「この下取り額で決めていいのだろうか」——ノアの見積書を前に手が止まる方は多いはずです。
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まずは下の早見表で、ご自身のノアのおおよその買取相場を確認してください。
【早見表】ノアの年式別 買取相場(世代別・2026年9月時点)
| 経過年数(年式・世代) | 中心(3ソースの中央値) | 成約帯(下限〜横断の上限) |
|---|---|---|
| 3年落ち(2023年式・90系) | 258万円 | 142万〜402万円 |
| 4年落ち(2022年式・90系) | 251万円 | 182万〜403万円 |
| 5年落ち(2021年式・80系後期) | 186万円 | 111万〜313万円 |
| 6年落ち(2020年式・80系後期) | 163万円 | 141万〜275万円 |
| 7年落ち(2019年式・80系後期) | 152万円 | 127万〜270万円 |
| 8年落ち(2018年式・80系後期) | 143万円 | 118万〜259万円 |
| 10年落ち(2016年式・80系前期) | 94万円 | 69万〜156万円 |
| 13年落ち(2013年式・70系) | 35万円 | 17万〜79万円 |
ノアは表のとおり世代が3つにまたがり、3〜5年落ちは現行の4代目(90系)、7〜10年落ちは3代目(80系)、13年落ちは2代目(70系)。
だからこそ、1社の提示やディーラー下取りだけで決めると数十万円損をする事になる可能性があるんです。
逆に言えば、先に相場さえ掴んでおけば提示された金額が高いのか安いのか、自分で判断できます。
この記事ではノアのグレード・年式走行距離別の買取相場表やディーラー下取りと買取の差額、ハイブリッドやSi系での査定差や高額査定を出すコツまでまとめました。
ノアの売却・買い替えで損をしたくない方は、ぜひ最後までご確認ください。
※本記事の買取相場・業者情報は2026年10月時点の調査に基づきます。
この記事を読んでわかること
- 2019年式(7年落ち)ノアの買取相場(グレード別・走行距離別/カーセンサー・ガリバー・ネクステージの実績で裏取り)
- 3年・5年・10年・13年と、節目の年式ごとの相場と1年あたりの下がり方
- ディーラー下取りが買取より15万〜24万円低くなる理屈と、年式別の差額実測
- ハイブリッド・Si ダブルバイビー・標準グレードでどれくらい査定が変わるか
- 新型90系が出た今、80系を売って損しないか・3回目車検の前に動くべきかの見極め
- 状況別の買取サービスの選び分け(電話を増やしたくない人向けの方法も)
相場より先にサービスを決めたい方は「目的別!ノアの車買取サービス3選」へどうぞ。子どもの送迎や仕事で日中は電話に出られない、80系の走行が10万kmに届きそう、といったノア特有の事情から選べるようにしてあります。
ノア7年落ち(2019年式)の下取り・買取価格相場【グレード・走行距離別】

7年落ちノアは買い手が多いぶん、150万円台で安定しています。カーセンサー152万円・ガリバー144万円に対し、買取店ネクステージの実例中央値は205万円。3つの真ん中を取って152万円を中心にしています。
グレードを絞らなければ上は270万円まであり、ネクステージが2026年8月に買い取ったハイブリッドSi ダブルバイビーII(5.0万km・ホワイト)の269.5万円がそれです。
80系後期(2017年7月マイナーチェンジ後)にあたり、エアロのSi系が標準のX・Gより20万〜40万円高い傾向が一貫しています。
標準は4万〜7万kmですが、8万kmと10万kmの2つの節目で相場がカクッと下がります。ここからはグレード・走行距離・ハイブリッドの別に、3社の買取実績を突き合わせた金額を並べていきます。
グレード別の買取相場

グレード別では、ガリバーが過去6か月に査定した2019年式18台のうち12台がSi“W×B”(ダブルバイビー)IIで、117万〜223万円、中央値162万円。標準のGは143万〜158万円(2台)でした。
同じSi ダブルバイビーIIでも、ネクステージの実例では144万〜251万円と走行距離で100万円以上開きます。ハイブリッドは同じ走行距離どうしで比べると10万〜30万円上に出ます。
| グレード(2019年式) | ガリバー 過去6か月の査定 | ネクステージ 直近の買取実例 |
|---|---|---|
| Si ダブルバイビーII(ガソリン) | 116.6万〜222.6万円(12台) | 143.8万〜250.6万円(13台) |
| ハイブリッド Si ダブルバイビーII | 159.5万〜207.1万円(3台) | 192.0万〜269.5万円(7台) |
| G(標準ボディ) | 143.4万〜157.7万円(2台) | 実例なし |
| ハイブリッド X | 115.6万円(1台・10万km) | 実例なし |
買取価格が伸びるのは、両側とも電動スライド・走行5万km以下・整備記録簿あり・禁煙、という条件が揃った場合。
逆に、片側だけスライドで走行8万km超、そこにタバコ臭や修復歴が重なると、同じ2019年式Siでも40万〜50万円は目減りします。
因みに、ディーラーの下取り提示は同じ条件の買取相場より1割強低く、ユーカーパックの2019年式では買取117.8万〜215.3万円に対し下取り102.2万〜191.3万円です。
Si ダブルバイビーIIの中央値162万円なら下取りは140万円台になる計算なので、高値を目指す場合は必ず複数の業者からの見積もりを取るようにして下さい。
下取り額に疑問を感じた方は、状況や目的に応じたおすすめ買取サービスを>>こちらで解説しています。
走行距離別の価格推移

ノアの査定は走行1万kmごとに一段ずつ落ちますが、7年落ちで金額を大きく削るのは8万kmと10万kmを境にした二段の下落です。
7年落ちの大半は4万〜7万kmなので、まだこの段差の手前にいる車がほとんどです。
車検のタイミングや距離がこの段差を越える前に動くと、相場を取りこぼしません。
| 走行距離(2019年式) | ソコカラのボリュームゾーン | ガリバー/ネクステージの実例 |
|---|---|---|
| 2万km以下 | 197万円 | 141万〜157万円(1万km)/251万円(2.5万km) |
| 2万〜4万km | 187万円 | 223万円(3万km)/244万〜249万円(3.2万〜4.2万km) |
| 4万〜6万km | 186万円 | 161万〜207万円(5万〜6万km)/218万〜270万円(4.4万〜5.6万km) |
| 6万〜8万km | 149万円 | 164万円(7万km)/163万〜217万円(6.2万〜7.4万km) |
| 8万〜10万km | 119万円 | 132万〜160万円(8万km)/180万〜202万円(8.3万〜9.1万km) |
| 10万km超 | 97万円 | 116万〜121万円(10万〜11万km)/144万円(10.4万km) |
年1万kmペースなら6万km前後で、まだ高く売れる帯です。送迎やレジャーで距離が伸びがちな家庭だと、8万km台に差しかかっていることもあります。
8万kmと10万kmを越えると上限が一段ずつ下がるため、このラインに近いなら車検を待たず早めの査定が有利という事は覚えておきましょう。
ハイブリッドとガソリン・Si系と標準グレードの相場差

パワートレインとグレードでは、ハイブリッドとSi系(エアロ)が値持ちのよい二大要素。
80系後期はハイブリッドが全国で安定した需要を持ち、同じ走行距離のガソリン同等グレードより10万〜30万円高い買取価格が出る事が多いです。
グレードではエアロ仕様のSi・Si ダブルバイビーが中古市場の主力で、流通する車の半数近くを占めます。
| 区分 | 7年落ち相場の傾向 |
|---|---|
| ハイブリッド(ZWR80) | ガソリンより10万〜30万円高い。Si系HVは上限270万円前後 |
| ガソリン Si系(エアロ) | 中古市場の主力。標準ボディより20万〜40万円高い |
| ガソリン 標準(X・G) | 流通量が多く中位安定。Xは下限帯になりやすい |
「ハイブリッドだから無条件に高い」と思っていた方は、ガソリンSi ダブルバイビーがハイブリッドXを上回る場面もある点に注意が必要です。
ノアの査定はパワートレインよりグレード(エアロか標準か)と装備の影響が大きく、ガソリンの上位グレードがハイブリッドの実用グレードを逆転するのはよくあることです。
自分のノアがどの組み合わせかを、複数社の査定を取って実額で比べるのが確実です。
ボディカラーで査定はどこまで動くか
ミニバンは白と黒が強いと言われますが、ノアの実データを同じ年式で横に並べると上位6色が4万円ほどの差に収まります。
ホワイトパールとシルバーメタリックが178万円で並び、ブラックが177万円、以下ボルドーマイカメタリックまで174万円。
色の順位はソースを変えると入れ替わる程度の僅差で、走行距離1万kmぶんの下落幅にも届きません。
「不人気色だから安く買い叩かれるのでは」と身構える必要はない、ということです。
むしろノアで金額を左右するのは、ここまで見てきたエアロか標準かのグレード差(20万〜40万円)と、8万km・10万kmの段差のほう。桁が一つ違います。
色を気にして売却を先延ばしにするくらいなら、距離が段差に届く前に動いたほうが手取りは確実に増えます。
※色別の金額はcarhackが公開するノアの色別買取価格(3年落ち基準)。件数の内訳が公開されていない単一ソースのため、順位そのものは参考値として扱っています。
7人乗りと8人乗り、査定に差は出るのか
ノアには2列目がキャプテンシートの7人乗りと、ベンチシートの8人乗りがあります。ここは正直に書くと、情報源によって言うことが割れている論点です。
7人乗りのほうが人気で査定に5万〜10万円の差が出る、とする説明がある一方、好みの問題で需要は同程度なので買取額にはさほど響かない、とする見方もあります。
色のときと同じで、割れているということは、少なくとも「決定的な差ではない」と読むのが妥当です。
グレードの差が20万〜40万円、走行距離の段差が数十万円という桁と比べれば、乗車定員は判断を左右する要素になりません。
ただし、査定額の出方には関わってきます。
2列目キャプテンシートは、後席を広く使いたい層から名指しで探されやすい仕様。つまり「欲しい店には刺さるが、そうでない店には響かない」という、色よりも業者ごとのばらつきが出やすい要素です。
だからこそ1社だけに見せると、たまたま7人乗りを求めていない店に当たって終わります。複数社へ同時に見せて初めて、欲しがっている店の金額が表に出てきます。
7人乗りか8人乗りかで悩む必要はなく、どちらであっても複数社に当てることが答えになります。
ここまでが7年落ちの中身です。次は3年・5年・10年・13年と世代をまたいで並べ、80系がいまどのあたりに立っているかを確かめます。売り先の見当を先につけたい方は>>こちらをどうぞ。
ノア3年落ち(2023年式)の買取相場|現行90系の高値ぶり

3年落ち(2023年式)ノアは新車の納期待ちを避ける買い手が付くぶん、250万円台で安定しています。カーセンサー227万円、ガリバー258万円、ネクステージ329万円で、3つのうち真ん中の258万円を中心に置いています。
グレードを絞らなければ上は402万円。ネクステージの2026年8月の実績にあるハイブリッドS-Z(2.4万km・ホワイト)の実額です。ガリバーでも同じハイブリッドS-Zの2万kmが344.1万円で最高でした。
2023年式は現行の4代目(90系)にあたり、新車に近い装備と最新の安全性能から、中古でも非常に高い残価を保っています。残価率はおおむね65〜80%と高く、ミニバンのなかでもトップクラスの値持ちです。
グレード・走行距離別の買取相場

90系のS-Zはガリバーで218万〜274万円(8台)、ネクステージで304万〜359万円(9台)。同じグレードでも、どこに出すかで80万円ほど違います。
ハイブリッドS-Zはガリバー283万〜321万円、ネクステージ315万〜402万円で、同じ店で比べるとガソリンのS-Zより30万〜40万円上です。
走行2万km以下ならソコカラのボリュームゾーンで271万円、4万kmまでで261万円と、距離による下げは10万円程度にとどまります。
| グレード(2023年式) | ガリバー 過去6か月の査定 | ネクステージ 直近の買取実例 |
|---|---|---|
| ハイブリッド S-Z(最上位) | 283.1万〜321.1万円(5台) | 315.2万〜402.2万円(7台) |
| S-Z(ガソリン最上位) | 217.8万〜273.6万円(8台) | 303.6万〜358.6万円(9台) |
| S-G・Z(中位) | 206.1万〜273.4万円(ハイブリッドS-G含む6台) | 318.6万円(ハイブリッドS-G 1台) |
| X・G(実用) | 実績なし | 244.1万〜276.4万円(X・ハイブリッドX・ハイブリッドG 3台) |
3年落ちで300万円超まで届くのは、新型ノア・ヴォクシーの新車納期が長く、すぐ乗れる中古の現行型に需要が集中しているため。
特にハイブリッドのS-Zは新車の値引きが渋いぶん、中古でもほとんど値落ちしません。
3年落ちは残価が最も高く保たれる帯なので、乗り換えを少しでも考えているなら高値のうちに動くメリットが大きい年式。
下取りと買取で数十万円の差が出やすいのもこのクラスの特徴です。
新車納期が長い間は中古現行型の需要が続くため、高値が一段落する前に査定を取っておく事をおすすめします。
ノア5年落ち(2021年式)の買取相場|80系後期・売り旬の年式

5年落ち(2021年式)ノアは、Si ダブルバイビーIIIを名指しで探す買い手が多いぶん、180万円台で安定しています。3ソースは170万円(カーセンサー)・186万円(ガリバー)・251万円(ネクステージ)で、中心は186万円。
2021年式は3代目(80系)の最終期にあたり、Si ダブルバイビーIIIなど人気の特別仕様が中心です。
80系のなかで最も高く売れる「売り旬」の年式で、グレードを絞らなければ上は313万円。ガリバーの最高査定313.1万円(Si ダブルバイビーIII・黒・4万km)と、ネクステージのハイブリッドSi ダブルバイビーIII(1.9万km)311.6万円がほぼ同額で並びます。
グレード・走行距離別の買取相場

5年落ちはガリバーの査定19台のうち8台がSi ダブルバイビーIIIで185万〜221万円、ハイブリッドの同グレードが185万〜223万円。標準のXは160万円、ハイブリッドGは211万円でした。
ネクステージの実例は一段上で、Si ダブルバイビーIIIが227万〜269万円、ハイブリッドなら269万〜312万円まで届いています。
一方で走行9.9万kmのSiは136万円、ガリバーの最低額は13万km走行のSi ダブルバイビーIIIで80.8万円と、距離が10万kmに乗ると半分近くまで落ちます。
| グレード(2021年式) | ガリバー 過去6か月の査定 | ネクステージ 直近の買取実例 |
|---|---|---|
| Si ダブルバイビーIII(ガソリン) | 185.4万〜221.1万円(8台・3万〜6万km) | 227.0万〜268.8万円(8台) |
| ハイブリッド Si ダブルバイビーIII | 185.4万〜222.6万円(4台) | 268.8万〜311.6万円(7台) |
| G・ハイブリッドG | 211.3万円(ハイブリッドG 1台) | 214.5万〜234.8万円(3台) |
| X・Si(標準寄り) | 159.7万〜184.4万円(X・ハイブリッドX・Si 6台) | 135.8万円(Si・9.9万km)〜278.8万円(ハイブリッドSi・3.6万km) |
2021年式でも上限と下限で150万円以上ひらくのは、5年落ちがグレードと走行距離の組み合わせで相場が最も大きく開く年式だから。
低走行のSi ダブルバイビーと過走行のXでは、同じ2021年式でも別物の査定になります。
ここで一つ、書き手として無視できない食い違いがあります。2021年式の上限が、参照先によって200万円と313万円に割れるのです。
ガリバーの最高査定額313.1万円とネクステージの311.6万円が並ぶ一方、カーセンサーが集計する成約帯の上限は200万円で、110万円ほど下に出ています。
どちらかが誤りというより、拾えている取引の母集団が違うと考えるのが自然です。
そしてこの110万円の開きは、そのまま「どの業者に当たったかで、同じ2021年式がここまで変わる」という事実を示しています。
1社の提示を相場だと思い込むのが、いちばん危ういわけです。
残価率はガソリンのSi ダブルバイビーIIIで66%(新車291.0万円に対しガリバーの中央値191.4万円)、ハイブリッドで62%。まだ高い水準なので、5年・5万km前後で状態がよいなら買取専門店の競争で上限に近い額を引き出しやすい絶好の条件がそろっています。
5年落ちは80系で最も高く売れる年式帯で慌てる必要はない一方、走行距離が伸びきる前に動けると有利。
迷っている方はまずは一括査定で複数業者の査定額を確認する事から始めてみて下さい。
ノア10年落ち(2016年式)の買取相場|80系前期の値動き

10年落ち(2016年式)ノアは、国内の実需と輸出の両方から買い手が付くぶん、90万円台で安定しています。カーセンサー94万円とネクステージの実例中央値100万円がほぼ並び、ガリバーは72万円。中心は94万円です。
グレードを絞らなければ上は156万円で、ガリバーが2026年8月に査定したハイブリッドSi ダブルバイビー(パール・5万km)の155.7万円。ネクステージのSi(4.9万km)も152.0万円でした。
2016年式は3代目(80系)の前期型にあたり、ハイブリッドが初設定された世代です。
10年・10万kmはハイブリッドバッテリーが寿命を意識される頃で、ここを境に査定の目線が変わります。
グレード・走行距離別の買取相場

10年落ちの実取引は走行3.5万〜4.9万kmのSi系で149万〜152万円、5万kmのXと8万kmのGがどちらも100万円が目安です(ネクステージ・2026年7〜8月)。
低走行で状態のよい車両は150万円台まで出ますが、多くは10万km前後で60万〜125万円に散らばり、12万kmを超えると42万〜72万円に集まります(ガリバー20台のうち11台がこの帯)。
| 走行距離(2016年式) | ソコカラのボリュームゾーン | ガリバー/ネクステージの実例 |
|---|---|---|
| 4万km以下 | 116万〜136万円 | —/149万円(3.5万km) |
| 4万〜6万km | 125万円 | 101万〜156万円(3台)/100万〜152万円(2台) |
| 6万〜8万km | 107万円 | —/86万〜149万円(3台) |
| 8万〜10万km | 86万円 | 71万〜115万円(3台)/59万〜140万円(7台) |
| 10万〜12万km | 59万円(10万km超) | 83万〜88万円(3台)/124万円(10.1万km) |
| 12万km超 | — | 42万〜72万円(11台)/14万〜78万円(6台) |
走行が10万kmに近づくほど、ハイブリッドはバッテリー、ガソリンはスライドドアやエアコンといった定番の弱点が査定で気にされます。
10年・10万kmは各種保証や部品寿命の区切り。これを越えると「この先お金がかかる車」と見られ、減点されやすくなります。
だからこそ、人気の色やグレードなら平均より大きく上の査定を狙えるタイミング。
この年式になると、国内の店頭販売が主の業者では値が伸びにくく、輸出の出口を持つ業者かどうかで金額が割れます。
ノアは東南アジアや中東でファミリーミニバンとして安定した需要があり、過走行でも0円にはなりにくいのが実情。
国内で売る店と海外へ出す店では、そもそも値付けの土台が違います。両方を含めて比べたい方は>>こちらをご覧ください。
2016年式はCVTの無償修理が2029年まで残っている——修理費を背負わずに売れる年式
10年落ちのノアには、相場表からは読み取れない事情があります。80系前期のガソリン車はCVTの無料修理期間がメーカーによって延長されており、2016年式はいまも対象の中にいるのです。
もともとCVTのトルクコンバータは「新車登録から5年または10万km以内」の保証でした。
これがトヨタの届け出で「新車登録から13年以内」の無料修理対応に改められています。ロックアップクラッチの構成部品に強度不足のものが混ざっており、加減速を繰り返すとクラッチが働かなくなって警告灯が点く、というのが理由でした。
ポイントは、走行距離の条件が外れて年数だけになった点です。10万kmを超えていても、登録から13年以内なら無料で直せます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象の型式 | DBA-ZRR80G/ZRR80W/ZRR85G/ZRR85W(80系前期のガソリン車) |
| 対象の製作期間 | ZRR80G・ZRR80W=2013年12月〜2016年2月/ZRR85G=〜2016年4月/ZRR85W=〜2016年1月 |
| 無料修理の期間 | 登録から5年または10万km以内 →登録から13年以内へ延長 |
| 2016年式の期限 | 2029年まで(登録月による) |
2016年に登録された車の期限は2029年。つまりいまトルコンが不調になっても、修理代はトヨタ持ちで直せます。
CVTまわりの修理はミッション本体に及ぶと数十万円の世界で、10年落ちノアの中心相場94万円の半分を超えかねない金額です。
対象車の製作は2016年4月までなので、対象車のすべてが2029年前後まで無料修理の中にいる計算になります。
売る側にとっての意味は2つあります。警告灯が点いたなら、まず販売店で無料修理を受けてから査定に出せば、不具合分の減額を受けません。
そして買い手側も「あと3年はCVTの修理費がかからない車」として引き取れるので、期限が切れる2029年より前のほうが値付けは素直に出ます。
なお80系後期にあたる7年落ち(2019年式)は製作期間から外れるため、この無料修理の対象ではありません。ハイブリッド(ZWR80)も対象外です。
自分の車が対象かどうかは車台番号で決まります。車検証を手元に置いて、トヨタの販売店で確認するのが確実です。
要するに2016年式は、保証という後ろ盾がまだ残っている側の10年落ち。走行が10万kmに迫っているなら、その後ろ盾が生きているうちに海外の販路を持つ業者まで含めて金額を集めておきたいところです。
ノア13年落ち(2013年式)の買取相場|2代目70系でも値が付く理由

13年落ち(2013年式)の70系ノアは、輸出向けの買い手が付くぶん、35万円前後で安定しています。カーセンサー35万円・ガリバー34万円・ネクステージ56万円で、中心は35万円。
グレードを絞らなければ上は79万円。ネクステージの8月の実績にSi(7.4万km・ホワイト)の78.7万円があります。ガリバーの最高は3万kmのX スペシャルエディションで60.3万円でした。
2013年式は2代目(70系)の最終期で、ハイブリッドの設定がないガソリン専用の世代にあたります。
なお翌2014年式には、1月に発売された80系が混ざります。2014年式で自分の車がどちらか迷ったら、車検証の型式欄がZRR70/ZRR75なら70系、ZRR80/ZRR85なら80系です。
13年・10万km超でも値が付くのは、ファミリーミニバンの根強い実需と海外輸出ルートがあるためです。
グレード・走行距離別の買取相場

70系の主力はSi系と標準のX系で、実取引は6万〜8万kmで37万〜79万円、10万km前後で34万〜69万円、17万km超でも30万〜40万円と、過走行でも二桁万円を保ちます。
5万km台のSi“G’s”が74.7万円、3万kmのX スペシャルエディションが60.3万円と、低走行でも80万円が上限です。100万円台の例は4ソースのどこにもありませんでした。
| 走行距離(2013年式) | ソコカラのボリュームゾーン | ガリバー/ネクステージの実例 |
|---|---|---|
| 4万km以下 | 63万円 | 60万円(3万km)/— |
| 4万〜6万km | 54万円 | —/75万円(5.5万km・Si“G’s”) |
| 6万〜8万km | 48万円 | 37万〜58万円(7台)/77万〜79万円(2台) |
| 8万〜10万km | 40万円 | 35万〜52万円(5台)/28万〜59万円(3台) |
| 10万km超 | 37万円 | 34万〜53万円(6台)/19万〜69万円(14台) |
70系の値段を分けるのは、走った距離と修復歴、そしてどの出口を持つ業者に当たったかの3点です。
店頭販売しか見ていない業者だと「値段が付きません」で終わることもありますが、輸出の販路がある業者なら同じ車でも数万円〜数十万円の差が出てきます。
70系ノアはガソリン専用でメカがシンプルなぶん、海外では整備しやすい実用ミニバンとして評価され、過走行でも需要があります。
「どうせ二束三文」と決めつけず、廃車費用を払う前に輸出に強い業者の査定を取ってみて下さい。
13年落ちこそ業者選びで差が出る年式で、他店で値が付かなかった車でも輸出に強い業者に出すと思わぬ額が付くことがあります。
費用をかけずに現在価値を測れるのですから、査定だけ先に取っておいて損はありません。
ノアは年式ごとにいくら下がる?相場の落ち方と売り時の判断

ノアの値落ちは一定の角度で進みません。世代がまたぐ地点と節目の年式で、1年あたりの下がり方がはっきり変わります。
90系から80系へまたぐ3〜5年落ちは2年で72万円、80系のなかの5〜10年落ちは1年あたり17万〜19万円。80系から70系へ下る10〜13年落ちは3年で59万円と、世代の切り替わりで落ち幅が膨らみます。
| 経過年数(年式・世代) | 中心(3ソースの中央値) | 前の節目からの落ち方 |
|---|---|---|
| 3年落ち(2023年式・90系) | 258万円 | 高値維持 |
| 5年落ち(2021年式・80系後期) | 186万円 | 2年で約72万円 |
| 7年落ち(2019年式・80系後期) | 152万円 | 2年で約34万円 |
| 10年落ち(2016年式・80系前期) | 94万円 | 3年で約58万円 |
| 13年落ち(2013年式・70系) | 35万円 | 3年で約59万円 |
この表で目を引くのが、7年落ちから10年落ちにかけて中心が152万円から94万円へ、3年で約58万円も落ちる点です。
これは80系前期(2016年式)が世代の中で最も古く、ハイブリッドバッテリーや10万km超の整備リスクが意識される帯に入るため。
つまりノアは登録10年・走行10万kmを越える前が、相場を大きく取りこぼさない一つの目安です。
7年落ちは値落ちが緩やかな帯にいるので、今すぐ売っても1年後でも差は10万円前後。
ただし走行距離が8万km・10万kmに近い場合は、年式より距離の影響で大きく落ちる可能性もあります。
値落ちの角度が変わる節目さえ頭に入れておけば、売る年は自分で判断できます。
売る年が決まったら次は月——3月が高いという通説は実データと逆
ここまでは「何年目で売るか」の話でした。もう一段細かく、同じ年でも何月に出すかで相場は動きます。
よく言われるのは「決算期の3月は業者が高く買ってくれる」という話。ところが実際の取引データを当たると、これは逆でした。
確かめる先は業者オークションの落札実績です。国内最大手のユー・エス・エスが月ごとの平均成約単価を公表しており、買取店の提示額はここで売れる見込みから逆算されています。オークションが緩めば、査定額も同じ方向へ動くわけです。
| 月 | 平均落札価格 | 前月比 |
|---|---|---|
| 1月 | 125.0万円 | — |
| 2月 | 126.0万円 | +0.8% |
| 3月 | 111.6万円 | -11.4% |
| 4月 | 106.5万円 | -4.6% |
| 5月 | 118.4万円 | +11.2% |
| 6月 | 123.0万円 | +3.9% |
| 7月 | 124.4万円 | +1.1% |
| 8月 | 122.4万円 | -1.6% |
| 9月 | 130.3万円 | +6.5% |
| 10月 | 130.5万円 | +0.2% |
| 11月 | 129.7万円 | -0.6% |
| 12月 | 125.2万円 | -3.5% |
年間で最も安いのが4月の106.5万円、最も高いのが10月の130.5万円。その差は24万円、率にして22.5%あります。
目を引くのは2月から3月にかけての11.4%という落ち込みで、この下げ幅は翌年度もほぼ同じ率で再現しています。4月が最安になるのも3年度続いています。
なぜ決算期に下がるのか。買取店は3月に「売る側」へ回るからです。
決算に向けて在庫を現金化しようと各社が一斉に出品するため、3〜4月のオークションは出品台数が年間で最も膨らみます。供給が積み上がれば相場は緩む。「決算期だから高く買ってくれる」という話は、業者が買い手に回る場面の理屈で、こちらが売る側の相場とは別なのです。
逆に9〜10月と年明けの1〜2月は出品が落ち着き、単価が上がります。
ノアの場合、この月の軸はここまで見てきた3つの期限と組み合わせて考えると実用的です。
- 3回目の車検が春に来るなら、車検を通さず前年の9〜10月に動かすと、車検代と4月の底値を両方かわせる
- 走行が8万km・10万kmの段差に迫っているなら、月を待つより距離が届く前を優先する
- 80系前期でCVTの保証がすでに切れているなら、故障は待ってくれないので月にこだわらず早めに動く
優先順位は、距離や保証といった「戻せない条件」が先、月は後。両方を選べる状況にある人だけが、4月を避けるという最後の一手を使えると考えてください。
※平均成約単価は出品される車の構成にも左右されるため、ご自身のノアが4月に必ず22%安くなるという意味ではありません。3年度にわたり同じ方向とメカニズムが再現している、という趣旨です。
売る年と月の見当がついたら、あとは金額を集めるだけ。まずは無料の一括査定で、いまのノアにいくら付くのかを確かめるところからです。
なぜディーラー下取りは安い?ノアを買取で売ると+15万〜24万円の理由
ノアをディーラーに下取りへ出すと、買取専門店に売るより同じ条件で15万〜24万円安くなるのが実測です。
からくりは単純で、ディーラーは引き取ったノアを自社では売らず中古車オークションへ回すことが多く、その出品手数料と自社の取り分が下取り額から引かれてしまうから。
しかも新車の値引きと下取り額がひとまとめの総額で出てくるので、下取りそのものが安くても気づきにくいのです。
なぜ安く付くのかの仕組みと、年式ごとに実際どれだけ差が出るかを順に見ていきます。
ディーラー下取りが安くなる仕組み
ディーラーの本業はあくまで新車を売ることで、引き取ったノアを自社でさばくのは専門外です。
引き取った1台はたいてい業者オークションへ回され、その出品手数料・陸送費・自社の取り分を差し引いた残りが下取り額として出てきます。
一方の買取専門店は、自前の販売店やミニバンを探している中古車店、海外のバイヤーへノアを直接渡せます。間に挟まる業者が少ないぶん中抜きが減り、浮いた分を査定額に回せる——これが下取りと買取で差がつく正体です。
やっかいなのは、新車の商談で値引きと下取りが「総額いくら」とまとめて出てくる点です。下取りが相場より10万円低くても、値引き欄の数字が派手だと損に気づけません。
「下取りを頼んだ途端に値引きがしぶくなった」という話をよく聞くのも、両者がセットで調整されているからです。妥当かどうかは、値引きと切り離してノア単体の下取り額だけを相場とぶつけて確かめます。
買取店の査定というものさしを1本持っておくだけで、ディーラーとの値引き交渉でも足元を見られにくくなります。
【実測】年式ごとに下取りと買取はいくら違うか
実際どのくらい開くのかは、試算ではなく公表値で出せます。
ディーラーで下取り額を先に聞いてから買取に出した場合、2019年式なら手取りは15.6万〜24.0万円増えます。ユーカーパックが年式ごとに並べている買取相場と下取り相場の差がそれで、下取りは買取の87〜89%です。
ひと手間かけて買取に回す値打ちがあるか、判断の材料にしてください。
| 年式 | 買取相場 → 下取り相場(ユーカーパック) | 先に下取りを聞いてから買取に出すと増える額 |
|---|---|---|
| 2年落ち(2024年式) | 146.8万〜308.7万円 → 131.8万〜283.8万円 | 15.0万〜24.9万円 |
| 3年落ち(2023年式) | 106.3万〜234.4万円 → 90.2万〜212.2万円 | 16.1万〜22.2万円 |
| 5年落ち(2021年式) | 132.4万〜251.6万円 → 113.9万〜216.6万円 | 18.5万〜35.0万円 |
| 7年落ち(2019年式) | 117.8万〜215.3万円 → 102.2万〜191.3万円 | 15.6万〜24.0万円 |
| 10年落ち(2016年式) | 63.9万〜120.7万円 → 58.4万〜110.9万円 | 5.5万〜9.8万円 |
| 13年落ち(2013年式) | 36.9万〜74.2万円 → 31.1万〜63.0万円 | 5.8万〜11.2万円 |
7年落ちの差額24万円は、新型ノアの登録諸費用をほぼ賄える額です。
「数万円の差なら手間のない下取りでいい」という割り切りも否定はしません。
ただノア7年落ちは人気で台数も多く、買い手の取り合いになりやすいぶん、複数社を競らせれば買取側の上限が伸びて差はさらに開きます。
提示された下取り額に少しでも引っかかったら、一括査定で複数社の査定額を確認して下取りと比較してみましょう。
並べた結果、下取りのほうが高ければそのまま下取りを選べばいいだけ。査定を取る行為そのものに損はありません。
差額を実額でつかんでから新車の予算を組む、この順番が結局いちばん損をしません。目的別のおすすめ買取サービスは>>こちらから確認できます。
今売るか3回目車検後か|維持費とタイミングの損益分岐
7年目は3回目の車検が目前に迫る時期で、「もう一度通してあと2年乗るか、その前に手放すか」と天秤にかける人が多くなります。
答えを先に言うと、次の車に乗り換えるつもりなら、車検を通す前に売るのが基本です。
10万〜15万円の車検代を払い、なおかつ2年で相場が35万〜40万円目減りするので、両方を背負うと手取りが大きく減るからです。
車検を挟む前と後で損得がどう変わるかを表にしました。
| 選択肢 | 2年間のコスト・損失イメージ |
|---|---|
| 今売る(7年目) | 7年落ち相場(中心152万円)で売却・車検費用ゼロ |
| 車検を通して2年乗る | 車検費用10万〜15万円+2年で相場下落35万〜40万円=計45万〜55万円の負担増 |
車検を通すという選択をしてしまうと、整備代+買取価格の値下がりでかなりの差がある事がわかりますよね。
ただし、現状乗り換えの予定がなく、この先2年はまず手放さないと決めているなら車検を通して乗り切るという選択もOK
分かれ目はシンプルで、2年のうちに乗り換える可能性があるかどうか。
乗り換えの可能性がある場合は、車検代を払う前が手放しどきです。
とくに走行が8万km・10万kmの段差に近いノアや、新車の納車日がもう決まっているなら車検を出す直前に査定を取り、下取りと買取の金額を見比べてから「車検に出すか?売るか?」を決めると無駄がありません。
そろそろ動こうという方は>>こちらを参考にしてください。売りどきの目安がついたら、次は1円でも高く売るための具体策に移ります。
ノアを少しでも高く売るための5つのコツ
ノアで手取りを伸ばす鍵は、エアロ系を欲しがる店をきちんと呼び込み、その店どうしを競らせることにあります。
7年落ちは流通台数が多く、仕入れたい店が重なりやすい年式。だからこそ下準備と業者選びだけで、査定額が20万〜40万円動きます。
次の5つは、ノアで手取りが増える順に並べました。
① 申込フォームのグレード欄を「その他」で済ませない
実車を見にきた査定士は、車検証と現車でグレードも装備も確かめます。売主が黙っていたから減点される、ということは起きません。
金額を左右するのは、その手前の段階です。
一括査定は実車を見る前の段階で、入力した情報だけを見て各社が概算査定額を出す仕組み。MOTAなら最大20社がWEB上に金額を並べ、電話が来るのは上位3社だけです。
つまりフォームの中身が、どの店が名乗り出るかを決めています。
ここで「Si ダブルバイビー」を「その他」や単なる「Si」で出してしまうと、特別仕様を指名買いしたい店が反応しません。実車を見てもらえれば正しく評価される車なのに、その手前で候補から外れてしまうわけです。
加えて、後席モニターやパノラミックビューモニターのような工場装着品は、車検証を見ても分かりません。新車時の書類が残っているなら査定当日に出せる場所へ置いておくと、上乗せを求める材料になります。
② 3列目とスライドドアレール——家族車ならではの減点箇所を先に潰す
ノアの査定でつまずきやすいのは、普段あまり開かない場所です。
3列目を格納したまま何年も使っていると、たたんだ隙間に砂や食べこぼしが溜まります。スライドドアのレールも同様で、ここに砂利が噛んだままだと動きが渋くなり、電動スライドの不調を疑われます。
電動スライドドアは、ノアで最も高く評価される装備のひとつ。その動作が怪しいと見られると、装備ぶんの加点がまるごと消えます。
査定の前日に3列目を起こして掃除機をかけ、レールのゴミを取って開閉を確かめておく。これだけで印象が変わります。
チャイルドシートの跡やジュースのシミも、落とせる範囲で落としておきましょう。
③ 燃料ポンプのリコールを無償で済ませ、記録を残してから出す
7年落ちのノアには、2023年11月に届け出られた燃料ポンプのリコールが関わってきます。
低圧燃料ポンプのインペラが燃料を吸って膨らみ、ポンプケースと接触して作動不良を起こす。最悪の場合、走行中にエンストするおそれがある、という内容でした。
対象はノアを含む22車種で、届け出時点の台数は32万8108台。ノアは2017年7月3日から2020年1月14日までに生産された車が該当し、7年落ちの2019年式はまさにその期間の中にあります。
改善措置は低圧燃料ポンプを対策品に交換するもので、費用はかかりません。
売却前に済ませておく値打ちは2つあります。未処理のまま出すと買取店側で作業する前提で見られること、そして処理済みの記録が残っていれば買い手が安心して引き取れることです。
対象かどうかは車台番号で決まります。車検証を用意してトヨタ販売店に問い合わせるか、公式のリコール検索で確かめてください。
④ CVTの延長保証が生きているうちに動く(80系前期)
10年落ちの章で触れたCVTトルクコンバータの無料修理期間の延長(登録から13年以内)は、売る順番にも関わってきます。
対象は2013年12月から2016年4月までに製作された80系前期のガソリン車。2016年式なら2029年まで期限が残っています。
保証が残っているうちに症状が出たなら、まず無償修理を受けてから査定に出すのが順序です。不具合を抱えたまま売れば、その分は確実に査定から引かれます。
期限まで残り3年を切った2014年式・2015年式は、買い手から見ても「無料修理が使える期間」が年々短くなっていく車。売るなら期限の前に、が現実的です。
⑤ エアロ系は指名買いされる——競らせないと上限に届かない
ノアは店によって欲しがるグレードがはっきり分かれる車です。
エアロのSi・Si ダブルバイビーを店頭の主力にしたい店もあれば、標準ボディのX・Gを法人需要向けに集めたい店、10万km超を海外へ流す店もあります。
だから同じ1台でも、当たった店によって金額が変わる。5年落ちの上限が参照先によって110万円も割れていたのは、その表れです。
一括査定で複数社を横に並べ、そこへ輸出に強い1社を足す。この2系統で出せば、自分のノアを最も欲しがる店に行き当たる確率が上がります。
最高値を付けた店を軸に話を進めるのが、いちばん素直な進め方です。
①③④はノアの型式と生産期間に紐づく話で、しかも費用はかかりません。ここまで整えて一括査定に出せば、下取り提示との開きが数字で見えてきます。
目的別!ノアの車買取サービス3選

ここまで見てきたノアの事情を踏まえて、実際にどこへ出すかを絞り込みます。
電話を絞って高値も狙うならイチオシのMOTA、買取業者と直接やり取りせず窓口ひとつで進めたいならユーカーパック、過走行や修復歴で断られがちならカーネクスト、と住み分けられます。
どれも無料で、下取り額が妥当かを測る物差しになるので、まずは1〜2社、概算査定額を取るところから動き出しましょう。
MOTA車買取 — 電話最小限(最大3社)で高値を狙いたい人
MOTA車買取は、申し込むと最大20社がWEB上で先に値段を出し、電話してくるのは上位3社だけ、という一括査定です。
ふつうの一括査定だと申込直後に十数社の着信が鳴りやみませんが、MOTAは話す相手が3社にしぼられます。
電話の本数を抑えつつ高値も拾える、引き合いの多いノアと噛み合うやり方です。
ここからは、ノアの売却でMOTAが武器になる点を一つずつ挙げていきます。
MOTA車買取の強み
- 最大20社の概算査定額を一覧で見比べられる
年式・グレード・走行距離を一度入力するだけで、最大20社が金額をWEBに出してきます。高い順に並ぶので、どの店が本気かはスクロールするだけで分かり、一社ずつ電話で値段を聞いて回る手間がいりません。
- 電話が来るのは金額上位3社だけ
残りの業者から着信が入ることはありません。日中は仕事や子どもの送迎で何度も電話に出られない、というノア世帯ほど、この「3社まで」の仕組みに助けられます。
- 翌日18時には各社の額がそろう
申し込んだ翌日の18時までに、各社の概算査定額がマイページに出そろいます。新車の納車日が決まっていても、下取り提示と買取額を並べて検討する時間を十分とれます。
- 流通量の多いノアは入札が集まりやすい
ノアは中古で探す人が多く、仕入れたい店が重なりやすい一台です。とくにSi・Si ダブルバイビーのエアロ系は指名買いされやすく、店どうしの競争で額が上に伸びます。
- 下取りより高く売れた実績がある
「電話のことは二の次で、とにかく高く売りたい」という人も少なくありません。MOTAの買取額にはディーラー下取りより平均30.3万円UPというデータが出ています。
※MOTA実施アンケート(回答数3,645件・回答期間2023年6月〜2024年5月)の平均値。個別の結果を保証するものではありません。
- あとからの減額と、断れない契約を規約で封じている
家族を7年乗せてきたノアには、シートのシミもドアの内張りのスレも必ずあります。「WEBの金額はきれいな車の話で、実車を見たら結局下げられるのだろう」——申し込みをためらう理由は、たいていここです。
MOTAはこの不安と、契約後に他社と比べられなくなる不安の2つを、加盟店との契約で禁じています。
1つ目は金額の話です。加盟店規約の第5条1項・3項は、実車が申込内容と大きく食い違っていない限り、入札した下限額を下回る金額へ引き下げることを加盟店に禁じています。
走行距離と修復歴、警告灯の点灯を正直に入れておけば、生活で付いた程度の使用感を持ち出して提示額を崩されることはないということです。
先ほど「フォームを正確に埋める」と書いたのは、この裏づけがあるからでもあります。正しく入れるほど、出てきた金額がそのまま残ります。
2つ目は、いったん決めた話から降りる自由です。第6条2項・3項により、車両を引き渡した日の翌日までなら売主の側から契約を解除でき、加盟店が違約金やキャンセル料を請求することもできません。
新車の納車日が決まっていて先に売却を進めたい場合でも、あとから他社の結果を見て引き返せる、ということです(出典:MOTA公式ニュース)。
MOTA利用者の口コミ
※当サイトがクラウドワークスにて実施したアンケート調査の回答抜粋です。
ディーラーの下取り額で十分かなと思いつつ、念のため申し込んでみました。
上位3社から連絡が来て、下取りの提示より18万円ほど高い額に。電話も数社だけで、覚悟していた着信ラッシュもなく、拍子抜けするくらいスムーズに売れました。
当サイト独自アンケート調査(40代男性・千葉/ノア Si“W×B”・2019年式・5.5万km/165〜185万円)
この方のノアは2019年式・走行5.5万km。ノアは8万km、そして10万kmの大台に乗る手前ほど高値がつきやすいので、「そろそろ車検かな」と感じた今が動きどき、という一例です。
まだ売ると決めきる前に、相場と各社の本気度をまとめて確かめておく。その一手目に向いているのがMOTAです。
MOTA車買取はこんな人におすすめ→ 「電話は増やさずに、ノアの今の値段だけ先に知っておきたい」
ユーカーパック — 買取業者と直接話さず窓口ひとつで売りたい人
ユーカーパックは、1台のノアを全国8,000社以上の買取業者がオークション形式で奪い合う仕組みです。
窓口になるのは専任の担当者ひとりで、出品さえ済ませれば、あとは業者の入札を眺めて待つだけ。電話は実質1回で終わります。
営業電話そのものが苦手で、それでも金額は妥協したくない人に向いた方式です。
この方式がノア売却で活きる場面を、順に確認します。
ユーカーパックの強み
- 自分で値段交渉をしなくても買い手が決まる
全国の買取業者が出品データを見て入札し、買い手はその結果で決まります。こちらから値切り交渉をしたり、何店も回って探り合ったりする必要がありません。やり取りの主導権をユーカーパックに預けたまま、売却を進められるのが利点です。
- やり取りする相手は担当1人だけ
複数の買取店と個別に話す必要がなく、窓口はユーカーパックに一本化されます。何社もの営業トークに付き合うのが億劫な人でも、心理的な負担がぐっと軽くなります。
- 入会金・利用料は無料で出品から成約まで任せられる
費用はかからず、出品の段取りから成約後の手続きまでユーカーパック側がサポートします。買取業者と直接やり取りせずに売却を終えたい人に、ちょうどよい立て付けです。
ユーカーパック利用者の口コミ
※当サイトがクラウドワークスにて実施したアンケート調査の回答抜粋です。
担当の方と一度やり取りして出品したら、あとは入札の通知を見ているだけでした。
終盤に業者どうしで競ったようで、最初の見込みより20万円ほど上がって着地。営業電話に追われずにこの金額なら、待った甲斐がありました。
当サイト独自アンケート調査(30代男性・愛知/ノア ハイブリッド Si“W×B”III・2021年式・4万km/225〜248万円)
この方は2021年式・4万kmと、80系のなかでも条件のよい一台でした。
もっとも、これだけ状態がよければ高値はMOTAでも十分に狙えます。ユーカーパックの本領は価格そのものより、買取業者と直接やり取りせず窓口ひとつで完結する手軽さにあり、電話の煩わしさを避けたい人にこそ向く売り方です。
ただし、オークションというシステム上売却にかかる日程は長め。平均で1か月程度はかかるという事は覚えておきましょう。
売却を急いでいない・買取業者と直接やり取りしたくない・でも買取価格で妥協したくない。
そんな方はユーカーパックの利用も検討してみて下さい。
ユーカーパックはこんな人におすすめ→ 「電話は1回で済ませて楽に売りたい」
【ユーカーパック車買取】
査定料や売却手数料は完全無料!💪
オークション形式だから、営業電話なしで高く売ろう!
これが車売却の新しいカタチ
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カーネクスト — 70系や10万km超で「値段が付かない」と言われた人
カーネクストは、海外輸出ルートと部品リサイクル網を自前で持つ買取専門業者です。
10万km超・修復歴あり・低年式など一般の買取店では「値段がつきません」と言われがちな車でも、カーネクストなら独自のルートがあるため値がつきます。
走行が伸びた70系や80系前期のノアでも、最後まで諦めずに当たれる一社です。
過走行・低年式のノアでカーネクストが頼れる理由を見ていきます。
カーネクストの強み
- 査定額は0円以上を保証
引き取り額が0円になることがなく、廃車費用を払う前提だった車にも値が付きます。国内の店頭で断られた一台でも、まず相談してみる価値があります。
- ノアは海外でファミリーミニバン需要が根強い
ノアは東南アジアや中東で実用ミニバンとして安定した人気があり、国内で過走行扱いの車も現役の戦力として買われていきます。輸出の出口を持つカーネクストだからこそ拾える評価です。
- レッカー無料引き取り・手続きも代行
動かない車や車検切れでも、引き取りのレッカー代はかかりません。名義変更や廃車に必要な書類手続きも任せられるので、手元の手間はほとんど発生しません。
- 70系・80系前期の持病を抱えた車にも対応
パワースライドドアのモーター不調やハイブリッドバッテリーの劣化など、年式が進んだノアにありがちな不具合があっても、部品取りや輸出を前提に査定します。修理してから売る必要はありません。
カーネクスト利用者の口コミ
※当サイトがクラウドワークスにて実施したアンケート調査の回答抜粋です。
近所の買取店では「距離が距離なので値段は付けられない」と言われ、半ば諦めていました。
ダメ元で問い合わせたら、輸出に回せるとのことで思いがけず値段が付き、レッカーで引き取りまでしてもらえました。廃車にお金を払わずに済んでほっとしています。
当サイト独自アンケート調査(60代男性・新潟/ノア X(70系)・2012年式・13万km/30〜50万円)
13万km走った70系でも、輸出という出口があれば二桁万円の値が残ります。国内の店頭価格だけで「もう価値はない」と決めてしまう前に、一度ぶつけてみる先として覚えておくと安心です。
一方、走行が浅く状態の整ったノアであれば、もっと高い値を引き出せるMOTAを先に当てるほうが得です。カーネクストはあくまで“他店で断られた車の駆け込み寺”と位置づけ、最後の一手として残しておきましょう。
他店で値が付かなかったノアにも、最後まで値付けに動いてくれるのがカーネクストです。
カーネクストはこんな人におすすめ→ 「過走行や不具合で断られたノアでも、とにかく現金化したい」
3社の特徴比較
どれを使うかは、ノアの状態と「いつまでに売りたいか」で決めると迷いません。
手早く高値を引き出したいならまずイチオシのMOTA、買い手と直接話さず一本の窓口で済ませたいならユーカーパック、過走行や修復歴ありならカーネクストが噛み合います。
| サービス | 方式と電話の本数 | 噛み合うノア |
|---|---|---|
| MOTA車買取 (イチオシ) | 一括査定・電話は上位3社まで | 90系や80系後期など、状態が整っていて高値を狙える車 |
| ユーカーパック | オークション形式・電話は実質1回 | 急がず手放せる車。買取業者と直接話したくない場合 |
| カーネクスト | 買取専門・窓口1社 | 70系や10万km超など、他店で断られた車 |
下取り額が妥当かどうかを測る段階であれば、イチオシのMOTAで概算査定額を集めるところから。電話そのものを避けたいならユーカーパック、走行が伸びて断られた経験があるならカーネクストを重ねます。
2社へ同時に申し込んで金額をぶつけ合わせると、交渉の手札がさらに増えます。
ノアとヴォクシー、査定でどちらが高い?兄弟車との差を実データで
「同じ車なのにヴォクシーのほうが人気だから、ノアは安く見られるのでは」——ノアを売る方から出やすい心配です。
同一のデータベースで両車を年式ごとに並べると、答えははっきりします。差はあるものの10万〜27万円にとどまり、グレードの差より小さいのが実際のところです。
| 年式 | ノアの上限/下限 | ヴォクシーの上限/下限 |
|---|---|---|
| 2023年式(3年落ち) | 344.1万/136.4万円 | 356.4万/187.4万円 |
| 2021年式(5年落ち) | 313.1万/80.8万円 | 289.6万/92.0万円 |
| 2019年式(7年落ち) | 225.6万/60.5万円 | 233.3万/37.4万円 |
| 2016年式(10年落ち) | 155.7万/28.2万円 | 166.3万/9.0万円 |
| 2013年式(13年落ち) | 60.3万/6.5万円 | 87.0万/3.1万円 |
主題の7年落ちを見ると、上限はヴォクシーが7.7万円上、下限はノアが23.1万円上。実質的には互角です。
他の年式でも上限はヴォクシーがやや上に出ますが、10万〜27万円の範囲。5年落ちに至ってはノアが23.5万円上回っており、順位は固定されていません。
思い出してほしいのが、ここまで何度も出てきたエアロのSi系と標準ボディの差=20万〜40万円という数字です。
車名の違いより、自分のノアがどのグレードでどれだけ走っているかのほうが、金額をはるかに大きく動かしています。
ヴォクシーと比べて損をしている、と考える必要はありません。
エスクァイアが消えて、80系ノアの立ち位置はどう変わったか
80系の時代、この車にはノア・ヴォクシー・エスクァイアという3兄弟がいました。上質路線のエスクァイアが加わった3本立てです。
それが2022年1月の90系へのフルモデルチェンジでエスクァイアは姿を消し、ノアとヴォクシーの2本立てに整理されました。
この整理が80系オーナーの手取りに響くのは、中古車を探す側の選択肢が変わったからです。
90系は3ナンバーサイズになりました。5ナンバー枠の取り回しを条件に探す人は、新車では選べなくなったということです。
狭い路地や機械式駐車場の制約がある家庭にとって、この条件は妥協しにくいもの。結果として80系以前を名指しで探す層が残り、旧型の下値を支える力になっています。
新型が出れば旧型は暴落する、という一般論がノアで当てはまりにくいのは、こうした事情があるからです。
7年落ちで中心152万円という水準を保てているのも、その裏返しといえます。いま売って損をする年式ではありません。
兄弟車との比較で迷う時間があるなら、複数社に同じノアを見せて金額を並べたほうが早いです。サービスの選び方は>>こちらにまとめました。
ノア買取のよくある質問12選
ノア7年落ちを売る人からよく出る疑問を12問そろえました。グレード差から下取り、売りどき、ローンの残りまで、つまずきやすい点を順にほどいていきます。
- 7年落ち(2019年式)ノアはいくらで売れますか?
-
中心は152万円、幅は127万〜270万円です。
グレードと走行距離で幅が出ます。Si ダブルバイビーIIで117万〜251万円、Gで143万〜158万円が実績の帯です。人気色で両側電動ドア付き、走行が少ない車ほど高値が付きます。
- ディーラー下取りと買取専門店、どっちが高いですか?
-
同じ条件なら買取専門店の方が15万〜24万円高くなります。
ディーラーは引き取ったノアを業者オークションへ回すので、その手数料と自社の取り分が下取り額から差し引かれます。対して買取専門店は自社販売や海外輸出でノアを直接さばけるため、浮いた分を査定に乗せられるのです。
- ディーラーが提示した下取り額が妥当か、どう確かめればいいですか?
-
買取専門店の査定額と並べて比べるのが確実です。
商談では値引きと下取りが総額でまとめて出てくるので、ノア単体の下取り額を相場と並べないと高いか安いか判断できません。一括査定で複数社の概算査定額をそろえておけば、その金額が下取りを測る物差しになります。
- ハイブリッドとガソリン、どちらが高く売れますか?
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同じグレードで走行距離もそろえると、ハイブリッドが10万〜30万円高めです。
ただしノアはグレード(エアロのSi系か標準か)の影響が大きく、ガソリンのSi ダブルバイビーがハイブリッドXを上回ることもあります。パワートレインだけでなくグレード単位で判断するのが正確です。
- Si ダブルバイビーは普通のSiより高く売れますか?
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はい、5万〜15万円ほど高く売れます。
両側パワースライドドアやリヤオートエアコンなど人気装備が標準で、専用内装の特別感もあるため中古市場で指名買いされやすいグレードです。同じ年式・走行距離でも標準のSiより査定が上に出ます。
- 2022年に新型(90系)が出ましたが、80系を今売って損しませんか?
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いいえ、今でも十分高く売れます。
新型が出たあとも80系は値崩れせず、7年落ちで中心152万円をキープしています。とはいえ新型からの下取り車が市場に増え、相場はじわじわ下がり続けているので、走行が8万kmに乗る前に売るのが得策です。
- 今売るのと3回目車検を通してから売るの、どちらが得ですか?
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乗り換えを決めているなら車検前の売却がお得です。
10万〜15万円の車検代に加え、2年で相場が35万〜40万円下がるので、両方を合わせると手取りの目減りが大きくなります。逆に、この先2年は確実に乗ると決めているなら、車検を通して乗り切るほうが筋が通ります。
- 10万km超や修復歴があると査定はどれくらい下がりますか?
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擦り傷程度なら1割から2割、フレームに及ぶ修復歴があると2割から4割ほど引かれます。
ノアは10万kmを超えても海外の引き合いがあり、査定が0円まで落ちることはまずありません。フレームに及ぶ修復歴は引きが大きくなりますが、輸出に強い業者なら減り幅が小さくおさまる場合もあります。
実額では、2019年式の10万〜11万kmが116万〜144万円、2016年式の10万〜13万kmが42万〜124万円で売れています。2013年式は13万〜17万kmで19万〜57万円です(ガリバー・ネクステージの2026年6〜8月実績)。
- ローンが残っていても売却できますか?
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はい、売却できます。
買取店が代金でローンの残りを立て替え返済してくれるのが一般的な流れです。買取額が残債を上回ればおつりが手元に残り、足りなければ差額を現金で入れるか次のローンに上乗せします。ノアは7年落ちでも価値が残るので、残債を上回ることも珍しくありません。
- 13年落ちの2代目(70系)でも値は付きますか?
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はい、平均35万円ほどの値が付きます。
70系はガソリンのみで構造が素直なため、海外では整備しやすい働く車として重宝されます。17万kmを超えても30万〜40万円が付いた例があるので、廃車に出す前に輸出に強い業者へ査定を頼む価値があります。
- CVTの保証が延長されたと聞きましたが、自分のノアは対象ですか?
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2013年12月〜2016年4月に生産された80系前期のガソリン車が対象です。
型式はDBA-ZRR80G/ZRR80W/ZRR85G/ZRR85Wで、トルクコンバータの無料修理期間が登録から5年または10万km以内から13年以内へ延長されました。2016年式なら2029年まで対象です。最終的な判定は車台番号で行うので、車検証を持ってトヨタ販売店に確認してください。
- リコールを受けていないノアは、査定で不利になりますか?
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売る前に済ませておくほうが有利です。
2017年7月3日〜2020年1月14日生産のノアは、走行中のエンストにつながりうる低圧燃料ポンプのリコール対象です。交換は無償で、処理済みの記録が残っていれば買い手が安心して引き取れます。未処理のまま出すと買取店側で作業する前提で見られるため、先に終わらせておきましょう。
気がかりが片付いたら、あとは査定を取って一歩を踏み出すだけです。複数社をまとめて比べられる一括査定で、ノアの状態に見合った高い額を引き出していきましょう。
ノアは”売り旬”を逃さず買取専門店へ
ノアを高く売るなら、台数が多く買い手が取り合いになりやすい強みを活かし、一括査定で複数社の額を競らせるのが最適な方法です。
下取りや1社の提示で即決せず、並べる相手を増やすほど高値に近づきます。
ノア7年落ち(2019年式・80系後期)の買取相場は中心152万円で、同じ条件ならディーラー下取りより買取専門店の方が15万〜24万円高くなるのが実測です。
新型(90系)登場で80系相場は緩やかに下落中ですが、走行8万km・登録7年を超える前なら、今でも十分に高く売れる年式帯にあります。
- 2019年式の買取相場は中心152万円、幅は127万〜270万円。グレード・走行距離で100万円以上の幅がある
- グレードはエアロのSi・Si ダブルバイビーが主力で、標準のX・Gより20万〜40万円高い
- ハイブリッドは同グレード・同じ走行距離でガソリンより10万〜30万円高いが、ガソリンSi系がハイブリッドXを上回ることもある
- 節目年式の中心は3年落ち258万、5年落ち186万、10年落ち94万、13年落ち35万。10年・13年でも輸出需要で値が付く
- 走行距離は8万km・10万kmで段差的に下落する。距離が近い場合は年式より距離の影響が大きい
- 現行90系の3年落ちはミニバン随一の値持ちで、300万円超の例もある。乗り換え予定なら高値のうちに動く
- 両側電動スライドと整備記録簿のそろいは査定の上乗せ材料。一方ボディカラーの差は上位6色で4万円ほどしかなく、色を理由に売却を先延ばしにする意味はない
- ディーラー下取りは同じ条件で買取専門店より15万〜24万円低い(7年落ち)。値引きと総額でまとめられるので、ノア単体の下取り額だけを相場と突き合わせて妥当性を測る
- 乗り換えを決めているなら、3回目車検を通す前に売る方がトータルの負担が小さい
- 80系前期のガソリン車(2013年12月〜2016年4月製作)はCVTトルクコンバータの無料修理が登録から13年へ延長されており、2016年式は2029年まで無料で直せる。不調があれば先に直してから査定に出す
- 2017年7月3日〜2020年1月14日生産のノアは燃料ポンプのリコール対象。無償交換なので、済ませて記録を残してから査定に出す
- 兄弟車ヴォクシーとの査定差は10万〜27万円で、グレード差(20万〜40万円)より小さい。車名を気にするより自分のグレードと走行距離を見る
- 1円でも高く売りたいなら、複数社へ一度に出せる一括査定を使う。1社の額で決めず、必ず複数の提示を並べて競わせる
新型からの下取り車が中古市場に流れ込むほど、80系の相場は少しずつ目減りしていきます。
走れば距離も伸びるので、「まだ高く売れる今」と「年式と距離の段差を越えた後」とでは、数十万円の開きが生まれる事も…
クルマは持っているだけで税金や保険、車検代が出ていく、いわば目減りする資産。
まずは無料の一括査定で複数社の額を見比べ、今のノアにいくら付くのかを確かめるところから始めてみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。この記事があなたのノアの売却・買い替えの参考になれば幸いです。


