廃車にしたい車があるけれど、「自分でやれば数万円浮くらしい」「でも書類が多すぎて何から始めればいいかわからない」「平日に陸運局に行く時間が取れない」「還付金がいくら戻るのか知りたい」と迷っているのではないでしょうか。
廃車手続きには永久抹消・一時抹消・解体届出・輸出抹消の4種類があり、それぞれ必要書類・所要時間・還付金の有無が違います。自分でやる場合は陸運局に1〜2回出向いて3〜8時間ほどかかり、費用は1,500〜3,000円。
業者に依頼すると陸運局訪問が不要になり、買取金額もついて手取りプラスに転換することがほとんどです。
この記事では、廃車手続きの4種類の使い分けから、自分でやる場合の具体的なステップ、必要書類の完全リスト、還付金の計算式と具体例、故人名義・ローン残債・名義変更が絡む特殊ケースの対応、業者依頼のメリットまで網羅して解説します。
「自分でやるべきか、業者に任せるべきか」の判断軸が明確になり、最も損をしない方法がわかります。
この記事を読んでわかること
- 廃車手続き4種類(永久抹消・一時抹消・解体届出・輸出抹消)の使い分け
- 自分でやる場合の具体的なステップ・所要時間・費用(普通車・軽自動車別)
- 必要書類の完全リストと、紛失時の再発行手順
- 還付金(自動車税・重量税・自賠責)の計算式と具体例
- 故人名義・ローン残債・名義変更が絡むケースの対応
- 業者依頼で手続き無料+買取金額のW得を実現する方法
廃車を考えている車に値段がつく可能性があるかは、無料査定をすればすぐにわかります。
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廃車手続きとは?4種類のパターンと使い分け

廃車手続きとは、陸運局(普通車)または軽自動車検査協会(軽自動車)で行う自動車登録の抹消手続きです。「廃車」と一言で言っても、目的や状況によって4種類のパターンに分かれ、それぞれ必要書類・費用・還付金の有無が違います。
まずは自分の車がどのパターンに該当するのか把握しましょう。
パターン1:永久抹消登録|解体を伴う完全廃車
永久抹消登録は、車両を解体業者で完全に解体し、二度と公道で乗らないことを陸運局に届け出る手続きです。普通車が事故・経年劣化・故障で再使用しない場合の最も一般的な選択肢で、廃車買取業者を使う場合もほぼこの永久抹消が選ばれます。
最大のメリットは、自動車重量税の未経過分が還付されることです。車検残期間が長いほど還付額が大きくなり、車検残2年で2万円以上戻ってくることもあります。
デメリットは、解体が前提のため車両が物理的に消滅すること、解体報告日の確認待ちが発生して手続きに時間がかかることです。
パターン2:一時抹消登録|一時的な車両保留
一時抹消登録は、車両を残したまま自動車登録だけを一時停止する手続きです。海外輸出を予定している、長期保管したい、再登録の可能性を残したい、といった目的で使われます。
海外輸出を主力とする廃車買取業者が、輸出までの間に一時抹消で登録停止することがあります。
メリットは、後から再登録(中古車として復活)が可能なこと、自動車税の課税が停止することです。デメリットは、自動車重量税の還付がないこと、車両を物理的に保管する場所が必要なことです。
パターン3:解体届出|一時抹消後の解体報告
解体届出は、一時抹消登録した車両を後で解体する場合に、解体後30日以内に陸運局へ届け出る手続きです。一時抹消→海外輸出を試みたが買い手が見つからず解体に切り替える、といった流れで使われます。
解体届出を行えば、一時抹消では受けられなかった重量税還付を遡って受け取れます。ただし手続きは「一時抹消→解体→解体届出」と2段階になり、自分でやる場合は陸運局訪問が2回必要です。
パターン4:輸出抹消仮登録|海外輸出専用
輸出抹消仮登録は、車両を海外輸出する目的で、輸出までの一時的な登録抹消を行う手続きです。主に廃車買取業者・輸出専門業者が使う手続きで、個人が直接行うことは稀です。
海外輸出が確定した時点で輸出抹消が完了し、最終的に陸運局へ輸出証明書を提出します。
4パターンの早見表
| 手続き | 主な用途 | 重量税還付 | 自動車税還付 | 自賠責還付 | 自分でやる難易度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 永久抹消登録 | 解体して二度と乗らない | あり | あり | あり | 中(1回出向) |
| 一時抹消登録 | 海外輸出・長期保管 | なし | あり | あり | 中(1回出向) |
| 解体届出 | 一時抹消後の解体報告 | あり(遡及) | – | – | 高(追加1回出向) |
| 輸出抹消仮登録 | 海外輸出 | – | あり | あり | 業者専用 |
軽自動車は手続き名が違う
軽自動車は普通車と用語が違いますが、内容は似ています。
| 普通車 | 軽自動車 | 内容 |
|---|---|---|
| 永久抹消登録 | 解体返納 | 解体を伴う完全廃車 |
| 一時抹消登録 | 一時使用中止 | 登録の一時停止 |
| 解体届出 | 解体届出 | 一時使用中止後の解体報告 |
普通車は運輸支局、軽自動車は軽自動車検査協会で手続きを行います。軽自動車は普通車より書類が少なく、認印で済むなど手間が軽くなります。詳細は後ほどのセクションで解説します。
廃車手続きのパターンが見えてきたら、次は自分の車にどのパターンが最適かを判断していきましょう。
あなたに合うのはどれ?廃車手続きの判断フロー

「永久抹消か一時抹消か」「自分でやるか業者依頼か」を、車の状態と自分の都合から判断するためのフローです。下記の3つのポイントで考えると、迷わず選べます。
軸1:車をもう公道で走らせる予定があるか
公道で走らせる予定がないなら永久抹消(軽は解体返納)、海外輸出や長期保管で再使用の可能性を残したいなら一時抹消(軽は一時使用中止)です。一般のオーナーであれば、9割以上が永久抹消を選びます。
一時抹消が向くのは、輸出ルートを自分で持っている、農地や私有地で走らせる予定がある、海外赴任で長期保管したい、といった特殊条件の人です。
軸2:車両に値段がつく可能性があるか
値段がつく可能性のある車(年式・走行距離が許容範囲内、または海外で需要が高い車種)は、廃車買取業者に査定を出すのが先です。買取金額がつけば、業者が手続きをすべて代行してくれて、あなたは陸運局に1度も行かずに完結できます。
値段がつかないと判断できる車(自走不能で20年以上前・解体しか選択肢がない)でも、廃車買取業者なら0円以上保証で引き取ってくれることがほとんどです。
判断に迷うなら、まず廃車買取おすすめ15選で無料査定を取って金額の目安を把握しましょう。
軸3:平日に陸運局に行ける時間があるか
陸運局・軽自動車検査協会は平日9〜16時のみの営業(土日祝休み)です。会社員で平日休めない人、出張・外回りが多い人、家庭の都合で動けない人は、自分で手続きを完結させるのが現実的に困難です。
半休や有給を1〜2日使える人なら自分でやることも選択肢になりますが、その間の人件費・交通費・書類取得費を考えると、業者依頼の方が結果的にお得になることが多いです。
3軸を組み合わせた判断早見表
| 車の状態 | 平日に動ける | 海外輸出予定 | おすすめの選択肢 |
|---|---|---|---|
| 値段がつく可能性あり | – | なし | 廃車買取(業者依頼で永久抹消) |
| 値段がつかない・解体のみ | はい | なし | 自分で永久抹消 or 業者依頼 |
| 値段がつかない・解体のみ | いいえ | なし | 業者依頼で永久抹消 |
| 自走可能・輸出予定 | はい | あり | 自分で一時抹消 |
| 自走可能・輸出予定 | いいえ | あり | 業者依頼で一時抹消 or 輸出抹消 |
| 故人名義・相続車 | – | – | 業者依頼(相続書類の代行可) |
| ローン残債あり | – | – | クレジット会社に連絡→業者依頼 |
ほとんどの一般オーナーは「値段がつく可能性あり→廃車買取で業者依頼」または「平日動けない→業者依頼で永久抹消」のどちらかに該当し、業者依頼が最適解になります。自分でやるのが向く人は限られたパターンです。
判断軸が見えてきたら、次は具体的に「自分でやる場合」と「業者依頼の場合」の費用・時間・労力を比較していきましょう。
廃車手続きを「自分でやる」vs「業者依頼」|時間・費用・労力の徹底比較

廃車手続きの判断で最も気になるのが「自分でやれば数万円浮く」というネットで見かける情報です。ただし実際に比較してみると、時間と労力を含めた総合判定では業者依頼が有利になることが多くなります。具体的な数字で比較していきましょう。
自分でやる場合の費用と時間(普通車・永久抹消)
普通車の永久抹消を自分でやる場合の費用内訳は下記の通りです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 申請書(マークシート)代 | 40円 |
| 印紙代 | 400円 |
| 印鑑証明書取得(市役所) | 300円 |
| 住民票取得(引っ越し履歴ありの場合) | 300〜500円 |
| 往復交通費(陸運局) | 500〜2,000円 |
| 解体費用(解体業者へ持込) | 10,000〜20,000円 |
| レッカー代(不動車の場合) | 10,000〜20,000円 |
| 合計 | 約11,540〜43,240円 |
所要時間は下記の通りです。
| 工程 | 時間 |
|---|---|
| 必要書類の収集・準備 | 30〜60分 |
| 解体業者への持込・引取手配 | 1〜3時間 |
| 解体報告日の確認待ち | 数日〜2週間 |
| 陸運局への往復 | 30〜90分 |
| 陸運局での手続き | 1〜4時間 |
| 自賠責保険の解約手続き(保険会社窓口) | 30〜60分 |
| 合計 | 約3〜8時間(複数日に分散) |
自分でやる場合の費用と時間(普通車・一時抹消→解体届出)
一時抹消後に解体届出を行う2段階の場合、陸運局訪問が2回必要になります。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 申請書代(2回分) | 60円 |
| 印紙代(2回分) | 650円 |
| 印鑑証明書取得 | 300円 |
| 往復交通費(陸運局2回分) | 1,000〜4,000円 |
| 解体費用 | 10,000〜20,000円 |
| レッカー代 | 0〜20,000円 |
| 合計 | 約12,010〜44,710円 |
| 所要時間 | 約3.5〜11.5時間(陸運局2回出向) |
業者依頼の場合の費用と時間
廃車買取業者に依頼すると、下記のように一変します。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 廃車手続き代行 | 無料 |
| 解体費用 | 無料 |
| レッカー代 | 無料 |
| 還付金代行手続き | 無料 |
| 出張査定 | 無料 |
| 合計支出 | 0円 |
| 買取金額 | 0円〜数十万円のプラス |
| 所要時間 | 電話・LINE査定5〜30分のみ、陸運局訪問なし |
業者依頼の場合、自分で動くのは「電話・LINE・Webで査定依頼」「書類を業者に郵送」「引取日の立ち会い」の3点のみ。すべて自宅で完結できて、平日に動けなくても問題ありません。
自分でやる vs 業者依頼の総合比較表
| 比較項目 | 自分でやる(永久抹消) | 自分でやる(一時→解体) | 業者依頼 |
|---|---|---|---|
| 支出 | 約1.2〜4.3万円 | 約1.2〜4.5万円 | 0円 |
| 買取金額 | 0円 | 0円 | 0円〜数十万円 |
| 陸運局訪問 | 1回 | 2回 | 0回 |
| 所要時間 | 3〜8時間 | 3.5〜11.5時間 | 5〜30分 |
| 解体業者の手配 | 自分 | 自分 | 業者 |
| 必要書類の準備 | 自分 | 自分 | 業者がリスト送付 |
| 還付金手続き | 自分(保険会社へ申請) | 自分 | 業者代行 |
| 平日休む必要 | あり(半休〜1日) | あり(1〜2日) | なし |
結論:ほとんどの人で業者依頼が有利
時間・費用・労力を総合すると、業者依頼が明確に有利になります。特に下記に1つでも当てはまるなら、自分でやる選択は損失が大きくなります。
- 平日に動けない、または半休すら取りにくい
- 解体業者の手配ノウハウがない
- 必要書類の取得に時間をかけたくない
- 還付金の受取手続きを自分でやる自信がない
- そもそも車に値段がつく可能性が少しでもある(買取金額がもらえる)
自分でやるのが向くのは「平日に丸1〜2日空けられる」「解体業者に持ち込めるネットワークがある」「車両に値段が一切つかない」という限られた条件に当てはまる人のみです。
実際の費用と時間が見えてきたら、次は具体的な普通車の手続き手順を確認していきます。
普通車の廃車手続き|必要書類と運輸支局での流れ

普通車の永久抹消登録を自分でやる場合の必要書類と、運輸支局での手続きの流れを順に解説します。書類不備で2度手間になるのを避けるため、事前準備のチェックリストを作りながら進めてください。
普通車の永久抹消に必要な書類(全14項目)
下記が永久抹消登録に必要な書類です。前日までにすべて揃えてから運輸支局に向かいましょう。
| 書類 | 入手先 | 注意点 |
|---|---|---|
| 自動車検査証(車検証) | 車内のグローブボックス | 紛失時は陸運局で再発行 |
| 印鑑証明書 | 市区町村役場 | 発行から3カ月以内のもの |
| 実印 | 自宅で押印 | 印鑑証明と一致する印鑑 |
| ナンバープレート2枚 | 車両に装着済み | 前後を取り外して持参 |
| 移動報告番号(リサイクル券) | 車両所有時に交付済み | 再発行は自動車リサイクル促進センター |
| 解体報告記録日 | 解体業者から通知 | 解体完了後にネット報告 |
| 申請書(OCRシート第3号様式) | 運輸支局窓口 | 当日その場で記入可 |
| 手数料納付書 | 運輸支局窓口 | 当日その場で記入可 |
| 自動車税申告書 | 運輸支局窓口 | 当日その場で記入可 |
| 運転免許証 | 本人確認用 | 代理人は委任状+代理人の身分証 |
| 委任状(代理人の場合) | 所有者が作成 | 所有者の実印押印必須 |
| 住民票(引っ越し履歴あり) | 市区町村役場 | 車検証と現住所が異なる場合 |
| 戸籍の附票(複数回引っ越し) | 本籍地の市区町村役場 | 2回以上の引っ越しを証明 |
| 還付金振込口座(任意) | 銀行情報 | 重量税還付の受取先 |
軽自動車を所有している場合は次のH2「軽自動車の廃車手続き」で別途解説します。
解体業者の手配と解体報告日の確認
永久抹消登録は車両解体が前提のため、まず解体業者に車両を引き渡す必要があります。解体業者の探し方は下記の3つから選びましょう。
- 廃車買取業者経由:レッカー代・解体費用・廃車手続きすべて無料、買取金額もつく(最もおすすめ)
- 整備工場・ディーラー経由:解体業者を紹介してもらう、解体費用は1〜2万円
- 地元の解体業者に直接持込:費用最安だが、レッカー代・運搬手段の確保が必要
解体業者に車両を引き渡すと、解体完了後に自動車リサイクル促進センターへネット報告が行われます。報告から3〜7日後に「解体報告日」がシステムに反映され、これを確認してから永久抹消登録の手続きが可能になります。
運輸支局での手続きの流れ(当日4ステップ)
必要書類を揃え、解体報告日が確認できたら、管轄の運輸支局へ向かいます。当日の流れは下記の4ステップです。
- ナンバープレートの返却(窓口で2枚を返納、所要5分)
- 申請書類の購入と記入(OCRシート・手数料納付書・自動車税申告書を窓口で購入、その場で記入、所要30分)
- 永久抹消登録の申請(書類一式を窓口に提出、所要1〜2時間の待ち時間あり)
- 登録識別情報等通知書の受領(手続き完了の証明書、自賠責保険の解約や還付金申請に必要)
合計1〜4時間で完了します。混雑する月末・年度末・繁忙期は2倍以上かかることもあるため、なるべく月初の平日午前中に行くのがコツです。
自賠責保険の解約手続き(当日中or後日)
運輸支局での手続きが終わったら、自賠責保険の解約手続きを保険会社で行います。窓口持込で30〜60分、郵送なら1週間程度で還付金の振込が完了します。
自賠責の解約には、運輸支局でもらった「登録識別情報等通知書」のコピーが必要です。保険会社の窓口・電話・Webから解約申請を行い、未経過月分の保険料が振り込まれます。
自動車税の還付手続き(自動)
自動車税は永久抹消登録の手続き時に「自動車税申告書」を提出することで、自動的に還付手続きが開始されます。約1〜2カ月後に都道府県税事務所から「自動車税還付通知書」が郵送され、銀行で換金または口座振込で受け取れます。
普通車の手続きの全体像が見えてきたら、次は軽自動車の場合の違いを確認していきましょう。
軽自動車の廃車手続き|普通車との3つの違い

軽自動車の廃車手続きは、普通車に比べて書類が少なく、認印で済むなど手間が軽くなっています。一方で、自動車税の還付がないという制約もあり、知らないと損をします。普通車との違いを3つの観点で整理します。
違い1:手続きする場所が違う
普通車は管轄の運輸支局、軽自動車は管轄の軽自動車検査協会で手続きを行います。同じ陸運局構内に併設されている地域もありますが、別々の建物・別々の窓口です。
間違って運輸支局に行ってしまうと2度手間になるため、事前に管轄の軽自動車検査協会の場所を確認してください。
軽自動車検査協会の所在地は公式サイトで確認できます。営業時間は平日9〜16時のみ、土日祝休みは普通車の運輸支局と同じです。
違い2:必要書類が少なく、実印が不要
軽自動車の解体返納(普通車の永久抹消に相当)に必要な書類は下記の通りです。
| 書類 | 普通車との違い |
|---|---|
| 自動車検査証 | 同じ |
| ナンバープレート2枚 | 同じ |
| 認印 | 普通車は実印・印鑑証明書が必要、軽は認印でOK |
| 申請書(OCRシート軽第4号様式) | 軽専用の様式 |
| 自動車検査証返納届出書 | 軽専用 |
| 自動車検査証返納証明書交付申請書 | 軽専用 |
| 軽自動車税申告書 | 軽専用 |
| リサイクル券 | 同じ |
| 解体報告日確認 | 同じ |
| 運転免許証 | 同じ |
| 委任状(代理人の場合) | 代理人の認印で可、普通車のような実印不要 |
実印・印鑑証明書が不要なため、市役所での印鑑証明取得(手数料300円・所要時間30分)が省略できます。書類取得の手間が軽い分、自分でやる場合の負担が軽減されます。
違い3:自動車税の還付がない
普通車では永久抹消登録すると自動車税の未経過分が還付されますが、軽自動車には還付制度がありません。軽自動車税は4月1日時点の所有者が1年分を納税する仕組みのため、年度途中で廃車にしても残月分は返ってきません。
ただし、自動車重量税の還付(解体返納の場合のみ)と自賠責保険の解約返戻金は、普通車と同じく受け取れます。重量税還付は車検残期間に応じて、自賠責は保険残期間に応じて還付されます。
軽自動車の解体返納の流れ
軽自動車の解体返納も、普通車の永久抹消と同様の流れで進みます。「解体業者への引き渡し→解体報告日確認→軽自動車検査協会で手続き」の順です。
- 解体業者に車両を引き渡し(自走 or レッカー、解体費用1〜2万円)
- 解体報告日の確認(解体完了から3〜7日でシステム反映)
- 軽自動車検査協会で手続き(ナンバープレート返却→申請書記入→提出、所要1〜3時間)
- 自賠責保険の解約手続き(保険会社窓口・郵送)
普通車との手続きパターンの違いを早見表でまとめると下記の通りです。
| 項目 | 普通車 | 軽自動車 |
|---|---|---|
| 手続き場所 | 運輸支局 | 軽自動車検査協会 |
| 手続き名(解体時) | 永久抹消登録 | 解体返納 |
| 手続き名(一時保留) | 一時抹消登録 | 一時使用中止 |
| 必要な印鑑 | 実印+印鑑証明 | 認印のみ |
| 自動車税還付 | あり | なし |
| 重量税還付 | あり(解体時) | あり(解体返納時) |
| 自賠責保険還付 | あり | あり |
| 申請書様式 | OCR第3号様式 | OCR軽第4号様式 |
軽自動車は手続きが軽い分、自動車税還付がない損があります。それでも重量税と自賠責は戻ってくるので、永久抹消登録(解体返納)の方が一時抹消より総額で得になることが多くなります。
軽自動車の手続きの違いがわかったら、次は廃車で受け取れる還付金の詳細を確認していきましょう。
廃車の還付金3種類|計算方法と受取手順

廃車手続きを行うことで、自動車税・自動車重量税・自賠責保険の3種類の還付金を受け取れます。
年式・車検残期間・廃車のタイミングによって金額が変わるので、自分の車だといくら戻ってくるのか、計算式と具体例で確認していきましょう。
還付金1:自動車税の還付(普通車のみ)
自動車税は4月1日時点の所有者が1年分を一括納税します。年度途中で永久抹消登録を行うと、抹消した翌月から翌3月までの未経過分が月割で還付されます。
計算式:
自動車税還付額 = 年間自動車税額 × 未経過月数 ÷ 12
具体例(排気量2,000ccのミニバン・年税額36,000円の場合):
- 5月に永久抹消:36,000円 × 10カ月 ÷ 12 = 30,000円還付
- 8月に永久抹消:36,000円 × 7カ月 ÷ 12 = 21,000円還付
- 11月に永久抹消:36,000円 × 4カ月 ÷ 12 = 12,000円還付
- 3月に永久抹消:36,000円 × 0カ月 ÷ 12 = 0円還付
注意点:
- 軽自動車は還付制度なし(軽自動車税は還付されない)
- 受取時期:永久抹消の手続きから1〜2カ月後
- 受取方法:都道府県税事務所から「自動車税還付通知書」が郵送→銀行で換金または口座振込
還付金2:自動車重量税の還付(解体時のみ)
自動車重量税は車検時に2年分または3年分を前納する税金です。永久抹消登録(または解体返納)で車両が解体された場合のみ、車検残期間に応じた未経過分が還付されます。
計算式:
重量税還付額 = 納付済重量税 × 車検残月数 ÷ 車検期間(24カ月または36カ月)
具体例(普通車・車検2年・重量税24,600円の場合):
- 車検残24カ月で解体:24,600円 × 24 ÷ 24 = 24,600円還付(ほぼ全額)
- 車検残12カ月で解体:24,600円 × 12 ÷ 24 = 12,300円還付
- 車検残5カ月で解体:24,600円 × 5 ÷ 24 = 5,125円還付
- 車検残1カ月で解体:24,600円 × 1 ÷ 24 = 1,025円還付
具体例(軽自動車・車検2年・重量税6,600円の場合):
- 車検残24カ月:6,600円
- 車検残12カ月:3,300円
- 車検残5カ月:1,375円
注意点:
- 一時抹消登録のみでは還付されない(解体届出まで完了させる必要あり)
- 受取時期:手続き完了から3〜4カ月後(リサイクル法に基づく解体確認後)
- 受取方法:国税庁から指定口座に振込(マイナンバー提出が必要)
還付金3:自賠責保険の解約返戻金
自賠責保険は車検期間と同じ2年または3年分を前納する強制保険です。廃車手続きと自賠責保険の解約手続きを行うことで、未経過月分の保険料が返戻金として戻ってきます。
返戻金の目安(普通車・24カ月17,650円の場合):
- 残期間24カ月:約17,000円
- 残期間18カ月:約13,000円
- 残期間12カ月:約8,500円
- 残期間6カ月:約4,000円
- 残期間1カ月以下:返戻金なし
注意点:
- 残期間1カ月以下は還付されない
- 解約手続きが必要(永久抹消の自動還付とは別)
- 解約手続き場所:自賠責を契約した保険会社の窓口・電話・Web
- 受取時期:解約手続きから7〜10日後に振込
還付金の総額シミュレーション
実際にいくら戻ってくるのか、3つの還付金を合算したシミュレーションを見てみましょう。
シミュレーション例1:トヨタ ノア(2010年式・車検残12カ月・5月に永久抹消)
- 自動車税還付:36,000円 × 10 ÷ 12 = 30,000円
- 重量税還付:24,600円 × 12 ÷ 24 = 12,300円
- 自賠責返戻金:約8,500円
- 合計:約50,800円
シミュレーション例2:ホンダ N-BOX(2014年式・車検残6カ月・8月に解体返納)
- 自動車税還付:軽自動車は対象外(0円)
- 重量税還付:6,600円 × 6 ÷ 24 = 1,650円
- 自賠責返戻金:約4,000円
- 合計:約5,650円
シミュレーション例3:日産 セレナ(2012年式・車検残24カ月・11月に永久抹消)
- 自動車税還付:39,500円 × 4 ÷ 12 = 13,167円
- 重量税還付:32,800円 × 24 ÷ 24 = 32,800円
- 自賠責返戻金:約17,000円
- 合計:約63,000円
普通車で車検残期間が長いほど、還付金の総額は大きくなります。逆に軽自動車・車検切れ間近の場合は、還付金は数千円〜1万円程度です。
還付金代行は廃車買取業者なら無料
3種類の還付金を自分で申請するには、運輸支局・税事務所・保険会社の3カ所での手続きが必要です。書類の取り違え・申請漏れで還付を受け損ねるリスクもあります。
カーネクスト・ハイシャル・廃車王などの大手廃車買取業者では、これら還付金代行を無料で行ってくれます。買取金額に加えて還付金もまるごとあなたの口座に振り込まれるため、自分で動く手間がゼロになります。
還付金の仕組みがわかったら、次は必要書類を紛失している場合の対処法を確認していきましょう。
必要書類を紛失している場合の再発行マニュアル

廃車手続きを進めていて「車検証が見つからない」「印鑑証明がない」「リサイクル券をなくした」という事態は珍しくありません。書類別に再発行先・費用・所要時間をまとめます。
車検証(自動車検査証)を紛失した場合
車検証は普段車内のグローブボックスに保管されていますが、紛失・盗難・破損で再発行が必要になることがあります。
再発行先:管轄の運輸支局(軽自動車は軽自動車検査協会) 費用:300円程度 所要時間:窓口で即日発行(30〜60分) 必要書類:理由書(紛失届)、申請書、本人確認書類、印鑑(普通車は実印・軽は認印)
廃車手続きと同時に再発行できるため、運輸支局訪問時にまとめて対応すれば効率的です。
印鑑証明書を持っていない場合
印鑑証明書は市区町村役場で取得します。実印登録自体をしていない場合は、まず実印登録から行います。
取得先:市区町村役場の市民課・住民課 費用:300円(コンビニ交付で200円の自治体もあり) 所要時間:窓口で即日交付(5〜10分) 有効期限:発行日から3カ月以内のみ廃車手続きで使用可 実印未登録の場合:先に印鑑登録(即日登録可能、印鑑+身分証持参)
リサイクル券(移動報告番号)を紛失した場合
リサイクル券は新車購入時に発行され、車検証と一緒に保管されることが多い書類です。紛失しても廃車手続きは可能で、自動車リサイクル促進センターのサイトで番号を確認できます。
確認方法:自動車リサイクル促進センターの検索サイトで車検証の車両番号を入力 費用:無料 所要時間:オンラインで即時確認
自賠責保険証を紛失した場合
自賠責保険証は保険会社で再発行できます。廃車時の解約手続きにも必要なので、紛失していれば早めに対応してください。
再発行先:自賠責を契約した保険会社(窓口・電話・Web) 費用:無料 所要時間:窓口即日 or 郵送3〜5日
自動車税納税証明書を紛失した場合
自動車税納税証明書は廃車手続きには直接必要ありませんが、自動車税還付の手続きで参照されることがあります。紛失している場合は都道府県税事務所で再発行できます。
再発行先:都道府県税事務所 費用:無料 所要時間:窓口即日
紛失書類が多い場合は業者依頼が時短
書類の紛失が3つ以上ある場合、再発行のために複数窓口を回るだけで半日〜1日かかります。廃車買取業者に依頼すれば、業者が代行で再発行してくれることがほとんどです。
書類紛失が多い人ほど、業者依頼の時短メリットが大きくなります。
書類の準備が見えてきたら、次は故人名義・ローン残債・名義変更が絡む特殊なパターンの対応を確認していきます。
故人名義・ローン残債・名義変更が絡むケース対応

廃車手続きで複雑になりがちなのが、故人名義・ローン残債・他人名義の3つのパターンです。それぞれ追加書類と手順が必要なので、自分の車がどれに該当するか確認してください。
故人名義の車を廃車にする場合
故人(亡くなった所有者)名義の車を廃車にするには、相続関連書類が追加で必要です。
追加書類:
- 被相続人(故人)の戸籍謄本(出生から死亡まで連続したもの)
- 相続人全員の戸籍謄本
- 遺産分割協議書(相続人全員の実印押印)
- 相続人全員の印鑑証明書
- 相続人の住民票
戸籍謄本の取得には本籍地の市区町村役場での申請が必要で、本籍地が遠方の場合は郵送請求になります。連続した戸籍を集めるのに2週間〜1カ月かかることもあります。
簡易版手続き(査定額100万円以下の普通車): 査定額が100万円以下の普通車であれば、遺産分割協議書の代わりに「査定証」の発行で簡略化された手続きが可能です。査定証は廃車買取業者が無料で発行してくれます。
業者代行の活用: カーネクスト・ハイシャルなどの大手廃車買取業者では、相続関連書類の取得代行サポートがあります。戸籍謄本の郵送請求から遺産分割協議書の様式提供まで対応してくれるので、相続経験が初めての人でも安心です。
ローン残債がある車を廃車にする場合
ローンが残っている車は、クレジット会社が所有者になっていることがあります。車検証の「所有者」欄を確認してください。
所有者がクレジット会社の場合: ローン残債を一括返済して所有権を解除しないと廃車できません。手順は下記の通りです。
- クレジット会社に連絡してローン残高を確認
- 残高を一括返済(買取金額があれば充てる)
- クレジット会社から「所有権解除書類」を受け取る
- その書類を持って廃車手続きを行う
買取金額がローン残債を上回る場合: 廃車買取の代金で残債をそのまま完済できます。残額(買取金額-残債)が手元に振り込まれます。
買取金額が残債より少ない場合: 不足分は自己負担で完済する必要があります。例えば残債40万円・買取金額25万円なら、差額15万円を別途準備します。
事故で全損→保険金で完済する場合: 事故で全損判定された場合、車両保険から保険金が支払われ、これでローン残債を完済できることがあります。保険会社と相談しながら進めましょう。
カーネクスト・ハイシャルなどの大手業者では、ローン整理の手続き代行に対応しており、事前相談も無料で受け付けています。
他人名義(家族・知人)の車を廃車にする場合
家族や知人の名義のまま借りている車を廃車にする場合、所有者本人が手続きを行うか、所有者からの委任状で代理人が手続きを行います。
所有者本人が行う場合:通常の廃車手続き(必要書類は本人名義のもの) 代理人が行う場合:所有者の実印を押した委任状+代理人の身分証明書
故人名義の場合は委任状での代理手続きができないため、相続関連書類を経由した名義変更が必要です(前述の故人名義セクション参照)。
特殊なパターンの対応が見えてきたら、次は業者依頼で手続きを任せるメリットを整理していきます。
廃車手続きを業者に任せる4つのメリット

ここまで自分でやる場合の手順を解説してきましたが、廃車買取業者に依頼すると下記4つの大きなメリットがあります。実際の収支を計算すると、業者依頼の方が手取りで数万円以上プラスになることがほとんどです。
メリット1:手続き代行が完全無料
廃車買取業者では、永久抹消登録・解体届出・自賠責解約・還付金申請のすべてを代行してくれます。あなたが動くのは「電話・LINE・Webで査定依頼」「書類を業者に郵送」「引取日の立ち会い」の3点のみで、陸運局や保険会社へ行く必要が一切ありません。
レッカー代も解体費用も無料の業者がほとんどで、自分でやる場合の支出(約1.2〜4.3万円)がそのまま浮きます。
メリット2:買取金額が0円以上保証
カーネクスト・ハイシャル・廃車王などの大手業者では「どんな状態の車でも0円以上で買い取る」買取保証を出しています。年式が古い・走行距離が伸びた・動かない・水没した・大破した、といった車でも、海外輸出やパーツ販売の販路を持つ業者なら数万円〜数十万円の買取金額がつきます。
「廃車費用を取られる」と思っていた車が「数万円のプラス収入」に逆転する体験が、業者依頼の最大のメリットです。
メリット3:還付金もまとめて代行
自動車税・自動車重量税・自賠責保険の3種類の還付金代行も、大手廃車買取業者なら無料で対応してくれます。あなたの口座に買取金額と還付金がまとめて振り込まれるため、複数窓口を回る手間がゼロになります。
普通車で車検残期間が長ければ、還付金だけで3〜6万円戻ってくることもあります。
メリット4:平日に動けない人でも完結できる
業者依頼の最大の利便性は、平日に陸運局へ行けない人でも廃車を完結できることです。多くの業者が年中無休で対応しており、電話・LINE・Webの査定依頼は24時間受付。
引取も土日対応の業者が多く、平日休めない現役世代でも完全自宅完結で廃車できます。
業者依頼で実際にいくら手取りプラスになるか
実例で計算してみましょう。トヨタ ノア(2010年式・走行14万km・車検残12カ月)を廃車にする場合:
自分でやる場合の収支:
- 支出:解体費用15,000円+陸運局往復2,000円+書類代1,000円+自賠責解約手続き 0円 = 18,000円
- 還付金:自動車税30,000円+重量税12,300円+自賠責8,500円 = 50,800円
- 手取り:50,800円 – 18,000円 = +32,800円
業者依頼の場合の収支(カーネクスト想定):
- 支出:0円
- 買取金額:30,000円(不動車レベル想定)
- 還付金:自動車税30,000円+重量税12,300円+自賠責8,500円 = 50,800円
- 手取り:30,000円 + 50,800円 – 0円 = +80,800円
業者依頼の方が約48,000円も手取りプラスになります。これに加えて、半休〜1日休む必要がなくなる時間的メリットも享受できます。
業者依頼のメリットが見えてきたら、まずは無料査定で自分の車がいくらで売れるか確認してみてください。廃車買取おすすめ15選で電話・LINE・Webから5〜30分で査定額がわかります。
次は廃車手続きで起きがちなトラブルと対処法を確認しておきましょう。
廃車手続きでよくあるトラブルと対処法

廃車手続きをスムーズに進めるために、起きがちなトラブルと対処法を5つ整理します。事前に知っておけば、ほぼすべての失敗を回避できます。
トラブル1:書類不備で陸運局から追い返される
最も多いのが書類不備による2度手間です。印鑑証明書が3カ月を過ぎている、車検証と現住所が違うのに住民票を持参していない、認印で済むと思って実印を持っていかなかった、といったパターンが頻発します。
対処法:事前にこの記事のチェックリストで書類をすべて揃え、運輸支局に電話で「この書類で大丈夫か」を確認してから出向く。心配なら廃車買取業者に依頼すれば書類リストが送られてきて、業者が事前確認してくれます。
トラブル2:解体報告日待ちで手続きが進まない
解体業者に車を引き渡したのに「解体報告日」がシステムに反映されず、永久抹消登録の手続きに進めないトラブルです。解体業者のネット報告が遅れる、または忘れられている可能性があります。
対処法:解体業者に「報告日はいつになりますか」と事前に確認。3〜7日経っても反映されない場合は、解体業者に再度問い合わせる。廃車買取業者経由なら報告日管理も任せられます。
トラブル3:自賠責解約を忘れて還付を受け損ねる
永久抹消登録だけ済ませて自賠責保険の解約を忘れると、未経過分の還付金(数千〜1万円超)を受け取れません。自賠責は車検期間と同じ前納方式のため、解約を忘れるとそのまま消滅します。
対処法:永久抹消の手続き完了後、すぐに保険会社へ解約申請。業者依頼なら自賠責解約も代行してくれます。
トラブル4:還付金が振り込まれない・遅い
重量税還付は手続きから3〜4カ月、自動車税還付は1〜2カ月かかります。「振り込みが遅い」と心配になることがありますが、これはリサイクル法に基づく解体確認や行政の処理時間によるもので、正常な範囲です。
対処法:3〜4カ月過ぎても振り込まれない場合は、都道府県税事務所・国税庁へ問い合わせ。マイナンバーや振込口座情報に誤りがないか確認します。
トラブル5:故人名義・相続車で書類が揃わない
故人名義の車を廃車にする際、戸籍謄本の連続性が取れない、遺産分割協議書の作成方法がわからない、相続人の同意が得られない、といったトラブルが起きやすくなります。
対処法:相続関連書類の取得は廃車買取業者に代行を依頼するのが最も簡単。司法書士や行政書士に依頼する選択肢もありますが、業者なら無料で対応してくれます。
トラブルが起きた時の相談窓口
- 運輸支局・軽自動車検査協会:書類・手続き全般
- 都道府県税事務所:自動車税還付関連
- 国税庁(自動車重量税還付):重量税還付関連
- 保険会社窓口:自賠責解約・還付関連
- JPUC(日本自動車購入協会):業者とのトラブル
トラブルを未然に防ぐ最も簡単な方法は、廃車買取業者に手続きをまとめて任せることです。書類不備・解体報告遅れ・自賠責解約忘れの3大トラブルがそもそも発生しません。
トラブル対処法が整理できたら、最後に車の状態別の関連記事をまとめて紹介します。
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まずは2社に査定を出して買取金額の目安をつかんでおくと、自分で手続きするより業者依頼の方が得かどうかをすぐ判断できます。
それぞれ得意な車の状態や売り方が違うため、自分の車に近い方から査定を取ってみてください。
全国対応・0円以上保証のカーネクスト
カーネクストは、廃車・低年式・事故車にも強く、レッカー代から廃車手続きの代行まですべて無料で対応する1社査定型のサービスです。全国13,000社以上の自動車関連事業者と提携し、累計45万台以上の取り扱い実績があります。電話だけで完結し、最短5分で査定額がわかります。
申し込む前に評判を確かめたい場合は、カーネクストの口コミ・評判記事で実際の利用者の声と、査定から入金までの流れをまとめています。
動かない車や全損レベルの車でも0円以上で買い取る保証があり、ディーラーで廃車費用を請求されたような車でも手出しゼロで手放せます。
普通車であれば自動車税の還付手続きまで無料で代行してくれるため、複数の窓口を回る手間もかかりません。
- ディーラーで「廃車費用がかかる」と言われた車を処分したい
- 動かない・自走できない車を保管場所から早く引き取ってほしい
- レッカー代や手続き費用を一切かけたくない
- 電話一本で査定から引き取りまで済ませたい
口頭での契約後に自己都合でキャンセルすると3万円がかかる点だけ事前に押さえておけば、状態の悪い車をまとめて任せたい人にとって心強い選択肢です。まずは無料査定で買取金額を確かめてみてください。
海外輸出ルートで値段をつけるセルトレ
セルトレは、入力した車の情報から国内販売・海外輸出・パーツリサイクルの3つの販路を自動で判定し、その車に最も高値をつけられる業者だけを紹介してくれるサービスです。東証プライム上場の株式会社じげんが運営しており、入力は29秒で完了します。
利用前に評価を確認したい場合は、セルトレの口コミ・評判記事でサービスの仕組みと実際の査定例を解説しています。
連絡が来るのは自動判別で絞り込まれた1〜4社のみなので、何十社からも電話が鳴り続ける一括査定のような負担がありません。
国内では値がつかなかった古い車でも、海外で需要がある車種なら輸出ルート経由で思わぬ金額がつくことがあります。
- 他社で「値段がつかない」と言われた古い車を持っている
- 営業電話のやり取りをできるだけ減らしたい
- 国内では需要が薄くても海外で人気のある車種に乗っていた
- 上場企業が運営するサービスの安心感を重視したい
マッチング型のため、買取保証や手続き代行の有無は紹介された業者ごとに変わります。確実に高く売りたいなら、カーネクストとセルトレの両方に査定を出し、提示額の高い方へ依頼するのがおすすめです。
廃車手続きに関するよくある質問

廃車手続きで多く寄せられる質問を、結論からズバリ答えていきます。
- Q1:自分で廃車手続きと業者依頼ではどちらが得ですか
-
業者依頼の方がほとんどの場合得になります。
自分でやる場合は支出1.2〜4.3万円+所要時間3〜8時間が必要ですが、業者依頼なら支出0円+所要時間5〜30分で完結し、買取金額(0円〜数十万円)と還付金がまとめて手取り収入になります。総額で数万円以上の差が出ます。
- Q2:永久抹消と一時抹消はどちらを選ぶべきですか
-
公道で乗らない予定なら永久抹消、海外輸出や長期保管で再使用の可能性を残したいなら一時抹消です。
一般オーナーの9割以上は永久抹消を選びます。重量税の還付も永久抹消(または解体届出)でのみ受けられるため、特殊な事情がない限り永久抹消が有利です。
- Q3:廃車手続きの所要時間はどれくらいですか
-
自分でやる場合は3〜8時間(複数日に分散)、業者依頼なら5〜30分です。
自分でやる場合は陸運局訪問1〜2回、解体業者との調整、自賠責解約手続きで合計数日かかります。業者依頼なら査定電話・LINE・Web申込のみで完結し、引取日は立ち会うだけで終わります。
- Q4:廃車手続きはどこで行いますか
-
普通車は管轄の運輸支局、軽自動車は管轄の軽自動車検査協会です。
平日9〜16時のみの営業(土日祝休み)です。自分で行く場合は半休または有給を取る必要があり、混雑する月末・年度末は避けるのが無難です。
- Q5:必要書類を紛失していても廃車できますか
-
はい、ほとんどの書類は再発行できます。
車検証は運輸支局で300円・即日、印鑑証明は市役所で300円・即日、リサイクル券はネットで番号確認、自賠責は保険会社で無料再発行できます。紛失が3つ以上ある場合は業者依頼で代行してもらった方が早く済みます。
- Q6:還付金はいくら戻ってきますか
-
普通車で車検残期間が長い場合、自動車税+重量税+自賠責の合計で3〜6万円戻ってくることがあります。
軽自動車は自動車税の還付がないため、重量税+自賠責の合計5,000円〜1万円程度です。車検残期間と廃車のタイミングで金額が大きく変わるので、本文中のシミュレーション例を参考にしてください。
- Q7:軽自動車を廃車にすると還付金はありますか
-
自動車税の還付はありませんが、重量税と自賠責の解約返戻金は受け取れます。
軽自動車税は4月1日時点の所有者が1年分を一括納税する仕組みで、年度途中の廃車でも残月分は戻りません。重量税(解体返納時のみ)と自賠責保険は車検残期間・保険残期間に応じて還付されます。
- Q8:ローンが残っている車でも廃車できますか
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はい、ローン残債を一括返済して所有権を解除すれば廃車できます。
買取金額がローン残債を上回る場合は廃車買取の代金で完済できます。残債の方が大きい場合は不足分を自己負担で完済する必要があります。カーネクスト・ハイシャルなどの大手業者ではローン整理代行サービスもあるため、事前相談から進めるのが安心です。
- Q9:故人名義の車を廃車にする方法は
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相続関連書類(戸籍謄本・遺産分割協議書・印鑑証明など)を揃えれば廃車できます。
被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本、相続人全員の戸籍謄本と印鑑証明、遺産分割協議書が必要です。査定額100万円以下の普通車なら査定証で簡略化された手続きで対応可能です。書類取得が複雑な場合は廃車買取業者の代行サポートが便利です。
- Q10:車検が切れている車でも廃車手続きできますか
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はい、車検切れの車でも廃車手続きは可能です。
廃車にするのに再車検は不要なので、現状のまま手続きを進められます。公道を走れない車でも、レッカー車で引取してくれる業者を使えば問題ありません。むしろ車検費用を払って車検を取り直すよりも、車検切れのまま廃車に出した方が得をすることがほとんどです。
- Q11:廃車手続きの期限はありますか
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解体後30日以内に解体届出(一時抹消の場合)、または陸運局での永久抹消登録手続きが必要です。
期限を過ぎると追徴金や手続きの再申請が必要になることがあります。解体後はすみやかに手続きを進めてください。業者依頼なら期限管理も任せられて安心です。
- Q12:廃車手続き中も自動車税は払い続けますか
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廃車手続き完了後の翌月から課税が止まります。
自動車税は4月1日時点の所有者に1年分が課税される仕組みで、廃車手続きが完了すれば翌月以降の月割分が還付されます。手続き中は車両を保有している扱いで課税されますが、完了後にまとめて還付を受けられます。
まとめ:廃車手続きは「業者依頼」で最も得をする

廃車手続きには永久抹消・一時抹消・解体届出・輸出抹消の4種類があり、必要書類・所要時間・還付金の有無が違います。
自分でやる場合は陸運局に1〜2回出向いて3〜8時間ほどかかり、費用は1〜4万円、還付金で1〜6万円戻ってきます。
業者に依頼すれば手続きが完全無料で代行され、買取金額(0円〜数十万円)と還付金がまとめて手取り収入になり、平日に休む必要もありません。ほとんどの場合、自分でやるよりも業者依頼の方が数万円以上手取りプラスになります。
この記事の要点まとめ
- 廃車手続き4種類:永久抹消(解体・最一般的)/一時抹消(保留・輸出)/解体届出(一時後の解体)/輸出抹消(業者専用)
- 普通車は運輸支局、軽自動車は軽自動車検査協会で手続き(平日9〜16時のみ)
- 自分でやる場合:費用1〜4万円、所要時間3〜8時間、陸運局訪問1〜2回
- 業者依頼の場合:費用0円、所要時間5〜30分、陸運局訪問0回、買取金額数万円〜数十万円
- 還付金3種類:自動車税(普通車のみ)/重量税(解体時のみ)/自賠責(残2カ月以上)
- 普通車・車検残12カ月で還付金合計約5万円、軽自動車は約5,000円程度
- 軽自動車は実印不要・自動車税還付なし・認印でOK
- 故人名義:戸籍謄本・遺産分割協議書・相続人の印鑑証明が必要、業者代行可
- ローン残債車:所有権解除→廃車、買取金額で完済可
- 書類紛失:車検証300円・印鑑証明300円で再発行可、業者代行も無料
- 平日に動けない人は業者依頼が現実的、手続き面で困ったら廃車買取おすすめ15選で査定から始める
迷ったらまず廃車買取おすすめ15選でカーネクスト・ハイシャル・廃車王の3社から無料査定を取って、買取金額の目安を把握しましょう。
電話・LINE・Webから5〜30分で査定額がわかり、業者依頼の方が手取りで数万円プラスになるかどうかが判断できます。
廃車手続きは難しく見えますが、業者依頼を選べばあなたが動くのは「査定依頼」「書類郵送」「引取立ち会い」の3点だけ。陸運局訪問も書類整理も還付金申請も、すべて業者が代行してくれます。最後まで読んでいただきありがとうございました。

