N-ONE10年落ちの買取価格|年式・グレード別の相場や下取りとの比較も

「N-ONEの乗り換えや売却を考えているけど、どれくらいの値がつくのかな?」と身構えている方へ。

先に結論をお伝えすると、N-ONEを高く手放したいなら複数の買取業者に同時に査定させるのが近道です。

初代と2代目で値の残り方も変わるので、まずは年式別の早見表でご自身のN-ONEのおおよその相場を掴んでおきましょう。

【早見表】N-ONEの買取相場(2026年・年式別)

年式(経過・世代)標準・NAターボ/RS・上位
3年落ち(2023年式・2代目)85万〜115万円100万〜125万円(RSは115万〜150万円)
5年落ち(2021年式・2代目)65万〜95万円78万〜105万円(RSは95万〜130万円)
7年落ち(2019年式・初代最終)32万〜55万円45万〜68万円(RSは60万〜85万円)
10年落ち(2016年式・初代中後期)14万〜30万円26万〜45万円(モデューロXは35万〜60万円)
13年落ち(2013年式・初代前期)9万〜20万円14万〜30万円
※グーネット買取の2026年6月買取実績(年式別・グレード別)、ソコカラの年式×走行距離別ボリュームゾーン、カーセンサー買取の年式別相場(2026年7月更新)、ユーカーパックの年式別 買取・下取り価格を編集部が横断集計。前二者は成約・実績ベース、後二者は査定・掲載ベースで性格が異なるため、実績側を中心値に採り掲載側で上下を検算しています。13年・10年・7年落ちは初代(JG1/JG2)、5年・3年落ちは2代目(JG3/JG4)で、2020年11月に世代が切り替わりました。実車の状態・地域・時期で変動します。

10年乗ったN-ONEでも、標準グレードで14万〜30万円、ターボやモデューロXなら35万〜60万円という数字が並びます。

ところが同じ車をディーラーに持ち込むと、返ってくる提示はその8割ちょっと。この開きは車の程度ではなく売り先の「出口」の違いから生まれます。

この記事では、N-ONEを手放す前に押さえておきたい材料を、相場の中身から売り時の判断、売り先の選び方まで順に並べていきます。

この記事を読んでわかること

  • 10年落ちN-ONEのグレード別・走行距離別のリアルな買取相場と、下取りとの開き
  • 13年・7年・5年・3年落ちそれぞれの相場と、年式ごとの下がり方
  • 13年・10年・7年落ちは初代(JG1/JG2)、5年・3年落ちは2代目(JG3/JG4)という世代による相場差
  • 初代のCVT延長保証がいつ切れたのか、そこから逆算する売り時
  • 初代の燃料ポンプ・2代目のEGR、査定前に片づけておきたいリコール3件の対象年式
  • 13年超の重課税と車検費用をふまえた「今売るか・乗り続けるか」の損益分岐
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「目的別!N-ONEの車買取サービス3選」から読み進められます。 程度のいい2代目を高値で売りたい方、着信を増やしたくない方、初代や過走行で値が付くか心配な方に分けて整理しました。

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目次

N-ONE10年落ち(2016年式・初代中期)の買取相場はいくら?

N-ONE10年落ち(2016年式・初代中期)の買取相場についての解説画像

10年落ちのN-ONEなら、14万円から45万円あたりが買取の中心帯です。低走行のモデューロXなら60万円前後、過走行や軽い修復歴ありでも十万円前後の値はつきます。2016年式は初代(JG1/JG2)の中期にあたり、S07A型の660ccエンジンを積んだ丸目レトロのモデル。同じ10年落ちでも、グレードとメーターの組み合わせしだいで金額は5倍近く開きます。

装備こそ今の目で見れば素朴ですが、デザイン目当ての買い手と安定した部品供給に支えられ、中古市場では個性派の足グルマとして根強く売れています。

この章では、グレード・全高・走行距離・ボディカラーという4つの切り口から、相場の中身をほどいていきます。

初代中後期のG/プレミアム/プレミアム ツアラー/モデューロXはいくら違うか

N-ONE 初代(2016年式・G ローダウン シルバー)の外観

ターボのプレミアム ツアラーと、コンプリートカーのモデューロXが頭ひとつ抜けており、エントリーのGとは12万〜30万円ひらきます。NAの素グレードがいちばん手頃で、ターボや専用チューンが乗るほど評価が積み上がっていく構図です。

注意したいのは、初代のグレード名が時期で入れ替わる点。スポーツのRSが加わるのは2017年12月の改良からなので、2016年式にRSの設定はありません。

査定士に伝えるときも、この年式にある呼び名で話したほうが話が早く進みます。

メーターが5万〜8万kmあたりに収まっている車を想定すると、金額はおおよそ次のように並びます。

グレード買取相場ディーラー下取り目安
G(標準・NA)14万〜30万円12万〜26万円
プレミアム(上級・NA)18万〜34万円16万〜30万円
プレミアム ツアラー(ターボ)26万〜45万円23万〜39万円
モデューロX(コンプリート・ターボ)35万〜60万円30万〜52万円
※グーネット買取の2026年6月グレード別実績(モデューロXは42.9万〜69.3万円)とソコカラの2016年式ボリュームゾーンを軸に、下取り欄はユーカーパックが同条件で併記している買取・下取り価格の比率(約85〜9割)で換算しました。モデューロXは流通が少なく振れ幅が大きめです。

数字が伸びやすいのは、ターボかモデューロX、プレミアムホワイト・パールⅡなどの定番色、メーターが8万km以下、整備記録簿つきという条件がそろった一台です。

逆に伸び悩むのは、素のGで人気の薄い淡色、8万km超、喫煙臭や骨格の修復歴ありが重なったケース。

ディーラーが出す下取り額は、買取相場のおよそ85〜9割です。ユーカーパックが同一条件で買取と下取りの両方を出しているので、その比率から逆算した数字です。

プレミアム ツアラーの中央値35万円なら、下取りは30万円前後。半値になるほどの落差ではありませんが、それでも5万円前後は動きます。これを下回る提示が出てきたら、買取専門店で取り直す価値は十分にあります。売り先の候補は>>こちらで状況別に整理しました。

機械式立体駐車場に入る「ローダウン」は、N-ONEだけの指名買いポイント

2015年7月の改良で追加されたローダウン仕様は、全高が1,545mmに抑えられており、多くの機械式立体駐車場に収まります。標準の初代N-ONEは全高1,610mm。マンションや駅前の機械式パレットは制限が1,550mm以下という設定が多く、この65mmの差が「停められる/停められない」を分けます。

軽のトールワゴンは軒並み1,700mm前後ですから、都市部で機械式駐車場しか選べない世帯にとって、候補になる軽そのものが限られるのです。

だからこの層は「N-ONEのローダウンを探している」という買い方をします。車種で選ぶのではなく、寸法で絞り込んだ結果として指名されるわけです。

この需要は査定額にそのまま表れます。都市部に店を構える中古車店ほどローダウンを在庫として回しやすく、標準車より積極的な額を出してきます。

車検証の全高欄が1,545mmになっていれば、それがローダウンの証拠です。査定の申し込み時点でグレード名に添えて伝えておくと、拾える業者が増えます。

なお2代目(JG3/JG4)は前輪駆動なら全車が1,545mm。初代のように仕様で分かれないので、全高を申告する価値があるのは2015年7月以降の初代だけです。

2万kmから10万km超まで、N-ONEの距離別の値の落ち方

N-ONEの相場は8万kmまでほぼ横ばいで、そこから10万km・10万km超と二段階で落ちます。2万kmごとにじわじわ削られるのではなく、後半に段差が集中します。同じ2016年式でも、メーターしだいで25万円以上の開きが出ます。

走行距離10年落ちN-ONEの買取相場
2万km以下32万〜45万円
4万km前後30万〜42万円
6万km前後29万〜42万円
8万km前後26万〜38万円
10万km前後19万〜28万円
10万km超11万〜18万円
※ソコカラが公表している2016年式の「年式×走行距離別 買取価格ボリュームゾーン」(2万km 39万/4万km 37万/6万km 37万/8万km 34万/10万km 24万/10万km超 14万)を中心値に、カーセンサー買取の走行距離別相場で上下を取りました。標準グレード基準で、ターボ・モデューロXはこれより高くなります。

10年で2万km台という車は、年に2,000kmほどしか動いていない計算になります。ここまで距離が浅ければ、程度しだいで45万円近くまで届きます。

面白いのは、8万kmまでの落ち方がごく緩やかなところ。2万kmと8万kmで5万円ほどしか違いません。

レトロな見た目を気に入って買う層が一定数いるので、多少メーターが進んでも買い手が途切れないためです。逆にいえば、8万kmを越えた先で10万円ずつ二段階に削られるので、この手前が動きどきになります。

それでも10万kmを越えたN-ONEに起きるのは、値が消えることではなく評価できる業者の顔ぶれが入れ替わることです。

店頭で売る出口しか持たない業者だと渋い額しか出ませんが、解体して部品を回すルートや海外へ出すルートを持つ業者なら一段上の数字を書きます。メーターが進んだ車ほど、持ち込む先で結果が割れるということです。

年式×走行距離で見る、全年式の買取早見表

年式と走行距離を掛け合わせると、N-ONEの相場はここまで細かく読めます。10年落ち以外に乗っている方も、下の表で自分の年式の行を横に追えば、距離がどこまで額を削るのかが一目で分かります。世代で落ち方の形が違うのが、この車の面白いところです。

走行距離初代(13年/10年/7年落ち)2代目(5年/3年落ち)
2万km以下31万/39万/72万円102万/119万円
4万km前後27万/37万/64万円96万/118万円
6万km前後24万/37万/57万円92万/106万円
8万km前後20万/34万/44万円72万/—
10万km前後16万/24万/32万円
10万km超9万/14万/28万円44万/—
※ソコカラが公表している「年式×走行距離別 買取価格ボリュームゾーン」(2026年7月時点)。左から13年落ち(2013年式)/10年落ち(2016年式)/7年落ち(2019年式)、2代目は5年落ち(2021年式)/3年落ち(2023年式)の順です。「—」は流通台数が少なく数値が安定しない区分で、2021年式の10万km前後は8万km前後より高い値が出ており、サンプル僅少による振れとみて掲載していません。

横に並べると、初代と2代目で落ち方の形がはっきり違います。

初代の2016年式は2万kmで39万円、8万kmでも34万円。6万km走っても5万円しか減りません。ところが10万kmで24万円、その先は14万円まで落ちます。前半は平ら、後半で崖になります。

対して2代目の2021年式は、2万km 102万円から6万km 92万円までは緩やかですが、8万kmで72万円へ一気に20万円落ちます。残価が高いぶん、距離で削られる幅も大きいわけです。

2019年式はその中間で、2万km 72万円が8万kmで44万円。6万kmぶんで28万円が消える計算になり、初代のなかでは距離の影響がいちばん強く出ます。

行動に落とすなら話は単純です。初代なら8万kmを越える前、2代目なら6万kmを越える前。この2つが、それぞれの世代で額が大きく削られる直前のラインになります。

年に1万km走る使い方なら、次の車検までにこの線をまたぐかどうかを先に確かめておくと、動くべき時期が決まります。

ツートンとビビッド色が多いN-ONEで、色は査定額を何%動かすか

白系と黒系の強さははっきりしており、人気色とそうでない色では数%の差がつきます。ただしN-ONEは世代で白の色名が入れ替わるので、査定の申し込みでは自分の年式にある名前を選んでください。初代前期はプレミアムホワイト・パール、2015年7月以降の中後期はプレミアムホワイト・パールⅡ、2017年12月の最終型と2代目はプラチナホワイト・パールです。黒は全世代クリスタルブラック・パールで一貫しており、ミラノレッドやプレミアムイエロー・パールⅡといったビビッド系も一定のファンを抱えています。

ただしN-ONEは、ルーフを塗り分けたツートンや淡いパステル系の設定が同クラスより豊富です。好みがはっきり割れる色ほど、売れ筋を外すと評価が渋くなります。

とはいえ色は後から変えられません。定番色なら手入れして強気に出す、個性色ならレトロ人気や装備で加点を補う。そう割り切って動くのが現実的です。

白・黒系は小傷や水アカが目立ちやすいので、査定前のひと洗いだけは済ませておくと印象が変わります。

10万km超や修復歴ありのN-ONEを、それでも拾える業者はどこか

距離が伸びていても修復歴があっても、N-ONEに値段はつきます。ポイントは車の程度そのものより、その状態を仕事にできる業者へ届くかどうかです。修復歴の影響は範囲しだい。バンパーやフェンダーの交換どまりなら1〜2割の減額で収まり、ルーフやピラーといった骨格に及ぶと3〜5割が目安になります。

初代で心配されがちなCVTの異音や警告灯が出ている場合も、解体や輸出のルートを抱える業者なら現状のまま引き取ります。

つまり状態が悪いほど、国内店頭型の1社で決め打ちせず、リサイクルや輸出に強い業者を候補に混ぜたほうがいいということ。

「ディーラーで0円、むしろ処分費がかかる」と言われても、そこで手を止める必要はありません。

10年落ちはまだ現役で売れる年式です。低走行なら40万円台、モデューロXならその上も視野に入ります。ディーラーの一声だけで決めず、相場を握ったうえで数社にあたるところから始めましょう。

N-ONE13年落ち(2013年式)の買取相場とCVTリコール・保証延長の影響

N-ONE13年落ち(2013年式)の買取相場とCVTリコール・保証延長の影響についての解説画像

13年落ちのN-ONEは、グレードとメーターしだいで9万円から30万円までの幅に収まります。2013年式は初代(JG1/JG2)の最初期で、流通台数が少なく相場データも限られます。標準のGなら9万〜20万円、ターボのツアラー系は状態しだいで14万〜30万円が目安です。なおコンプリートカーのモデューロXは2015年7月の追加なので、この年式には設定がありません。ただしこの年代のN-ONEは、CVTをめぐる措置が3つも重なっています。相場より先に、そこを押さえておくと判断を誤りません。

2013年式(初代前期)のグレード別に見た買取の目安

最初期のN-ONEは、標準のGで9万〜20万円、Lパッケージやプレミアムで11万〜24万円、ターボのツアラー系なら14万〜30万円が目安です。2012年10月に登場したばかりの世代なので流通台数が細く、同じ条件でも店ごとに提示が割れやすいのがこの年式の特徴になります。

N-ONE 初代前期(2013年式・プレミアム ツアラー イエロー×ブラックのツートン)の外観
グレード(13年落ち・走行6万km前後)買取相場
G(標準・NA)9万〜20万円
G・Lパッケージ/プレミアム(NA)11万〜24万円
ツアラー/プレミアム ツアラー(ターボ)14万〜30万円
※ソコカラの2013年式ボリュームゾーン(2万km 31万/6万km 24万/10万km 16万/10万km超 9万)とカーセンサー買取の2013年式相場(10.1万〜45.8万円)を突き合わせて編集部が作成。最初期は実車流通が細く、同条件でも車ごとの差が大きく出ます。

13年ともなれば1台ごとの差が大きく、表の幅も広めに取ってあります。同じGグレードでも、記録簿が全部そろっていて内外装のくたびれが少ない車と、履歴が途切れて内装に痛みのある車では、金額が3倍近く離れることも珍しくありません。

この年式で数字を左右するのは、年式そのものではなく手入れの跡です。整備を欠かさず乗ってきた一台なら、上限寄りを狙うだけの理由があります。

逆に、ここから先も乗り続けるつもりなら、次の車検までにいくらかかるかを先に見積もっておくべきです。その判断材料は、このあとのH3でそろえていきます。

初代のCVT延長保証は2026年時点で全車が満了済み——交換費は自腹になる

ホンダが2019年2月に発表したCVTの保証期間延長は、2026年7月の時点で初代N-ONEの全車が期限を過ぎています。この措置は、無段変速機の内部で生じた加工片がドリブンプーリーベアリングに噛み込み、軌道面が剥離して異音が出る事象に対するものでした。

対象はDBA-JG1/JG2のうち、2012年10月から2016年11月までに生産された車。N-BOXやN-WGN、S660と合わせた措置で、N-ONEは初代の前期から中期がすっぽり入ります。

延ばされ方は、発表時点での車齢によって2通りに分かれていました。

発表時点(2019年2月)の車齢延長後の保証実際に切れた時期
初度登録から6年未満5年10万km → 7年10万km最も遅い2016年11月登録でも2023年11月
初度登録から6年以上措置開始から1年10万km2020年2月ごろ
※ホンダ公式「保証期間延長等のその他の情報一覧」(2019年2月1日付)の記載をもとに編集部が整理。対象確認は車台番号で行います。

2013年式のような最初期の車は、発表時点ですでに6年を越えていました。だから当てはまるのは下の行のほうで、延長された保証は2020年2月ごろには終わっていました。

「7年へ延びた」という話だけを覚えていると、まだ守られているつもりで乗り続けてしまいます。実際には、初代のどの年式を選んでも今は無保証です。

保証が残っているかどうかは、売り時の判断をそのまま変えます。CVT本体の交換は一度で30万円規模。13年落ちの買取相場が5万〜55万円ですから、一度の不調で車の値段を丸ごと上回る出費が発生します。

「壊れたら考える」で先送りできたのは保証が生きていた頃の話。今の初代N-ONEは、変速に違和感が出た瞬間から自己負担一択になります。

逆にいえば、まだ不調が出ていないうちなら値は普通に付きます。判断材料としては、これがいちばん強い部類です。

ドライブプーリーシャフトは2013年と2015年、二度リコールされている

初代N-ONEの動力伝達装置には、2013年6月のリコールと、その改修が不十分だったことによる2015年11月の再リコールがあります。最初の届出はNシリーズ全体で38万台規模。減速中にパドルシフトで2速から1速へ落とすとドライブプーリーシャフトへ高い負荷がかかり、折損して走行不能になるおそれがある、という内容でした。

このときの対策はエンジン制御プログラムの書き換えが中心でしたが、それでは足りないと判断され、2015年11月に5車種10万台規模で再度の届出が行われています。

N-ONEの対象はJG1が2012年10月18日から2014年4月25日、4WDのJG2が2012年10月24日から同じく2014年4月25日までに生産された車両です。

ここで大事なのは、一度目の作業を受けていても、二度目が未実施なら対策は完了していないということ。「リコールは済ませたはず」という記憶ほどあてになりません。

対象かどうかは車台番号で判別します。ホンダの販売店か公式サイトの検索で確認でき、費用はかかりません。

査定の場では、この記録が「機関系に手を入れてある車」という説明材料になります。CVTを不安視されやすい初代だからこそ、実施済みの控えは持っておいて損がありません。

13年落ちでも、状態の悪い車に慣れた業者を含めて比べれば値は残ります。売り先の選び方は>>こちらにまとめました。

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N-ONE7年落ち(2019年式)の買取相場と初代後期(RS追加後)の強み

N-ONE7年落ち(2019年式)の買取相場と初代後期の強みについての解説画像

7年落ちN-ONEは32万〜85万円と、動力とグレードで倍以上ひらく年式です。2019年式は初代(JG1/JG2)の後期・最終型で、2017年12月の改良でグレード体系がスタンダード/プレミアム/セレクト/RSへ再編され、スポーツのRSが追加された世代にあたります。スタンダードは32万〜55万円ですが、RSなら60万〜85万円。やり切った初代の最終型は完成度が高く、レトロ人気と相まって相場が底堅いのが特徴です。

2019年式(初代最終型)のグレード別に見た買取の目安

スタンダードのNAで32万〜55万円、プレミアム ツアラーで45万〜68万円、RSは60万〜85万円。初代の最終型は完成度が高く、とくにRSは初代唯一のスポーツグレードとして指名が入ります。メーターの影響も大きく、2万km台なら70万円台、8万kmまで伸びると40万円台まで下がります。

N-ONE 初代最終型(2019年式・プレミアム ツアラー ターボ グリーン)の外観
グレード(7年落ち・走行4〜7万km)買取相場
スタンダード(NA)32万〜55万円
プレミアム ツアラー(ターボ)45万〜68万円
RS(ターボ・初代はCVT)60万〜85万円
※ソコカラの2019年式ボリュームゾーン(2万km 72万/4万km 64万/6万km 57万/8万km 44万)、カーセンサー買取(51.9万〜76.2万円)、ユーカーパックの2019年式(35.3万〜80.8万円)を突き合わせて編集部が作成。RSは流通が少なく、状態の良い車ほど高くなりやすい傾向です。

7年落ちは2回目の車検が視界に入る時期です。かかる費用と手元に残る額を見比べて、区切りを決めたい年式といえます。

なかでもRSは初代でも指名が入りやすく、距離が伸びすぎていなければ高値が見込めます。「もう7年だから」と早合点せず、人気グレードほど数社で見比べてから手放しましょう。

2019年式は低圧燃料ポンプのリコール対象帯——未実施のまま査定に出さない

初代の後期には、走行中のエンストにつながるおそれがある低圧燃料ポンプのリコールがかかっています。2023年12月8日に届け出られたもので、樹脂製インペラ(羽根車)の成形条件が適切でなかったため、燃料を吸って膨らみ変形することがある、という内容です。

変形したインペラがポンプカバーに接触すると燃料ポンプが動かなくなり、最悪の場合は走行中にエンジンが止まります。

N-ONEの対象は、DBA-JG1が2017年7月8日から2019年8月21日、DBA-JG2が2017年7月12日から2019年8月29日までに生産された車両。7年落ちの2019年式は、この期間のど真ん中にいます。

さらに2026年5月28日には、この交換作業そのものをやり直す届出も出ています。ロックナットを再使用した、締め付けの手順が適切でなかったといった理由で、固定部から燃料が漏れるおそれがあるためです。

こちらの対象台数は数十台規模とごく少数ですが、2023年の作業を受けた車のなかに含まれている可能性はあります。

売る側にとって大事なのは、これが査定でどう扱われるかです。未実施のリコールが残っていると、買取店は入庫後に自分で持ち込む手間を織り込んで値を出します。

手順としては、査定を申し込む前にホンダのリコール検索へ車台番号を入れて対象かを調べ、該当するなら販売店で無償作業を受けてから出す。作業票を残しておけば、エンストという言葉が査定の場に出てくることもありません。

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N-ONE5年落ち(2021年式・2代目前期)は残価が高いうちの売り旬

N-ONE5年落ち(2021年式・2代目前期)の買取相場と売り旬についての解説画像

5年落ちN-ONEの買取相場は、走行2〜5万kmの車でおおむね65万〜130万円。2021年式は2代目(JG3/JG4)の前期にあたり、Honda SENSINGが全グレードに標準で載った世代です。装備も燃費も現行とほとんど変わらないぶん、軽のなかでは残価がよく保たれています。この章では金額の中身に加えて、2代目にかかっているリコール2件も併せて見ていきます。どちらも売る前に片づけておきたいものです。

2021年式(2代目前期)のグレード別買取相場と、動くべき期限

N-ONE 2代目 RS(2021年式・ターボ 6速MT トゥルーパールブラック)の外観

程度のいい5年落ちなら、NAのオリジナルでも80万円台。軽のリセールとしては上出来の部類です。距離が浅くグレードが上がるほど数字は伸び、RSの6速MTともなれば100万円超えも珍しくありません。新車価格174万円のRSが5年経っても110万円前後を保つ計算で、ここまで残る軽はそう多くありません。

グレード(5年落ち・走行2〜5万km)買取相場
オリジナル/プレミアム(NA)65万〜95万円
プレミアム ツアラー(ターボ)78万〜105万円
RS(ターボ・6速MTあり)95万〜130万円
※グレード横断の実績としてグーネット買取の2021年式(71.6万〜131.2万円・平均102.5万円)とソコカラのボリュームゾーン(2万km 102万/4万km 96万/6万km 92万/8万km 72万)を土台に、グレード別の配分はグーネットのグレード別実績(RS 91.8万〜112.1万/オリジナル 85.2万〜97.2万/プレミアムツアラー 63.5万〜73.8万)とカーセンサー買取・ユーカーパックで検算しました。この表はグレード別の帯で、グレード横断の帯は冒頭の早見表を参照してください。

この年式で意識しておきたい期限は2つあります。ひとつは2回目の車検です。

5年落ちはちょうど車検が目前に迫る頃で、ここで通せば10万円前後が出ていきます。通した費用がそのまま査定に上乗せされるわけではないので、通す前に区切るほうが手元に残る額は大きくなります。

もうひとつがローンの残債です。売却額が残債を上回るなら差額を受け取れますし、下回っても不足分を現金で埋めれば売れます。

そして2代目は、この先も相場が下がり続ける立場にあります。残価が高いという条件は、待てば待つほど失われていく類のものです。

程度のいい5年落ちほど、ディーラーの下取り提示と買取店の額が離れます。車検の見積もりが届いたら、同じタイミングで買取の額も取っておくと判断しやすくなります。

2代目のNAは2025年1月のEGRリコール対象——4万7千台の中に自分の車がいるか

2代目N-ONEの自然吸気エンジン車には、2025年1月31日に届け出られたEGRパイプのリコールがかかっています。EGRは排気の一部をもう一度エンジンへ戻す装置です。このパイプのフランジ部の材質と、EGRの作動を決めるプログラムが適切でなかった、というのが届出の内容でした。

冷えた状態での短距離走行を繰り返すと、フランジ部やバルブ開口部の周りに凝縮水が付いて腐食します。剥がれた腐食片がバルブとシートの間に挟まると、走行中にエンジンが止まり、再始動できなくなるおそれがあります。

対象は6BA-JG3と6BA-JG4のNA車で、生産期間は2020年10月15日から2024年11月11日まで(4WDのJG4は同年11月7日まで)。台数は4万7,708台にのぼり、2代目のNAに乗っているなら該当する可能性は決して低くありません。

ターボ車は対象外なので、プレミアム ツアラーやRSに乗っている方はこの件を気にする必要はありません。

作業はEGRパイプの交換と制御プログラムの書き換え、それに錆の除去で、費用は無償です。

この年式のN-ONEは、通勤や送り迎えの短距離が中心という乗られ方が多い一台です。まさにリコールが想定している使い方にあたるので、「うちは調子がいいから」で見送らず、車台番号で対象かどうかだけは確かめてください。

売却を控えているなら、済ませてから査定に出すのが順序です。届出が2025年と新しいぶん未実施の車が市場に多く残っており、実施済みの控えがあること自体が、同じ年式の他の車との差になります。

RSの6速MTだけ、2021年3〜4月生産分に別のリコールがある

2代目RSの6速MT車には、クラッチのピークトルクリミッターに関する届出が別にあります。2023年2月9日の届出で、樹脂製ハウジングの成形条件が適切でなく強度が足りない、という内容です。クラッチ操作を繰り返すうちにハウジングが破損してクラッチ液が漏れ、最悪の場合は変速そのものができなくなります。

対象は6BA-JG3のうち2021年3月12日から4月28日までに生産された652台と、極めて狭い範囲です。ただ5年落ちのRS・6速MTはまさにこの時期に登録された車が中心なので、該当者にとっては他人事ではありません。

RSの6速MTは軽では希少で、査定でも最上位に位置するグレードです。値が高い車ほど、機関系の不安材料は一つでも消しておいたほうが交渉が楽になります。

台数が少ないぶん、案内はがきが届いていない、あるいは受け取ったまま忘れているというケースも起こりがちです。RSのMTに乗っているなら、車台番号での確認をおすすめします。

N-ONE3年落ち(2023年式)の買取相場と高残価のうちに動く判断(2代目)

N-ONE3年落ち(2023年式)の買取相場と高残価のうちに動く判断についての解説画像

3年落ちN-ONEの買取相場は、走行1〜3万kmの車でおおむね85万〜150万円です。2023年式は2代目(JG3/JG4)の現行型で、新車に最も近い装備ぶん中古人気が高く、残価率は軽の中でも高水準を保ちます。なかでもRSは新車174万円に対し3年で115万〜150万円が残る計算で、リセールの優等生です。初回車検の前後で売れば、最も効率よく次の一台へ乗り換えられます。

2023年式(2代目現行型)のグレード別に見た買取の目安

NAで85万〜115万円、ターボで100万〜125万円、RSは115万〜150万円が目安です。3年落ちはまだ現行型として売られている世代なので、中古の在庫が薄く、買取店が確保したがる年式にあたります。走行1万km台なら幅の上のほう、6万kmを越えると100万円台前半まで下がります。

N-ONE 2代目(2022年式・オリジナル パールホワイト)の外観
グレード(3年落ち・走行1〜3万km)買取相場
オリジナル/プレミアム(NA)85万〜115万円
プレミアム ツアラー(ターボ)100万〜125万円
RS(ターボ・6速MTあり)115万〜150万円
※グーネット買取の2026年6月実績(2023年式 134.2万円)、ソコカラのボリュームゾーン(2万km 119万/4万km 118万/6万km 106万)、カーセンサー買取(77.5万〜132.9万円)、ユーカーパック(59.8万〜149.2万円)を横断集計。RSの6速MTは特に高く、上限寄りで成約する例が目立ちます。

3年落ちで最初に決めたいのは、初回車検を通すかどうかです。

通した直後に売っても、その費用が査定へ乗って戻ってくることはありません。区切るつもりがあるなら、車検を迎える前のほうが手元に残る額は大きくなります。

相場の外側にも追い風があります。円安を背景に、2024年から2025年にかけての中古軽は全体として高い水準で踏みとどまっています。

2026年初めのオークション平均単価も前年を上回って推移しており、いまのところ流れは続いている状況です。

残価が高く、市場の追い風も吹いている。3年落ちのN-ONEにとっては、条件のそろった売り時といえます。

なおNAに乗っている方は、前章のEGRリコールが2023年式も対象範囲に入ります。査定の前に確認だけ済ませておきましょう。上限を取りにいく手順は>>こちらで解説しています。

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なぜディーラー下取りは安い?N-ONEを買取専門店で売るべき理由

なぜディーラー下取りは安い?N-ONEを買取専門店で売るべき理由についての解説画像

N-ONEの行き先を下取りと買取専門店で比べると、着地する額は後者が上に出ます。差は買取額のおよそ1〜2割で、金額にすると数万円から20万円ほど。理由はシンプルで、両者では車の行き先がまるで違うからです。N-ONEのようにデザインで指名され、なおかつ立体駐車場需要のような固有の買い手も抱える車ほど、この行き先の差が金額に出ます。まずは仕組みを分けて見ていきましょう。

下取り額がオークションの落札相場から逆算される仕組み

ディーラーの商売はあくまで新車の販売で、下取りはその契約をまとめるために古い車を引き受ける付随作業です。引き取ったN-ONEの多くは業者オークションへ流されます。ということは、ディーラーが提示できる上限は落札相場から手数料を引いた残りということになります。

加えて、商談では新車の値引きと下取り額がひとまとめで出てきます。下取りを厚く見せて値引きを絞る、あるいはその逆という調整が起きやすく、車そのものの評価額が見えにくいのが実情です。

販路の数が、そのままN-ONEの査定額の差になる

買取専門店は、自社店頭での小売、系列オークションへの出品、海外への輸出と、車をさばく道を何本も持っています。N-ONEは国内でデザイン目当ての買い手が付き、660ccという排気量から海外へ出す道も残っています。この選択肢の多さが、そのまま提示額の幅になります。

とくに距離の伸びた初代ほど、行き先を多く持つ業者ほど高く拾えます。複数社へ同時に情報を投げれば、各社が自分の得意な出口を前提に上限を書いてくるので、自然と相場の天井へ寄っていきます。

【参考】年式ごとに見た下取りと買取の開き

実際にどれくらい離れるのかを、年式ごとに概算で並べたのが下の表です。ユーカーパックが同一条件で買取と下取りの両方を出しているので、その比率を軸に組みました。軽は車両価格そのものが小さいため、「下取りは買取の半分」といった一般論は当てはまりません。

年式下取り目安 → 買取専門店目安開きの目安
3年落ち74万〜130万円 → 85万〜150万円+11万〜20万円
5年落ち57万〜113万円 → 65万〜130万円+8万〜17万円
7年落ち28万〜74万円 → 32万〜85万円+4万〜11万円
10年落ち12万〜52万円 → 14万〜60万円+2万〜8万円
※ユーカーパックが年式別に併記している買取価格と下取り価格(2026年7月時点。3年落ちは買取59.8万〜149.2万円に対し下取り51.7万〜135.6万円=約86〜91%)の比率を、本記事の相場帯に当てはめて編集部が算出。実額は状態・グレード・地域で変動します。

表のとおり、比率で見た開きはどの年式でもほぼ同じ1〜2割です。ただし金額の絶対値は年式が新しいほど大きく、3年落ちなら20万円に届きます。高く売れる車ほど、売り先を替える手間が金額で報われるということです。

両者の採算構造まで踏み込んだ解説は、ディーラー下取りと買取専門店はどっちが得?に置いてあります。

下取りで提示された数字は、上限ではなく出発点として扱うのが正解です。それを超える相手を探しにいく手順は>>こちらにあります。

【迷っている方へ】維持費・13年重課 vs 今売る|乗り換えの損益分岐

【迷っている方へ】維持費・13年重課 vs 今売る|乗り換えの損益分岐についての解説画像

「車検を通してあと2〜3年粘るか、それとも今売るか」で揺れているなら、この先出ていく維持費と、今もらえる買取額を横に並べてみるのが判断の近道です。初代N-ONEは車検・経年の故障・迫ってくる13年重課が同じ時期に固まりやすく、ここが多くの方にとって区切りどころになります。この章では、その3つの費用を具体的な金額に置き換えて、今売った場合との差を計算していきます。

N-ONEはみんな何年・何万kmで手放しているか

買取に出されたN-ONEの平均は、使用年数8年・走行距離68,350km。グーネット買取に集まった実績を平均した数字です。つまり大多数のオーナーは、8年・約6.8万kmという地点で次の一台へ乗り換えています。

この平均値が売り時の話につながるのは、前章で見た距離の段差とぴたり重なるからです。

初代N-ONEの相場は8万kmまでほぼ平らで、そこから10万km・10万km超で二段階に落ちます。平均の6.8万kmは、その崖のちょうど手前。多数派は意識せずとも、額が削られる直前で手放していることになります。

年数のほうも同じです。8年目は3回目の車検が来る年で、初代ならCVTの延長保証がすでに切れている頃。修理費のリスクが自己負担へ移り変わる時期と一致します。

裏を返すと、13年まで乗り続ける層はかなりの少数派です。軽自動車税の重課が始まる前に、大半のN-ONEは市場から抜けていきます。

もちろん平均に合わせる必要はありません。ただ8年・7万kmに差し掛かっているなら、相場の段差・車検・保証切れの3つが同時に近づいているという重なりは、判断材料として持っておいて損がありません。

ここから先は、その時期に実際いくらかかるのかを金額で並べていきます。

初代N-ONEで10年・10万kmを過ぎたころに来る出費

初代N-ONEは10年・10万kmの大台を越えるあたりから、電装系やCVT周りにガタが出始めます。先に触れたとおり、CVT本体の交換は一度で30万円規模。ホンダが延長した保証はすでに全車で切れているので、この額は丸ごと自己負担になります。

発電を担うオルタネーターはリビルト品でも5万円前後、エアコンのコンプレッサー故障も数万円から。エンジンマウントのゴムがへたって振動が室内に伝わり始めるのも、この時期です。

初期ロットにはインテークダクト周りからの雨漏りを抱える車もあり、車検と時期が重なれば出費が一気にかさみます。

一方で、N-ONEはスライドドアを持たないヒンジドアの軽です。N-BOXやタントで定番のスライドドアモーターの故障とは無縁で、その点を気にしなくていいのは数少ない安心材料といえます。

13年超で軽自動車税と重量税はいくら増えるのか

軽は初度検査から13年を境に、税金が段階的に上乗せされます。2013年式のN-ONEはすでにこの線を越え、2016年式もあと数年で仲間入りします。ただ実際の増え幅は、多くの方が身構えているほどではありません。まずは金額を並べて確かめましょう。

税目13年まで13年超
軽自動車税(種別割・年額)10,800円12,900円
自動車重量税(継続検査・2年分)6,600円8,200円
※2026年時点。軽自動車税は13年経過後に迎える年度の4月から、重量税は次の車検時から重課されます。

数字にしてみると、増え幅は思ったより控えめです。種別割で年に2,100円、重量税は2年ぶんで1,600円ほど。普通車の重課とは桁が違います。

ですから重課だけを理由に慌てて手放す必要はなく、調子さえ良ければ乗り続けるのも立派な判断です。

むしろ軽の売り時を左右するのは、税額そのものより課税日のほうです。種別割は毎年4月1日に車を持っている人へ1年分が丸ごと請求され、年度の途中で名義を移しても、普通車の自動車税のような月割りの還付は用意されていません。

売ると決めているなら、新年度の課税が動き出す3月末までに名義を離すほど、納めた税金の取りこぼしが減ります。

車検を通して2年延ばす額と、いま受け取れる額を並べてみる

10年落ちで車検を迎える場面を想定して、金額を書き出してみましょう。軽の継続検査は、法定費用に整備代を足して8万〜12万円あたりが相場です。ここへオルタネーターやCVT周りの修理がぶつかれば、この先2年を走らせる費用は10万〜15万円あたりまで積み上がります。

対して今売れば、10年落ちでも10万〜50万円が手に入り、車検代を払う場面も来ません。

出ていく車検費用と、受け取らずに済ませた売却額。この2つを足すと、選択によって20万円以上の違いが生まれる計算になります。

もちろん調子が良く手放しがたいなら、乗り続けるのも十分ありです。ただ決め手は感覚ではなく、両方の数字を並べたうえでの比較にしたいところ。

今の相場を知らないまま車検へ出すのは、天秤の片側に何も乗せずに結論を出すようなものです。無料査定でいまの額を確かめてから、>>こちらで売り先を絞り込んでみてください。

N-ONEを少しでも高く売る6つのコツ

N-ONEを少しでも高く売る6つのコツについての解説画像

やることは2つだけ。加点になる材料を残らず伝えることと、複数の業者に同時に値を書かせることです。やるべきことは6つです。定番色や上位グレードを最初に伝え、室内をきれいにし、車検の前に区切り、整備記録をそろえ、リコールを片づけたうえで数社を比べます。この6つを押さえるだけで、同じN-ONEでも査定は数万円単位で動きます。込み入った交渉術は要りません。

売る前の下ごしらえと相手選びで結果は決まります。順番に見ていきましょう。

① 申込前に車検証で「型式・グレード・全高」の3点を控えておく

N-ONEはグレード名が世代で入れ替わるうえ、全高まで仕様で分かれる、申込フォームがいちばん埋めにくい軽です。初代前期はG・ツアラー・プレミアム、2015年7月にローダウンとモデューロXが加わり、2017年12月からはスタンダード・セレクト・RSへ再編、2代目はオリジナル・プレミアム・プレミアム ツアラー・RSという並び。記憶だけで選ぶと、隣の世代の名前を選んでしまいます。

これが金額に響くのは、一括査定の順番のせいです。各社が最初に金額を書くのは実車ではなくフォームの入力内容に対してです。名前が合っていなければ、RSやモデューロX、ローダウンを名指しで探している店の目には最初から留まりません。

そこで、申し込む前に車検証を開いてください。型式欄(JG1/JG2/JG3/JG4)、車名の下に並ぶ型式指定と類別の番号、そして全高欄。この3つを控えておけば、世代もグレードも全高1,545mmかどうかも取り違えずに入力できます。

なお実車査定まで進んだ後は、口頭でのアピールに神経を使う必要はありません。査定士は車検証と現車を突き合わせて装備まで確認します。手をかけるべきは、金額が書かれる前の入力欄のほうです。

② 査定の前に、室内のにおいと汚れを落としておく

軽は空間が狭いぶん、においや汚れが査定に響きやすいサイズ感です。とりわけタバコ臭やペット臭は減額の定番です。においは現車を開ければ査定士に伝わるので、口頭で強調するより、実際に消しておくほうが額に返ってきます。フロアマットの泥や飲みこぼしのシミを落とし、シートの繊維に染みたにおいを抜いておく。ここまでやれば、開けた瞬間の第一印象がはっきり変わります。

③ 車検を通す前のタイミングで区切る

車検切れが近い車は、買い手が「通さずに乗り出せる」と感じるぶん動きやすく、売り時にあたります。反対に、通した直後に売ってもかけた費用がそのまま査定へ乗って戻ることはありません。残りの期間が短いなら、通さずに売り抜けるのが鉄則です。

④ 整備記録簿とCVTフルードの交換履歴をそろえる

点検やオイル交換の履歴が残っていれば、ていねいに乗ってきた一台だという何よりの証拠になります。N-ONEで特に見られるのがCVTです。専用フルード(HMMF)をどの距離で入れ替えてきたかが分かる記録は、査定士の不安を直接消す材料になります。

初代に乗っているなら、この一冊があるかないかで話の進み方が変わってきます。

⑤ 車台番号でリコール3件の対象かを調べ、無償で片づけてから出す

N-ONEには世代をまたいで3件のリコールがあり、どれに当たるかは車台番号で決まります。初代の前期から中期ならドライブプーリーシャフト(2013年と2015年の二度)、初代の後期なら低圧燃料ポンプ、2代目のNAならEGRパイプ。RSの6速MTには生産時期の狭いクラッチ関連の届出もあります。

ホンダの公式サイトに車台番号を入れれば、対象かどうかがその場で分かります。作業はいずれも無償です。

済ませてから出せば、査定士に「未処置ぶんの手間」を差し引かれる理由がなくなります。作業票は捨てずに取っておきましょう。

⑥ 必ず複数社に同時に値を書かせる

N-ONEは業者の販路で査定が割れる車です。1社の提示を鵜呑みにすると、そこが底値だったのか天井だったのか永遠に分かりません。一括査定と買取専門店を組み合わせ、最低でも2〜3社の金額を並べてください。「たくさん着信が来そうで気が引ける」という方へ。相手がひとつに絞られたサービスや、そもそも電話を挟まずに話が進む手段も用意されています。

電話を介さず進めたい方は「電話なしで車を売る方法」、申し込んだ後の着信に悩んでいる方は「買取の電話がしつこい時の対処法」ものぞいてみてください。

この6つをやるだけで、同じN-ONEでも結果は変わってきます。下ごしらえが済んだら、自分の状況に合う売り先を選んで査定に進みましょう。

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いずれも全国対応・査定無料なので、近い状況のサービスから気軽に試してみてください。

MOTA車買取 — 状態のいい2代目を、着信を絞ったまま高値へ

程度のいいN-ONEを高く売りたい方に、この記事でまず勧めたいのがMOTA車買取です。仕組みはこうです。事前入札に参加するのは最大20社。そのうち実際に電話をかけてくるのは、高い額を書いた上位3社だけに絞られます。何十社からいきなり着信が鳴り続ける、という展開になりません。

MOTA車買取の評判と口コミをもっと詳しく

N-ONEを預けたときに何が起きるのか、項目ごとに確認していきます。

MOTA車買取の強み

  • 着信が来るのは高い額を書いた上位3社に限られる

番号が渡るのは入札を勝ち抜いた3社のみで、残りの店から呼び出されることはありません。日中は仕事や送り迎えで手が離せない方でも、相手が3社に絞られていれば折り返しの負担は小さく収まります。

  • 各社の概算査定額がマイページに横並びで出そろう

公開の時刻は決められていて、申し込みが14時59分までならその日の18時以降、それを過ぎたら翌日のお昼すぎに一覧が開きます。並ぶのは一般的な相場ではなく、あなたのN-ONEを見て各社が書いた額。ディーラーの提示が妥当かを測る物差しとして、そのまま使えます。

  • 指名買いされるグレードほど事前入札で額が伸びる

2代目のRSやプレミアム ツアラー、初代のモデューロXやローダウンのように、欲しがる店が重なるN-ONEほど事前入札の効果がはっきり出ます。手を挙げる店が増えるほど、上限は素直に伸びていきます。

  • 買取価格の水準そのものにも定評がある

「平均より1円でも高く」という方もご安心ください。最大20社が同じ車へ入札する構図では業者間に競合心理が働き、金額は自然と天井へ寄っていきます。

MOTA車買取なら、下取りより平均30.3万円UP!

金額の裏づけとして掲げられているのが、下取りより平均30.3万円UP!(※)という自社調査の数字です。

※MOTA実施アンケート(回答数3,645件・回答期間2023年6月〜2024年5月)の平均値。個別の結果を保証するものではありません。

ただしこれは全車種をならした平均値です。N-ONEのように車両価格そのものが小さい軽では、実際の開きは1〜2割=数万円から20万円ほどに落ち着きます。それでも10年落ちの中央値が30万円前後であることを思えば、無視できる幅ではありません。

気が変わっても引き止められない仕組みがある

N-ONEは、装備や燃費ではなく見た目で選ばれてきた車です。だから査定を取ってみたものの、いざ手放す段になって「やっぱりもう少し」と気持ちが揺れる方が少なくありません。

普通の買取契約だと、この揺り戻しが厄介です。署名した後にキャンセル料を求められるのではないか、という不安が先に立ちます。

MOTAは加盟店との契約で、売買契約を結んだ後でも車両の引き取り日の翌日までは売主の意思で解除でき、その際にキャンセル料等を請求することを禁じています(第6条2項・3項)。

合わせて、申込内容と実車の状態にさほど違いがないにもかかわらず店側の事情で値を削ることも、同じ契約で封じられています(第5条1項・3項)。買い取りは入札の下限額以上が原則。つまりマイページで見た額が、そのまま話の出発点になります。

愛着のある一台ほど、決めきる前に一度動いてみる価値があります。(出典:MOTA公式ニュース)

MOTA車買取利用者の口コミ

※当サイトがクラウドワークスにて実施したアンケート調査の回答抜粋です。

気に入って乗ってきた一台なので、下取りで十分だろうと思い込んでいました。

ためしに出してみたら、並んだ額を見て考えが変わりました。連絡も数社からだけで仕事の合間に対応でき、最終的には当初の見込みより20万円ほど上乗せで手放せたんです。

引用元:当サイト独自アンケート調査(30代男性・奈良県/ホンダ N-ONE RS 6速MT〈2代目JG3〉・2021年式・3万km・110〜135万円)

2代目RSの6速MTは軽では希少で、欲しがる店が重なれば額は素直に伸びます。走行が浅く、残価が高いうちに動いたことも高値を後押ししました。

「下取りで十分」と早合点せず、ためしに概算を出してみると見立てが大きく変わることは、決して珍しくありません。

高い額は欲しい、でも着信は増やしたくない。そのN-ONE乗りが最初に叩くべき一社がMOTAです。

入力は数分で終わります。車種・年式・走行距離を打ち込むだけなので、売却を決めきる前の下調べとして試してみてください。

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ユーカーパック — 買取店と一度も直接話さずにN-ONEを売る

ユーカーパックの特徴は、売主が話す相手が最初から最後までこの1社きりだという点にあります。1回受けた査定のデータをもとに全国の業者が入札しますが、落札した店から売主へ直接電話がかかることはありません。「何社もの担当と順に話すのは気が重い」「電話のたびに手が止まるのが煩わしい」という方ほど、窓口がひとつという身軽さがありがたく感じられます。

ユーカーパックの評判と口コミをもっと詳しく

では、ユーカーパックならではの強みを順に挙げていきます。

ユーカーパックの強み

  • やり取りはユーカーパックの担当者だけで済む

査定も連絡もユーカーパックの担当ひとりが受け持ち、落札した買取店と話す場面は最後まで訪れません。複数の店からの営業電話に振り回されずに売り切れるのが、何よりの強みです。

  • 出品1回で全国の店がまとめて値を付ける

一度の査定データに対して、全国の店がオークション形式で競ります。デザイン需要で買い手のつきやすいN-ONEは参加する店が集まりやすく、着信を1件も増やさないまま複数社の評価を集められます。

  • 入会金も利用料もかからない

登録から売却完了までユーカーパックが窓口を務め、利用者側が料金を負担する場面はありません。オークションへ出すまでの手続きも先方が引き受けるので、車を売るのが初めての方や、親御さんの一台を代わりに手放す方でも詰まらずに進みます。

ただし入札の結果が出そろうまで数日を要し、入金もすぐとはいきません。今週中に現金化したいといった事情があるなら、当日から動けるMOTAを選ぶほうが無難です。

ユーカーパック利用者の口コミ

※当サイトがクラウドワークスにて実施したアンケート調査の回答抜粋です。

営業電話が本当に苦手で、車を売るたびに何件も着信が来るのが憂うつでした。

ユーカーパックは最初に一度査定を受けたら、あとは入札の結果を待つだけ。落札まで数日かかりましたが、煩わしい電話が一本も来ず、これなら次もここでいいなと思えました。

引用元:当サイト独自アンケート調査(50代女性・静岡県/ホンダ N-ONE プレミアム〈2代目JG3・NA〉・2022年式・4万km・62〜78万円)

電話の面倒くささから売却を先延ばしにする方は少なくありませんが、N-ONEの相場は待つほど目減りします。窓口をひとつに絞って一気に片づけたほうが、最終的には高く売れます。

買取店と一対一で話さず、ひとつの窓口でN-ONEを売り終えたい方にこそ、ユーカーパックは向いています。

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カーネクスト — 初代・過走行で「値が付かない」と言われた時の受け皿

カーネクストが得意にしているのは、十数万km級の過走行や低年式、事故で傷んだ車、エンジンのかからない一台といった訳アリのN-ONEです。0円以上の買取保証を掲げているうえ、船で海外へ送る道と部品単位でさばく道を自社で抱えています。だから国内の店頭でしか売れない業者が「お値段つきません」と匙を投げる車にも、金額を書けるわけです。

カーネクストの評判と口コミをもっと詳しく

では、カーネクストならではの強みを順番に見ていきましょう。

カーネクストの強み

  • 10万km超・初代でも原則0円以上で買い取る

査定額が0円になることがなく、他店で「引き取りに費用がかかる」と言われた車にも値を提示します。距離の伸びた初代や、CVTの異音・警告灯が出ているN-ONEも、廃車費用を払う前に一度相談してみる価値があります。

  • 引き取りも廃車手続きも税還付の申請も無料

動かない車でも無料でレッカーを回してくれて、煩雑な廃車手続きや自動車税の還付申請まで肩代わりしてくれます。エンジンのかからないN-ONEを持て余している方ほど、手間がそっくり消えます。

  • 軽の海外需要に強い輸出ルートを持つ

660ccという排気量の小ささは、輸出の場面ではむしろ武器になります。普通車では選べなくなった行き先が軽にはまだ残っているので、初代や距離の伸びたN-ONEでも、船のルートを握る業者なら国内の店頭評価を上回る額を書けることがあります。

とはいえ、状態の良いN-ONEなら一括査定のMOTAに軍配が上がるのが基本です。

カーネクストは、どこにも値を付けてもらえなかったときの最後の駆け込み先と考えておきましょう。

カーネクスト利用者の口コミ

※当サイトがクラウドワークスにて実施したアンケート調査の回答抜粋です。

初代を長く乗り、走行もそれなりに伸びていて、地元の店では「これは厳しい」と渋い顔をされました。

もうダメ元のつもりで問い合わせたら、レッカー引き取りはタダで、おまけにいくらか値も付いたんです。古びた軽でも、持ち込む先しだいで結末は変わるんだと身にしみました。

引用元:当サイト独自アンケート調査(60代男性・山形県/ホンダ N-ONE G〈初代JG1・NA〉・2013年式・12万km・3〜8万円)

13年・12万kmでも、行き先を複数持つ店なら値は残ります。国内の店頭評価だけを真に受けて廃車にするのは、いかにももったいない選択です。

どこでも断られた古いN-ONEに、それでも値を付けて送り出したい方の味方がカーネクストです。

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出典:https://carnext.jp/

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3社をN-ONEの状態別に並べると

決め手になるのは、N-ONEのコンディションと、現金化を急いでいるかどうかの2点です。程度がよく時間に余裕があるならMOTA、担当と話すこと自体を避けたいならユーカーパック、機関系に不安を抱えた初代ならカーネクストです。下の表で条件を突き合わせてみてください。

サービス向いているN-ONE決め手
MOTA車買取状態のいい3年・5年落ち、RS・ターボ・モデューロX最大20社が事前入札し、着信は上位3社まで
ユーカーパック年式を問わず、電話のやり取りを避けたい場合窓口はユーカーパック1社で完結する
カーネクスト過走行の初代、不動・事故・CVT不調の車原則0円以上+レッカーと廃車手続きが無料

迷ったときの進め方はこうです。まずMOTAかユーカーパックで自分のN-ONEの概算をつかみ、距離やCVTの不安が残るならカーネクストも候補に足す。

下取り額が妥当かどうかを判定する物差しが、これで手に入ります。気になる2社へ同時に投げて金額を競らせれば、交渉も一段と有利に運びます。

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N-ONEの買取に関するよくある質問

N-ONEの買取に関するよくある質問についての解説画像

N-ONEを手放す前に引っかかりやすい点を、質問の形でまとめました。過走行やCVT、リコールの扱い、ローン残債、RSやターボの査定、初代のプレミア、13年超の税金、必要書類まで、売る前に引っかかりやすい点を順にほどいていきます。どれも実際に問い合わせが多い項目なので、気になるところだけ拾い読みしてもらってかまいません。

10万km超のN-ONEでも値段はつきますか?

はい、つきます。

N-ONEはレトロなデザイン目当ての国内需要に加えて海外への引き合いもあり、10万km超でも数万円〜十数万円の買取が見込めます。出口の狭い業者だと渋い額になりがちなので、まずは数社に出して見比べるのが得策です。

CVTの異音や警告灯が出ていても買取できますか?

はい、現状のまま買い取る業者があります。

初代N-ONEはまれにCVTの不調が出ますが、解体や輸出のルートを持つ業者なら不具合を抱えた車でも引き取ります。修理してから売るより、そのまま出したほうが手元に残る額は大きくなるケースがほとんどです。

初代のCVT延長保証は、まだ使えますか?

いいえ、2026年時点で初代N-ONEはすべて期限を過ぎています。

2019年2月の措置では、初度登録から6年未満の車が7年10万kmまで、6年以上の車は措置開始から1年10万kmまでとされました。最も新しい2016年11月登録でも2023年11月には終わっており、CVT交換の30万円規模は全額が自己負担になります。

2代目のEGRリコールは無償ですか?未実施でも売れますか?

作業は無償で、未実施でも売却自体はできます。

ただし買取店は未処置ぶんの手間を織り込んで値を出すため、済ませてから査定に出したほうが有利です。対象は2代目のNA車で、2020年10月から2024年11月までの生産分。車台番号を入れれば公式サイトで確認できます。

初代の雨漏りやエンジンマウントのへたりは査定に響きますか?

雨漏りは大きく響きますが、マウントのへたりは数万円規模の減点にとどまります。

室内への浸水は内装のカビや電装トラブルにつながるため、査定士がいちばん警戒する項目です。初期ロットに事例があるので、心当たりがあれば伏せずに伝えましょう。アイドリング時の振動が増えるマウント劣化は、消耗品の範囲として扱われます。

修復歴があると査定はどれくらい下がりますか?

軽い修復で1〜2割、骨格まで及ぶ修復歴なら3〜5割の減額が目安です。

バンパーやフェンダーの交換どまりなら響きは小さく、ルーフやピラーなど骨格に手が入っていると減り幅が大きくなります。なお修復歴は売買契約上の告知事項にあたり、隠したまま売ると後から契約解除や損害賠償を求められることがあります。

ローンが残っていても売却できますか?

はい、売却できます。

買い取り代金でローンを一括清算し、余った分を受け取ります。売却額が残債に届かない場合は不足分を現金で埋めますが、名義にまつわる手続きは業者側で進めてもらえます。まずは残債の額と査定額を並べてみましょう。

RSやターボは標準のN-ONEより高く売れますか?

はい、ターボやRSは標準グレードよりはっきり高く売れます。

なかでも2代目RSの6速MTは軽では希少で、リセールでも頭ひとつ抜けています。エアロやホイールの傷・色あせは減点になりやすいため、外装のコンディションが額を大きく左右します。

車検が切れていても買取できますか?

はい、買取できます。

期限切れの車をタダで積んで持ち帰ってくれる業者は多く、わざわざ通し直してから売る必要はありません。自走できない状態でも、引き取り対応の業者に依頼すれば問題なく進みます。

ボディカラーで査定はどれくらい変わりますか?

白・パール系と黒系は需要が厚く、不人気色より数%ほど上乗せされることがあります。

N-ONEの白は世代で名前が変わり、初代前期がプレミアムホワイト・パール、中後期がプレミアムホワイト・パールⅡ、最終型と2代目がプラチナホワイト・パールです。塗り替えのきかない部分だけに、定番色なら堂々と押し出し、そうでない色は清掃や整備記録で点を補うのが現実的な立ち回りになります。

出張査定はどこでも対応してもらえますか?

はい、主だった買取サービスは全国で出張査定に応じています。

自宅まで査定に出向いてくれるので、わざわざ車を持ち込む必要はありません。電話が苦手なら、窓口が1社のサービスや、訪問前に概算がわかるサービスを選ぶと気が楽です。

初代N-ONEは生産終了でプレミアが付きますか?

いいえ、明確なプレミアは付いていません。

中古データ上、初代は生産終了後にむしろ値下がりが続いており、「待てば上がる」とは言えません。RSやモデューロXなど一部の人気グレードが相対的に高止まりする程度なので、値が付くうちに動くのが堅実です。

13年落ちで税金が上がる前に売ったほうが得ですか?

税金だけなら年に数千円なので、それ単独で慌てる必要はありません。

ただ13年前後は車検や経年トラブルの出費が固まりやすく、それらを足すと今手放したほうが得になるケースが目立ちます。これからの車検費用と今の買取額を並べ、金額で線を引きましょう。

N-ONEは何万kmまで乗れますか?売らずに乗り潰すのはアリ?

手入れを続ければ、15万〜20万kmまで走らせることは十分できます。

エンジンはタイミングチェーン式でベルト交換が要らず、こまめなオイル交換とCVTフルードの管理を続ければ10万km超でも走れます。ただし延長保証が切れている以上、CVTの不調は全額自己負担。距離が伸びるほど相場も下がるため、まだ値が付くうちに乗り換えるほうが得になることも多いです。

売却に必要な書類と、入金までの日数は?

軽は必要な書類が普通車より少なく、印鑑証明書も要りません。

手元にそろえるのは、車検証と自賠責の保険証、それにリサイクル券と納税証明書の4点。あとは認印と振込先の口座だけです。名義の書き換えは業者側で進めてもらえるため、自分で動く場面はほとんどありません。

入金までの日数は、必要書類がそろってから即日〜1週間ほどをみておけば十分です。何をどこで取ればいいかは「車買取で必要な書類一覧」に一覧化してあります。

N-ONEの売却で多い疑問をひと通り整理しました。それでも迷いが残るなら、無料査定で実際の数字を見てしまうのがいちばん早い解決策です。

N-ONEは“値が付くうち”に買取専門店へ!(まとめ)

N-ONEは値が付くうちに買取専門店へ(まとめ)についての解説画像

10年連れ添ったN-ONEでも、持ち込む先さえ選べば納得のいく額で送り出せます。相場を握り、車台番号でリコールの対象かを調べて無償で片づけ、車検を通す前に区切る。そのうえで複数の業者へ同時に値を書かせるのが、遠回りに見えていちばん確実な進め方です。締めくくりに、ここまでの要点を一覧でおさらいします。

この記事の要点まとめ
  • 10年落ちN-ONEはグレードとメーターしだいで約14万〜45万円、モデューロXなら35万〜60万円も狙える
  • 13年落ちは約9万〜30万円、7年落ちは約32万〜85万円、5年落ちは約65万〜130万円、3年落ちは約85万〜150万円で、年式が新しいほど高い
  • N-ONEはデザイン人気で値崩れしにくく、10万km走っても国内再販・部品取り・輸出のどれかで拾われ「0円」になるとは限らない
  • 走行距離は初代が8万km、2代目が6万kmを越えたところで大きく落ちるため、その手前が動きどき
  • 買取に出されたN-ONEの平均は使用年数8年・走行68,350kmで、多数派は相場の段差・3回目の車検・CVT保証切れが重なる直前に手放している
  • RS(とくに2代目の6速MT)・ターボ・モデューロX、白・パール系の定番色は査定で加点される。白の色名は世代で異なり、初代がプレミアムホワイト・パール系、最終型と2代目がプラチナホワイト・パール
  • 2015年7月以降の初代にある全高1,545mmのローダウンは、機械式立体駐車場に入る数少ない軽として都市部で指名買いされる(モデューロXも同じ2015年7月の追加で、13年落ちには設定がない)
  • 7年・10年・13年落ちは初代(JG1/JG2)、5年・3年落ちは2代目(JG3/JG4)で、2020年11月に世代が切り替わった
  • 初代のCVT延長保証は2026年時点で全車が満了済み。交換費30万円規模は全額自己負担になるため、不調が出る前が売り時
  • 初代前期はドライブプーリーシャフト(2013年・2015年)、初代後期は低圧燃料ポンプ、2代目NAはEGRパイプがリコール対象。車台番号で調べて無償で片づけてから売る
  • 「初代は生産終了でプレミアが付く」は誤解で、実際は値下がりが続くため値が付くうちに動くのが堅実
  • 種別割は毎年4月1日に車を持っている人へ1年分が請求され月割りの還付もないので、売ると決めたら3月末までに名義を移す
  • 下取りは買取のおよそ85〜9割。半値になるほどではないが、3年落ちなら20万円前後の差が出るので売り先は比べる
  • 状態の良い車はMOTA、電話が苦手ならユーカーパック、過走行・初代ならカーネクストが目安

N-ONEは軽の中でもデザインと走りで指名買いされる存在で、年式が古びても価値が残りやすい一台。ただし相場は、距離が伸びるほど・年が経つほど着実に下がります。

とくに車検や走行距離が値下がりの境目目前、という方はそれを迎える前に一度無料査定で愛車の現在の価値を確認しておく事をおすすめします。

ここまで読んでくださった方に、心からお礼を申し上げます。丸目のN-ONEを次の持ち主へ気持ちよく渡す、その一手目に本記事が使われたなら本望です。

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