています。重量税も13年の重課を受けたあとで、2029年には18年目の段階に入ります。
相場が15万円前後まで下がった車に、この税と車検代をかけて乗り続けるかどうか。判断が要る年式です。
デリカD5の輸出需要は”どこへでも出せる”わけではない|ロシア禁輸とケニア8年規制で変わった行き先
古いデリカD5に値が付く理由は「海外で人気だから」と説明されがちですが、その行き先は2023年を境に組み替わりました。
かつて主力だったロシアへは日本側の規制でデリカD5を出せなくなり、ケニアも年式規制で10年落ち以降は受け付けません。いま古いD5を引き取れるのは、年式の上限がない国への販路を持つ業者に限られます。
まずロシア。2023年8月9日、日本政府は対ロシアの輸出禁止品目に排気量1,900ccを超えるガソリン車・ディーゼル車を追加しました。
デリカD5はディーゼルが2,267cc、ガソリンが2,359cc。どちらも線を超えているので、全車がそのまま対象になります。
台数の統計だけ見るとロシアは今も日本の中古車輸出で上位です(2025年4〜9月で99,839台)。ただし中身は1,900cc以下の小型車で、デリカD5の受け皿にはなっていません。
アフリカ側も事情は同じ。ケニアは初度登録から8年以内という年式規制を敷いているため、2013年式や2016年式のD5は書類の段階で弾かれます。
| 主な輸出先 | 年式・排気量の条件 | 13年落ちD5 |
|---|---|---|
| ロシア | 日本側が1,900cc超の輸出を禁止(2023年8月9日〜) | 出せない |
| ケニア | 初度登録から8年以内 | 出せない |
| UAE | 製造から4年以内 | 出せない |
| タンザニア | 年式の上限なし | 出せる |
| ニュージーランド | 実質2005年以降の車 | 出せる |
| モンゴル | ウランバートル市は10年落ちにナンバーを発行しない | 地方向けなら |
いま台数を伸ばしているのがタンザニアで、2025年4〜9月の輸出は57,817台と国別3位。年式の上限がないので、13年落ちのディーゼルでも入ります。
ニュージーランドとモンゴルも上位常連ですが、モンゴルは首都ウランバートルが10年落ちの車にナンバーを出さないため、13年落ちの主戦場にはなりません。
ここまで分かると、「輸出に強い」という業者の言葉を額面どおりに受け取るのは危ないと気づきます。ロシア向けで伸びた業者が、いまも同じ強さで古いD5を買えるとは限らないからです。
確かめ方は単純で、査定の場で「この年式はどの国へ出しますか」と聞いてみること。販路を持っている業者は具体的な国名で答えますし、答えられない業者は国内で売る前提の額しか出してきません。
13年落ちで100万円を超えるか、値が付かないと言われるか。分かれ目は車の状態より、目の前の業者がどこに出口を持っているかです。何社かに同じ質問をぶつけてみると、その差はすぐに数字で表れます。
【ディーゼル特有】DPF・EGRの持病は査定に響く?直すか売るか

デリカD5のディーゼル(CV1W)には、DPF(煤を集めるフィルター)の詰まり、EGRバルブの煤付着、インジェクターの不調といった「持病」があり、これらが査定の減点要因になります。
結論からいえば、本格的な故障が出る前・程度がいいうちに売るほうが、高額な修理代を払って乗り続けるより得になるケースが多いです。
以下、持病が査定にどう響くか、直すべきか売るべきかを整理します。
持病の修理費と査定への影響
ディーゼルの持病で厄介なのが、修理費が一度に数十万円規模で飛ぶ点。
特に注意したいのが、街乗りや短距離中心の使い方ほどDPFの状態が悪くなりやすいことです。
エンジンが高温になりにくく煤が燃え切らないためで、走行距離が短くても安心はできません。
| 部位 | 不調の内容 | 修理費の目安 |
|---|---|---|
| DPF(粒子状物質フィルター) | 煤詰まり | 分解洗浄5万〜10万円/交換30万円以上 |
| EGRバルブ | 煤の堆積 | 分解洗浄 数万円〜 |
| インジェクター | 噴射不良 | 1本約10万円/全数で20万円規模 |
| エアコンコンプレッサー等 | 経年劣化 | 10万〜20万円 |
この修理費を見て「乗り続けるとお金がかかりそう」と感じた方は、判断が現実的。
たとえばDPF交換とインジェクター数本で50万円を超えるなら、その車の買取額そのものに近い金額になることもあります。
一方で、DPFやEGRの整備記録が残っていれば、査定ではむしろ加点に働きます。
直近で煤の洗浄やインジェクター交換を済ませた車なら、整備記録簿を提示することで「手のかかった良好車」と評価されやすくなります。
不調をすでに抱えている場合は、無理に直してから売る必要はありません。
海外販路や部品取りに強い業者なら、多少の不調があっても部品取りや海外向けに評価して値を付けるためです。
「修理代をかけて乗り続けるか、今売るか」で迷ったら、まず直さない状態の査定額を取り、修理見積もりと並べて比べるのが堅実な順番です。
持病を抱えた車でも値を付けやすい業者を>>こちらで確認して、修理前に一度査定を取ってみてください。
なぜディーラー下取りは安い?デリカD5を買取で売ると差額が大きい理由

下取りとの差は、走行2万km台のデリカD5で37万円になります。
新車を売るのが仕事のディーラーにとって、引き取ったD5をさばくのは付随作業。多くは業者オークションへ流されて、その出品費用と取り分が先に引かれた残りが下取り額として提示されます。
残価の高いデリカD5ほど、この目減りは金額にして大きく響きます。
下取りが安く出てくる仕組みを分解したうえで、買取店との差額がいくらになるかを具体的な条件で並べます。
ディーラー下取りが安くなる仕組み
下取り額が薄くなるのは、ディーラーがその車を自分で売り切る前提を持っていないからです。
オークションに出せば出品費も運搬費もかかり、間に立つ以上は取り分も要る。それらを見込んだうえで提示される金額なので、市場価格から一段引かれた数字になります。
対する買取専門店は、自前の店頭や海外の出口へそのまま流せます。中間に乗る費用が薄いぶん、浮いた分を査定額へ上乗せできるわけです。
とりわけデリカD5は買取店どうし、さらに輸出業者まで含めて値の取り合いが起きやすい車なので、下取りとの開きがいっそう大きくなります。
やっかいなのは、新車商談の見積書では車両の値引きと下取り額が合わさった状態で出てくること。下取りを削られていても、値引きの数字が大きければ得をした気分になってしまいます。
対処法は、営業に「下取りはいくらですか」と単独で言わせて、その額だけをこの記事の相場表と並べること。
買取店の査定額という物差しを持っておけば、商談の席でも安く言いくるめられずに済みます。
【実データ】下取りと買取の差はいくらか
どの程度ひらくのか、買取と下取りを同じ条件で並べている実測値で見てみます。
下取りは買取額の85〜90%に収まることが多く、元の金額が大きいデリカD5ではその1割強がそのまま数十万円の差になって表れます。
| 条件 | 下取り→買取 | 差 |
|---|---|---|
| 走行2万km | 283万円→320万円 | 37万円 |
| 走行5万km | 251万円→277万円 | 26万円 |
| 10年落ち(2016年式) | 109万円→125万円 | 16万円 |
| 13年落ち(2013年式) | 71万円→80万円 | 9万円 |
率が同じ1割強でも、元の金額が大きい5年落ちほど手取りの差は開きます。デリカD5で下取りをそのまま受けるということは、この26万〜37万円を値引き感に置き換えて手放すのと同じです。
提示された下取り額にひっかかりを覚えたら、一括査定で何社かの概算査定額を取り寄せ、下取りの数字と横に並べてみてください。
並べた結果ディーラーが勝っていたなら、そのまま下取りで話を進めればいいだけ。概算査定額を取る行為そのものに費用も義務も生じないので、売ると決めていない段階でも動けます。どこへ声をかけるかは>>こちらで選んで下さい。
【迷っている方へ】今売るか車検・修理後か|維持費・税金の損益分岐

デリカD5の売却で迷いやすいのが「車検や大物修理を通してあと数年乗るか、今売るか」です。
結論として、乗り換えを決めていて持病の兆候があるなら、車検や修理にお金をかける前に売るのが基本になります。
理由は、ディーゼルは11年で自動車税が重課されること、そしてDPFなどの修理費が買取額に食い込みかねないことの2点。続けて、見落とされがちな税金と、今売る場合のコスト比較を整理します。
ディーゼルは11年で自動車税が重課(ガソリン13年とは違う)
見落とされがちですが、ディーゼル車は新規登録から11年を超えると自動車税(種別割)が約15%重課されます。
ガソリン車・LPG車の重課が13年からなのに対し、ディーゼルは2年早いのが落とし穴。
デリカD5のディーゼルは排気量2,267cc(2.0L超〜2.5L以下の区分)なので、2019年9月以前に登録された車は45,000円から約51,700円へ上がります。
| 区分 | 自動車税(種別割)の目安 |
|---|---|
| ディーゼル 通常(2019年9月以前登録・2.0超〜2.5L) | 45,000円 |
| ディーゼル 11年超で重課 | 約51,700円(約15%増) |
| ガソリンは13年超で重課 | 約51,700円(約15%増) |
「ディーゼルの税金は13年からだと思っていた」という方は、ここで認識を改めておくと損をしません。
たとえば2013年式のディーゼルはすでに重課対象で、2016年式も2027年には11年に到達します。
さらに自動車重量税は燃料を問わず13年・18年で重課され、デリカD5(車両重量1.5〜2.0t区分)の場合は2年の車検時に大きく上がります。
年を重ねるほど税の負担は積み上がります。重課のラインに届く前に手放すかどうかは、早めに決めておきたいところです。
2021年式の自動車税は45,000円ではなく43,500円|2019年10月で線が引かれている
主題の5年落ち・2021年式が毎年払っているのは43,500円です。ネット上でよく見かける45,000円は2019年9月30日までに登録された車の税率で、10月1日以降の初度登録は引き下げ後の額が一生ついて回ります。
おもしろいのは、この線が7年落ち・2019年式の真ん中を通っていること。同じ2019年式のデリカD5には、2月のビッグマイナーチェンジで前期と後期に分かれる線と、10月の税率改定で年1,500円が変わる線が、二重に走っています。
| 初度登録 | 該当する年式 | 自動車税(種別割)の年額 |
|---|---|---|
| 2019年9月30日以前 | 2019年式の前半まで・2016年式・2013年式 | 45,000円 |
| 2019年10月1日以降 | 2021年式・2023年式など | 43,500円 |
| 11年超のディーゼル(重課) | 2015年式以前=旧税率の車 | 約51,700円 |
売却の場面で手取りを左右するのが、この税を誰が負担するかという話です。
誰が納めるかを決めるのは、その年の4月1日にこの車を持っていたのは誰か、という一点だけ。1年分を先に払い切る仕組みなので、年度の途中で手放しても納付済みの分が勝手に返ってくることはありません。
返るのは抹消登録をしたときだけ。買取店に売って名義を移すかたちなら、都道府県からの還付はゼロです。代わりに残月分を査定額へ乗せる店が多いものの、これは慣行であって義務ではありません。
年額43,500円のデリカD5を6月に売るなら、残る10か月分で約36,000円。見積書に上乗せされているかどうかで手取りがこれだけ変わるので、契約前に一度確認しておく価値があります。
今売る vs 車検・大物修理を通すのコスト比較
車検と持病修理が重なると、出費は一気に膨らみます。下の比較を見れば、今売る場合との差がはっきりします。
| 選択肢 | 数年間のコスト・損失イメージ |
|---|---|
| 今売る | 現在の相場で売却・車検費用ゼロ・修理費ゼロ |
| 車検+持病修理を通して乗り続ける | 車検費用10万〜15万円+DPF/インジェクター等で20万〜50万円+税重課=計30万〜65万円の負担増 |
車検と持病修理が重なると、ここまで負担が膨らみます。
もちろん、持病の兆しがなくてこの先も数年は乗り続けるつもりなら、車検代を払って走らせたほうが合理的です。
判断の分かれ目は「持病の兆候があるか」「数年以内に乗り換える可能性があるか」の2点。少しでも当てはまるなら、税重課や大物修理が来る前の今が売り時です。
車検が迫った時点でいったん査定を取り、下取り額と買取額を見比べてから車検を通すか手放すか判断するのが、後悔の少ない順序。
下取り・買取・修理見積もりの3枚を机に並べて選びたいところです。
デリカD5を少しでも高く売るための5つのコツ

デリカD5を高く売るコツは、ディーゼル4WDと人気グレードの強みを正しくアピールし、輸出にも強い業者を含めて複数社を競わせることです。
値持ちの強い車だけに、ひと手間の準備と売り先選びで査定額が数十万円動きます。
次の5つを押さえておけば、下取りの提示をしっかり上回る額に手が届きます。
① 車検証を開いて「CV1W・後期」から話を始める
デリカD5は、同じ年式でも中身の取り違えがそのまま100万円の誤差になる車です。2019年式なら前期ガソリンが69万〜159万円、後期ディーゼルが196万〜325万円。出発点を間違えられると、そこから積み上げても届きません。
だから査定の第一声は、車検証の型式欄を見せながら「CV1Wの後期です」と言い切るのが有利。フロントが縦型LEDなら後期、横長ライトなら前期という見分け方も添えておくと話が早いです。
グレード名も省略せずに伝えて下さい。ジャスパー、シャモニー、アーバンギア、Gパワーパッケージあたりは口頭だと「Gですね」でまとめられがちで、装備の差が拾われないまま値が付きます。
② 荷室の砂と生活臭を、査定の前に落としておく
キャンプ、雪遊び、犬の送迎。デリカD5の使われ方は、そのまま荷室の砂泥とニオイになって残ります。
査定員は「この車は屋外で酷使されてきたか」を、まずラゲッジと足元マットで判断します。実際の使い方は変えられませんが、印象の部分は前日の掃除機がけと消臭で戻せます。
シートレールの砂、マットの下に落ちた泥、リアゲート内側の土汚れ。手が届く範囲だけでも構いません。
③ DPF・EGRの整備記録をそろえる
ディーゼルは整備履歴が査定を左右します。
DPFの洗浄やインジェクター交換、オイル管理の記録が整備記録簿に残っていれば、「手のかかった良好車」として加点されやすくなります。直近の整備伝票も一緒に用意しておきましょう。
④ 走行距離・車検・税重課の節目を超える前に売る
走行10万km、2回目以降の車検、ディーゼル11年の自動車税重課が一つの境目です。
どれも越えた瞬間に数字が動く線なので、越える前に手を打てるかどうかで手取りが変わります。持病の兆候が出ている場合は、本格故障になる前が売り時です。
⑤ 輸出に強い業者を含めて複数社を比較する
金額をいちばん動かすのは、業者どうしをぶつけ合わせることです。
デリカD5の下値を支えているのは、国内の中古需要と海外の出口の二本立て。片方しか持たない業者だけを回ると、もう片方の評価が査定に乗ってきません。
一括査定で国内の買取店を横並びにしつつ、年式規制のない国へ出せる販路を持つ業者を1社は混ぜておく。これで高いほうの提示に手が届きます。
この5つを押さえれば、下取りの提示を26万〜37万円上回る着地も十分ありえます。支度ができたら、まずは概算査定額を何社か並べてみるところから動き出してみてください。
目的別!デリカD5の車買取サービス3選
デリカD5を高く手放すなら、自分の事情に合った売り先を選ぶことが大事。
同じ一台でも、後期ディーゼルで状態が良いのか、電話のやり取りを避けたいのか、距離が伸びて値がつくか不安なのかで、最適な相手は変わります。
『後期ディーゼルで高値を狙いたい』『買取店との電話を避けたい』『過走行・低年式で値がつくか心配』。この3通りに分けて、向く売り先を1社ずつ見ていきます。
3社とも全国対応で査定無料なので、ご自身の状況や車の状態に応じた最適なサービスを選んで下さい。
MOTA車買取 — 後期ディーゼルや人気グレードを電話を抑えて高く売りたい人
後期ディーゼルやジャスパー・シャモニー・Pといった人気グレードをできるだけ高く、それでいて電話対応は少なめで売りたい。
そんな欲張りな要求に応えてくれるのがMOTA車買取です。
申し込むと最大20社があなたの車に入札。
その中から高い金額で入札した上位3社とだけやり取りをする、という仕組みで数十社からの電話ラッシュの心配はありません。
MOTA車買取の強み
- 事前入札に最大20社が参加。後期ディーゼルや特別仕様車の高値を引き出しやすい
- 連絡が入るのは事前の概算査定額が高かった3社まで。何十件もの営業電話に追われずに済む
- 申込の翌日までに各社の概算査定額がマイページにそろい、横並びで比較できる
- 査定は無料、全国どこでも出張査定に対応
概算査定額がそろう時刻は決まっていて、14時59分までの申し込みならその日の18時ごろ、それ以降なら翌日の12時ごろにマイページで確認できます。
連絡が来るのは上位3社だけですが、金額そのものは入札した最大20社ぶんが見えます。自分のD5が市場でどのあたりに置かれているかが、電話を1本も受けないうちに分かります。
後期ディーゼルのように上下100万円の幅がある車では、先に全体像を見てから交渉に入れる順番そのものが金額を守ってくれます。
MOTA車買取なら、下取りより平均30.3万円UP!
また、MOTA公式では買取価格が下取りよりも平均30.3万円アップした(※)という実績データを公開しています。
※MOTA実施アンケート(回答数3,645件・回答期間2023年6月〜2024年5月)の平均値。個別の結果を保証するものではありません。
なぜ下取りとここまで差がつくのか?一番大きいのは先ほども説明した通り買い取った車の再販ルートの差です。
そこへ、上位3社しか交渉権を得られないという仕組みが重なります。連絡を取る資格そのものが金額で決まるので、加盟店は最初から出せる額を出してくる格好です。
申し込む前に押さえておきたい、MOTA加盟店の2つの縛り
申し込みを渋る理由は、だいたい2つに絞られます。査定士が現車を見たとたんに金額を削られるのではないか。判を押したあとで他社と比べる道が閉じてしまうのではないか。
MOTAはこの2つを、加盟店との契約で封じています。
金額のほうから。申込フォームに入れた内容と現車がかけ離れていない限り、加盟店の都合で入札の下限を割り込ませることは禁じられています(第5条1項・3項)。
デリカD5なら、距離と修復歴に加えて、DPFやEGRの警告灯が出たことがあるかを先に申告しておくのが要点。ここを伏せずに書いておけば、最初に見えた帯から下へ落ちる理由がなくなります。
契約したあとについても縛りがあります。売買契約を交わした後であっても、引き渡した日の翌日いっぱいまでは売主の意思だけで白紙に戻せて、そのとき加盟店がキャンセル料を取ることも禁止されています(第6条2項・3項)。
他社の返事待ちのうちに先へ申し込んでも、行き止まりにはならない作りです(出典:MOTA公式ニュース)。
電話ラッシュを緩和しながら、買取金額もその車種の上限を目指せる。MOTAはそんないいとこ取りの車買取サービスです。
MOTA車買取利用者の口コミ
※当サイトがクラウドワークスにて実施したアンケート調査の回答抜粋です。
仲間うちでデリカは値が落ちないと聞いてはいたものの、ディーラーの下取り提示が思ったほど伸びず、それならと申し込んでみました。鳴った電話は数えるほど。平日は現場に出ている身なので、帰ってから寝る前にスマホで金額を並べて眺められたのは、正直たすかりました。
結果は下取りの話より30万円以上高い着地。特別仕様車のところをきちんと見てくれる相手がいるんだな、と実感しました。
引用元:当サイト独自アンケート調査(40代男性・埼玉/デリカD5 ジャスパー クリーンディーゼル4WD・2021年式・4万km/320〜350万円)
こちらは2021年式のデリカを売却した方の声。
4万km・5年落ちと値持ちの良いうちに動けたこと、人気のジャスパーだった事がこの価格の上乗せを後押したそうです。
後期ディーゼルの人気グレードは、値が落ちる前ほど高値が付きます。
決めかねているならまずはMOTAで数社の概算査定額を取り寄せて、横並べで比較してみる事をおすすめします。
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ユーカーパック — 買取店との電話を避けて窓口を1つにまとめたい人
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やり取りする相手はユーカーパックの担当者一人だけ、買取業者からの電話が鳴ることはありません。
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ユーカーパックの強み
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一点だけ注意したいのが、申し込み~取引完了までの期間。
オークション方式の性質上、出品から落札・入金までは最短でも1週間。通常は2週間~1か月が目安。
新車の納車日が決まっていて日程を後ろにずらせない、といった事情があるなら、当日中に概算査定額が出る前述のMOTAのほうが段取りに合います。
ユーカーパック利用者の口コミ
※当サイトがクラウドワークスにて実施したアンケート調査の回答抜粋です。
夫が長く乗ったデリカを、私のほうで手放すことになりました。買い替えのたびに電話攻めに遭うのが本当に苦手で、ずるずる先延ばしにしていたんです。こちらは窓口の担当の方とだけ話せば済み、あとは入札の結果を待つだけ。気持ちの負担がなかったのが何よりでした。
ただ、金額が固まるまでに数日かかったので、すぐにお金が必要な方には向かないかもしれません。
引用元:当サイト独自アンケート調査(40代女性・神奈川/デリカD5 Gパワーパッケージ クリーンディーゼル4WD・2020年式・5万km)
この方が挙げているとおり、窓口を一社にまとめられる身軽さがユーカーパック最大の利点です。
一方で口コミにもあるとおり落札まで数日は待つことになるため、急ぎたい場面では別のサービスを、という使い分けをして下さい。
ユーカーパックはこんな人におすすめ → 「買取店からの電話を一切受けず、ひとつの窓口だけで気楽に売りたい人」
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カーネクスト — 過走行・低年式・持病ありで値がつくか不安な人
「走行が15万kmに達した」「DPFの調子が悪い」「他店で値がつかず、逆に処分代を請求された」。そんな前期や低年式のD5を拾い上げるのがカーネクストです。
買取額は原則0円以上を約束し、全国の提携先と海外輸出のルートを使って、距離の出た車や状態の良くない車にも値を付けてきました。
レッカーでの引き取りも、ややこしい廃車手続きや税金の還付申請も、別料金は発生しません。電話1本で査定から車の引き取りまで片付き、おおよその金額もその場で教えてもらえます。
カーネクストの強み
- 買取は原則0円以上を約束。距離の出たディーゼルや持病持ちでも値が残る
- レッカー・廃車手続き・税還付の申請まで、一切無料で肩代わり
- 査定から車の引き取りまで電話1本で完結
13年落ちの前期型や10万km超のディーゼルは、国内で売ることしか考えない業者からは、なかなか良い返事をもらえません。
カーネクストの提携先は全国13,000社以上。この網の中に海外向けの出口が含まれるので、年式の上限がない国へ回す道が残ります。国内向けの販路しか持たない業者が断った1台に値が出るのはそのためで、DPFやEGRの不調を抱えていても相談する価値はあります。
とはいえ、距離が浅く状態の整った後期ディーゼルなら、MOTAの一括査定へ回したほうが高く付くのが通例です。カーネクストはあくまで「他店に断られた訳アリ車の、最後の駆け込み寺」と捉えてください。
カーネクスト利用者の口コミ
※当サイトがクラウドワークスにて実施したアンケート調査の回答抜粋です。
毎日あちこちの現場へ通っていたので距離だけがかさみ、もうどこも引き取ってくれないものと思い込んでいました。だめでもともとで問い合わせたところ、引き取りも書類の処理も費用なし、その上で値段まで出たので拍子抜けしたくらいです。
この年式のディーゼルでも欲しがる相手がいると聞いて、長く乗った甲斐があったと思えました。
引用元:当サイト独自アンケート調査(60代男性・千葉/デリカD5 G クリーンディーゼル4WD・前期CV1W・2013年式・15万km)
過走行・低年式の受け皿として頼れるのがカーネクスト。
ただ、前述のとおり状態が良い場合はMOTAのほうが高値は付きやすくなります。
まずは一括査定で値を確かめ、断られたときの一手としてカーネクストを控えに置く。この順番が無駄になりません。
カーネクストはこんな人におすすめ → 「過走行や持病で他店に断られた、前期・低年式のD5を確実に引き取ってほしい人」
3社の特徴比較
ここで紹介した3社を一覧表にしてまとめました。
| サービス | 向いているD5 | 進め方と強み |
|---|---|---|
| MOTA車買取 | 後期ディーゼル・人気グレード | 一括査定だが連絡は上位3社まで。電話を抑えたまま高値を狙える |
| ユーカーパック | 条件のよい上位グレード | オークション形式。窓口は1社だけで買取店からの直接電話がない |
| カーネクスト | 過走行・低年式・持病あり | 買取専門で輸出ルートあり。0円以上を保証し引き取りも無料 |
3社の使い分けは、自分のD5の状態と、売却までにかけられる日数で決めるのが現実的。
高く売るならMOTA。業者との電話やり取りが煩わしいならユーカーパック。状態が悪いならカーネクスト。
迷ったらMOTAから。そこで出た数字を基準に、電話を減らしたいならユーカーパック、値が付かないと言われたらカーネクストへ回す。この順番なら回り道になりません。
デリカD5買取のよくある質問13選

デリカD5の売却でつまずきやすい点を13問にまとめました。相場の見方、前期と後期の違い、ディーゼルの持病、税金、ローン残債、それに新型が出たあとの判断まで、気になるところから読んで下さい。
- 5年落ち(2021年式)デリカD5はいくらで売れますか?
-
実勢は198万〜373万円で、真ん中は245万円前後です。
後期ディーゼル4WDのみの年式です。オークション基準ではジャスパー333万円・P 324万円・G 296万円。実際に買い取られた額はガリバーの平均で245.1万円、ネクステージの実例ではPが309万〜370万円と、調べる先で大きく割れます。
距離による差もあり、走行2万km台なら326万〜369万円、8万km前後で253万〜299万円。同じグレードでも70万円ほど動きます。
- ガソリンとディーゼル、前期と後期でどれくらい相場が違いますか?
-
100万円以上違うことがあります。
2019年2月の改良でガソリンが廃止され、後期はディーゼル4WDに一本化されました。後期ディーゼルは中古市場での評価が高く、前期ガソリンより一段も二段も高い水準です。型式がCV1Wならディーゼル、CV5W・CV2Wならガソリンです。
- 過走行(10万km超)・低年式でも値段はつきますか?
-
はい、つきます。
デリカD5は堅牢なフレームで20万km級の走行に耐えると海外で信頼されています。2013年式でも、走行10.3万kmのディーゼルが142.0万円で買い取られた例があります。
ただし行き先は選ばれていて、ロシアは日本側の輸出規制(1,900cc超は禁止)、ケニアは初度登録8年以内の年式規制で、どちらも対象外。いま古いD5が向かうのはタンザニアやニュージーランドです。
- DPF・EGRの不調があっても、直さずに売れますか?
-
はい、直さずに売れます。
輸出ルートや部品リサイクル網を持つ業者なら、多少の不調があっても評価して値を付けます。修理に数十万円かけるより、まず直さない状態の査定額を取り、修理見積もりと並べて比べるのが得策です。整備記録が残っていれば、むしろ加点に働きます。
- ディーゼルの自動車税は何年で上がりますか?
-
11年です。
ディーゼル車は新規登録から11年を超えると自動車税が約15%重課されます。ガソリン車の13年より2年早いのが落とし穴です。
デリカD5のディーゼル(2,267cc)で2019年9月以前の登録なら、45,000円から約51,700円へ。2019年10月以降に登録された2021年式などは引き下げ後の43,500円が基準で、重課に届くのはまだ先です。
重量税のほうは燃料を問わず13年・18年で重課されます。
- ディーラー下取りと買取専門店、どっちが高いですか?
-
買取専門店のほうが高くなります。走行2万km台のデリカD5で、その差は37万円です。
ディーラーにとって下取り車は自分で売り切る商品ではなく、業者オークションへ流す前提の在庫です。出品にかかる費用と取り分を引いた残りが提示額になります。買取専門店は店頭や輸出で直接さばけるぶん、その中間費用を査定額へ回せます。元の金額が大きいデリカD5ほど、率が同じでも手取りの差は開きます。
- ジャスパー・シャモニーなどの特別仕様車は高く売れますか?
-
はい、標準グレードより高く売れます。
2021年式のオークション相場ではジャスパーが残価率81%で最上位、最上級のPは74%です。新車で28万円安いジャスパーが、5年後にはPを上回る計算になります。
ネクステージの実例でも2021年式ジャスパーは372.6万円で、同年式のPの上限370.1万円と並びました。正式なグレード名を伝えたうえで複数社に出すのが前提です。
- 社外パーツ(リフトアップ・マッドタイヤ)や修復歴は査定にどう響きますか?
-
人気の社外パーツはプラスに、修復歴はマイナスに働きます。
リフトアップやマッドタイヤなどはアウトドア需要層に好まれ、過度でなければ加点要素になることもあります。純正パーツが残っていれば一緒に渡しましょう。修復歴のほうは、軽い修理歴で1〜2割、骨格まで及ぶものだと3〜5割の減額が目安になります。
- ローンが残っていても売却できますか?
-
はい、売却できます。
買取店が代金からローンの残りを精算し、名義変更まで代行するのが通例です。売却額が残債を上回れば差分が振り込まれ、届かない場合は足りない額を現金で埋めるか、次に組むローンへ上乗せします。デリカD5は値持ちが良いので、差分が返ってくる側に転びやすい車です。
- 新型(2026年1月の改良モデル)が出ましたが、旧型を今売って損しませんか?
-
いいえ、急落はしにくく今でも高く売れます。
2025年12月18日に発表され、2026年1月9日から売られているのが最新のデリカD5です。三菱の四輪制御S-AWCがミニバンで初めて載り、8インチの液晶メーターやドライブモードのダイヤルが追加されました。
ただしフルモデルチェンジではなく、エンジンは2.2Lクリーンディーゼル(145ps・38.7kgm)のまま。価格は451万円から494万4,500円です。
中身が地続きなぶん、旧型が一気に置いていかれる展開にはなりにくい構図です。ただし改良前の下取り車は今後じわじわ市場へ出てきます。走行距離やディーゼル11年重課の節目と合わせて、早いほうが有利という点は変わりません。
- メーカーオプションを付けていると査定は上がりますか?
-
装備によって、上がるものと戻ってこないものにはっきり分かれます。
戻りやすいのは後付けができない装備です。両側電動スライドドア、電動テールゲート、シートヒーター、ルーフレールあたりは、中古で探す人が条件に入れるので値に乗ります。
逆に大型ナビは要注意で、支払った十数万円がそのまま査定額に足されることはまずありません。中古で買う側は社外品への載せ替えを前提に見ているためです。オプション代を回収するつもりで見積もると、必ず期待を下回ります。
- 8年落ち(2018年式)・9年落ち(2017年式)はいくらで売れますか?
-
どちらも110万〜150万円のあたりです。
ただし調査元で順番が入れ替わります。カーセンサー買取は2018年式を平均132.4万円、2017年式を平均150.2万円としている一方、ガリバーの当月参考は2018年式116.2万円・2017年式97.2万円です。
取引の件数が少ない年式なので、集計元によって上下が動きます。どちらも2019年2月より前の車なので、後期ディーゼルが並ぶ7年落ちとの間に段差があります。
- 12年落ち(2014年式)でも値が付きますか?
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付きます。調査元の平均で46万〜103万円です。
この幅の広さは、2014年式にもガソリンとディーゼルが同じ年式に混ざっているためです。13年落ちと同じ構図で、軽油のディーゼルなら100万円前後、ガソリンなら20万〜30万円が目安になります。
自分の車がどちらかは、車検証の型式欄で分かります。CV1Wならディーゼル、CV5W・CV2Wならガソリンです。
疑問が片付いたら、あとは実際に値を出させるだけです。同じ条件で何社かに見積もらせて、いちばん高い提示がどこから来るかを確かめてみて下さい。
デリカD5は”程度がいいうち”に買取専門店へ

ディーゼル4WDの本格SUVミニバンという替えのきかない一台で、国内でも海外でも引き合いが絶えないデリカD5。
高く手放すなら、何社にも同時に値を付けさせる一括査定から始めるのが近道です。
5年落ちの真ん中は245万円前後という高い水準にありますが、ディーラー下取りはそこから26万〜37万円を削った額で出てくるのが実態だからです。
最後にこの記事の要点をまとめました。
- 2021年式の買取相場は実勢198万〜373万円で、真ん中は245万円前後。距離とグレード次第で100万円以上の差がつく
- 節目年式の中央値は3年落ち307万円前後、7年落ち205万円前後、10年落ち106万円前後、13年落ちはガソリン18万円・ディーゼル105万円
- 15年落ち(2011年式)は5万〜45万円。ディーゼルの発売は2013年1月なので、2012年式以前は1台残らずガソリン車
- グレード別のオークション相場はジャスパー333万円(残価81%)・P 324万円・G 296万円。新車で28万円安いジャスパーが5年後にPを上回る
- 2019年2月の改良でガソリンが廃止されディーゼル一本化。後期ディーゼルは前期ガソリンより100万円以上高いこともある
- 距離で値が動き出すのは6万kmを越えてから。10万kmを超えても198万〜254万円が残る
- 同じ2021年式のPでも、オークション基準324万円・ガリバーの平均245万円・ネクステージの実例370万円と調査元で割れる。1社査定は安いほうの物差しで進む
- DPF・EGR・インジェクターの持病は減点要因。街乗り中心はDPFの状態が悪くなりやすく、整備記録があれば加点に働く
- ディーラー下取りとの差は走行2万km台で37万円、5万km台で26万円。見積書では値引きと合算されて出てくるので、下取り額を単独で言わせて相場と並べる
- ディーゼルは11年で自動車税が約15%重課(ガソリン13年とは違う)。2021年式の年額は43,500円で、2019年10月の税率改定より前の登録なら45,000円
- 古いD5の輸出先は2023年以降に組み替わった。ロシアは1,900cc超の禁輸、ケニアは8年の年式規制で対象外。行き先はタンザニアやニュージーランド
- ローン残債は買取代金で一括返済代行が可能。残価が高く残債を上回りやすい
- 高く売る決め手は業者を競わせること。「どの国へ出すか」に答えられる業者を1社は混ぜて、国内だけの物差しで終わらせない
2026年1月の改良で入れ替わった車が下取りに出れば、旧型の球数はこれから増えていきます。
走行10万km、2回目以降の車検、ディーゼル11年の重課。この3本の線を越えたかどうかで、同じ一台でも手元に残る額は数十万円ずれます。
売ると決めていなくても構いません。いまのD5にいくら付くのかを数字で握っておけば、車検を通すか手放すかを比べられるようになります。
長いところまでお読み下さりありがとうございました。あなたのデリカD5が、その値打ちを分かる相手のもとへ渡ることを願っています。


