10年・10万kmに近づいたオデッセイを前に、ディーラーの言い値で手放していいのか迷っている方は多いはずです。
オデッセイは10年落ちであってもかなりの値がつきます。
高く売りたい場合は複数の業者の買取価格を比較出来る一括査定サービスの利用がおすすめ。
【早見表】オデッセイの買取相場(2026年・年式別)
| 経過年数(年式) | 世代・型式 | 買取相場(中央値) |
|---|---|---|
| 3年落ち(2023年式) | 5代目RC5・再販e:HEV | 270万〜390万円(約340万円) |
| 5年落ち(2021年式) | 5代目後期RC | 159万〜320万円(約285万円) |
| 7年落ち(2019年式) | 5代目中期RC | 100万〜260万円(約180万円) |
| 10年落ち(2016年式) | 5代目前期RC | 40万〜200万円(約100万円) |
| 13年落ち(2013年式) | 4代目RB/5代目RC混在 | 20万〜90万円(約55万円) |
10年落ちでも上位グレードなら200万円という実績が残っているのがオデッセイです。
ただし同じ2016年式でも下は40万円台。1社の提示額だけで手放すと、この振れ幅の下側で決着してしまいます。
この記事では価格.com・ガリバー・グーネット買取など複数の買取データを突き合わせた年式別・グレード別・走行距離別の相場に加え、下取りとの差額、13年超の税金、売り先の選び分けまで整理しました。
手放す時期を決めかねている方こそ、最後までお付き合いください。
この記事を読んでわかること
- 2016年式(10年落ち)オデッセイがグレード別・走行距離別にいくらで売れるか(複数の買取データで裏取り)
- 3年・5年・7年・13年落ちの相場と、2016年・2020年・2021年の3つの区切りで入る値動きの段差
- ハイブリッドとガソリンのアブソルートで査定額がどれだけ変わるか
- 国内生産終了と後継車不在でオデッセイの中古相場が底堅い理由、初代〜4代目(RA/RB)の扱い
- 13年超で重くなる税金、10万km級でかかる修理費、「車検を通すか今売るか」の見極め方
- ディーラー下取りより買取専門店が高くなる理由と、自分に合った売り先の選び方
アブソルートやe:HEVで状態がいいのか、それとも走行が伸びた旧型RA/RBなのか。オデッセイは同じ車名でも売り先の向き不向きがはっきり分かれます。「目的別!オデッセイの車買取サービス3選」で、3つの状況ごとに使う会社を先に確認できます。
オデッセイはいくらで売れる?年式別の買取相場【2023年式〜2013年式】

オデッセイの買取相場は3年落ち(2023年式)の約340万円から13年落ち(2013年式)の約55万円まで、年式と世代で段階的に下がります。
ただしオデッセイの値動きは「一定の割合で毎年落ちる」タイプではありません。2016年のハイブリッド追加、2020年の後期型化、2021年の国内生産終了という3つの区切りで、相場の段差が入っています。
主題の10年落ち(2016年式)が40万〜200万円超という他年式にない広さになるのも、この年がガソリンとハイブリッドの分かれ目だからです。
ご自身の年式をクリックすると、その年のグレード別の相場と値動きの理由へ飛べます。
3年落ち(2023年式)|中国生産で再販されたe:HEVモデル

3年落ち(2023年式)オデッセイの買取相場は270万〜390万円、中央値は340万円前後。
2023年式は2023年12月に中国生産で再導入されたRC5型で、ガソリン車の設定がなくe:HEV(ハイブリッド)専用という点が他の年式と大きく違います。
再販モデルは流通量が少なく取引データの数も限られるため、車両ごとに価格の差が大きく出ます。
| グレード | 買取相場の幅 |
|---|---|
| e:HEV アブソルート | 270万〜340万円 |
| e:HEV アブソルート・EX | 320万〜390万円 |
3年落ちでも新車価格に近いのは、再販モデルが中国生産・輸入車扱いで新車の流通量そのものが少ないため。
母数が少ないぶん中古でも値崩れしにくく、高値が保たれやすい年式です。
一方で「国産オデッセイがいい」という層は2021年までの国内生産モデルを探すため、再販モデルと国内生産モデルで買い手の好みが分かれます。
3年落ちはまだ残価が高く最も高く売れる年式帯。乗り換えを考えているなら早めに査定を取るのが得策です。
5年落ち(2021年式)|国内生産の最終期・アブソルートEXが中心

5年落ち(2021年式)オデッセイの買取相場は159万〜320万円、中央値は285万円前後。
2021年式は2020年11月のビッグマイナーチェンジを受けた後期型で、国内生産の最終期にあたります。
中心グレードはアブソルート・EXで、装備の充実した車両ほど高値が付きます。ここでも残価率は高く、値落ちの本番はもう少し先です。
| グレード | 買取相場の幅 |
|---|---|
| アブソルート(ガソリン) | 150万〜250万円 |
| アブソルート・EX(ガソリン) | 200万〜313万円 |
| ハイブリッド アブソルート・EX(e:HEV) | 210万〜320万円 |
5年落ちで320万円側に届くオデッセイには、共通した顔つきがあります。
2020年11月のビッグマイナーチェンジで変わった後期型の顔、本革と先進装備を積んだアブソルート・EX、5万km以下の走行、禁煙で整備記録簿が残っている車。
この4つがそろった車は、後期型を指名で探している買い手と直接ぶつかるため、中央値の285万円を超えて評価されます。
逆に標準グレードで人気の薄い色、7万kmを超える走行にタバコ臭や修復歴が加わると、同じ2021年式でも数十万円安く見積もられてしまうことも。
国内生産の最終期という希少さもあって、コンディションのよい車両は強気で交渉していきましょう。
7年落ち(2019年式)|2017年改良後の中期型

7年落ち(2019年式)オデッセイの買取相場は100万〜260万円、中央値は180万円前後です。
2019年式は2017年11月の改良を受けた中期型で、ホンダセンシング(先進安全装備)が標準化された年式にあたります。
媒体によって平均値が148万〜215万円と差があるため、複数の買取データを照らし合わせた価格帯で示します。
| グレード | 買取相場の幅 |
|---|---|
| アブソルート(ガソリン) | 100万〜180万円 |
| アブソルート・EX(ガソリン) | 130万〜220万円 |
| ハイブリッド アブソルート・EX | 150万〜260万円 |
同じ2019年式でも幅が広いのは、ハイブリッドとガソリンの差、そしてアブソルート・EXと標準グレードの装備差が主因です。
7年落ちはホンダセンシングが標準化され、安全装備の不足による減点が出にくいのが強みで、流通の中心は走行5万〜7万km台です。
8万kmを超えると上限の伸びが鈍るので、走行距離がこの境目に近づいている方は、車検を待たずに査定を取っておくと取りこぼしを防げます。
2019年式で売る前にひとつ確認しておきたいのが、低圧燃料ポンプのリコールを実施済みかどうかです。
ホンダは2023年12月、ポンプ内部の羽根車が変形して走行中にエンストする恐れがあるとして、オデッセイを含む25車種・約113万台のリコールを届け出ました。対象は2017年6月から2020年9月までに生産された車で、2019年式はまるごと入ります。
※出典:Honda リコール情報/国土交通省届出(2023年12月8日)。同じ低圧燃料ポンプでは2025年6月にも追加の届出が出ています。対象かどうかは車台番号で確認できます。
リコール作業は無償です。未実施のまま査定に出すと、買取店側で手続きを負担する前提で見られることがあります。売ると決めたら先にディーラーで済ませ、記録を残しておくほうが有利です。
10年落ち(2016年式)|ハイブリッド登場の年・グレードと走行距離で大きく開く

10年落ち(2016年式)オデッセイの買取相場は40万〜200万円、中央値は約100万円。
2016年式は2016年2月にハイブリッド(当時の名称はSPORT HYBRID i-MMD、のちのe:HEV)が追加された年で、ガソリンとハイブリッドが両方そろう最初の年式にあたります。
媒体によって平均が約78万〜140万円と割れますが、これはハイブリッドの上位グレードが平均を押し上げる一方、ガソリンの過走行車が下限を作るため。
グレード別・走行距離別に、複数の買取データで裏取りした相場を見ていきましょう。
| グレード | 買取相場の幅 |
|---|---|
| G・エアロパッケージ(ガソリン標準) | 40万〜90万円 |
| アブソルート(ガソリン) | 55万〜130万円 |
| アブソルート・EX(ガソリン) | 70万〜160万円 |
| ハイブリッド アブソルート | 80万〜150万円 |
| ハイブリッド アブソルート・EX | 95万〜200万円 |
グレード差は最大で100万円超。2016年式にこれほどの開きが出るのは、この年がガソリンとハイブリッドの分岐点だったからです。
2016年2月に追加されたハイブリッドは当時のオデッセイの最上位で、ガソリンの標準グレードG・エアロとは新車価格の時点で100万円以上の開きがありました。
その差が10年たった今も査定に残っているため、同じ年式でも「別の車」に近い価格差が生まれます。
成約の実例でも開きははっきり出ています。ハイブリッド アブソルートの6万km台が約140万円、ガソリンのアブソルート・EXは9万km台で約106万円、走行が14万kmまで伸びたアブソルート系は約80万円。
動力の違いと走行距離が重なると、2016年式の中だけで60万円ほど動くということです。
※車選びドットコム「10年落ちオデッセイの買取査定実績」(2026年7月13日更新)掲載の成約例を参照。
下取り提示額は買取相場の7〜8割が目安。ハイブリッド アブソルート・EXの中央値は130万円なので、下取りでは100万円前後を提示されるのが通例です。
逆に言えば、買取店で査定に出せばそこから2、3割買取価格がアップする可能性が高いという事。
下取り価格に納得が行かない場合は一括査定で複数業者を競わせ高値を引き出しましょう。
グレードと走行距離で使う会社は変わります。オデッセイに向いた3社の選び分けは>>こちら。
次は走行距離です。
10年落ちオデッセイでいちばん大きい段差は、走行9万〜10万kmの手前に置かれています。
3列ミニバンは1人乗車の通勤より、家族の送迎や帰省でまとめて距離を稼ぐ使い方が中心。年1万km前後のペースになりやすく、10年目でちょうど10万kmに届く車が多くなります。
つまりオデッセイのオーナーの大半が、この段差の直前か直後にいるということです。
| 走行距離 | 買取相場の目安 |
|---|---|
| 2万km | 130万〜210万円 |
| 4万km | 110万〜160万円 |
| 6万km | 80万〜130万円 |
| 8万km | 60万〜100万円 |
| 10万km | 50万〜90万円 |
| 13万km超 | 40万〜65万円 |
走行10万km手前にいるなら、今が動き時。
10年・10万kmはハイブリッドの駆動用バッテリーやガソリンのエアコン・足回りなど、整備費がかさみ始める節目でもあります。
ここを境に「これから費用がかかる車」と見られて減額されやすくなるため、距離が9万kmに近いなら車検を待たず査定を取るのが得策です。
いま何万kmで、あと何か月で10万kmに乗るのか。この2つを出したうえで無料の概算査定を取れば、売る月まで具体的に決められます。
13年落ち(2013年式)|4代目と5代目が混在する切替年

13年落ち(2013年式)オデッセイの買取相場は20万〜90万円、中央値は約55万円。
2013年式は1月〜10月が4代目(RB3/RB4)、11月以降が5代目(RC1/RC2)という切替年で、同じ2013年式でも世代によって相場の見え方が変わります。
この年式でも金額がゼロにならないのは、7〜8人乗れる箱を安く手に入れたい層が国内にも海外にも途切れず存在するからです。
| グレード・条件 | 買取相場の目安 |
|---|---|
| 4代目RB アブソルート・M(ガソリン) | 20万〜55万円 |
| 5代目RC アブソルート(前期・後半生産) | 35万〜90万円 |
| 低走行・極上車 | 100万円超の例も |
2013年式で金額を決めるのは、車の状態より「その業者がオデッセイをどこへ流せるか」の比重が一気に上がります。
店頭での国内販売しか想定していない業者だと「値が付きません」で終わることもありますが、海外への輸出ルートを持つ業者なら、同じ一台でも数万円から数十万円の値段に化けます。
とくにガソリンの2.4L(K24W)は、東南アジアなどで20万〜30万km乗り続ける前提の需要があるため、過走行でも0円になりにくいのがオデッセイならではの強み。
ここで押さえておきたいのが、ガソリンとハイブリッドで海外の買い手が別だという点です。
ガソリン2.4Lは東南アジア方面で長く乗る前提の実用車として引き合いがあります。一方のハイブリッドは、日本と同じ右ハンドルで燃費のいい車が求められるニュージーランドなどが主な出口です。
行き先が違うということは、査定してくれる業者も違うということ。どちらの販路を持っているかで、同じ一台の評価が業者間で食い違います。
「引き取りにお金がかかる」と言われても、そこで決めてしまわないこと。輸出の出口を持つ業者に回すだけで、支払う側から受け取る側に変わる可能性があります。
※旧型RA/RBや過走行のオデッセイをどこへ持ち込むかは>>こちら
「13年も乗ったからタダ同然」と決めつけず、まず無料の概算査定で今の金額を出してみてください。動くかどうかを決めるのはそのあとで間に合います。
オデッセイは色で査定がどれだけ変わる?
同じ年式・同じグレードでも、オデッセイは黒系が基準、白パール系がそれとほぼ並び、シルバー系が明確に下という並びになります。
10年落ちの買取データを色でならすと、ブラック系とホワイトパール系は上限が200万円台まで伸びる一方、シルバー系は上限でも50万円台にとどまります。
査定士が新しめの年式で算出した実質価値の比較でも、順番は同じです。クリスタルブラック・パールIIを基準にすると、プラチナホワイト・パールはおよそ1.4万円下、限定色のプレミアムヴィーナスブラック・パールは5.4万円ほど下に置かれています。
つまり黒と白パールのどちらかであれば数万円の違いしかなく、査定額を分けるのは「その2色に入っているかどうか」のほうです。
※車選びドットコム「10年落ちオデッセイのカラー別の買取価格」(2026年7月13日更新)および査定士監修メディアの残価率データを参照。色別は集計件数が少なく単独では振れやすいため、傾向としてお読みください。実際の査定はグレードと走行距離の影響のほうがはるかに大きく出ます。
この偏りが生まれるのは、中古でオデッセイを探す層の多くがアブソルート系を指名買いするからです。
プラチナホワイト・パールやブラック系はアブソルートの押し出しに合う定番色として真っ先に売れていきます。買い手が付く速さがそのまま業者の仕入れ意欲になり、査定額へ返ってきます。
自分の一台がシルバー系や不人気色なら、色そのものは変えられません。色で不利なぶんは、走行距離と年式が浅いうちに動いて取り返すしかないと考えてください。
オデッセイの相場は今も下がり続けている
10年落ちオデッセイの平均買取価格は、2026年7月時点で約83万円。前月の約90万円から1か月で7%あまり下がっています。
本記事の相場表が示す中央値は約100万円ですが、こちらは複数の買取データを突き合わせた年式別の帯です。集計するグレードの構成が違えば数字は動きます。
大事なのはどちらの数字が正しいかではありません。月単位で下方向に動いているという事実のほうです。
※車選びドットコム「オデッセイ10年落ちの買取相場」(2026年7月13日更新・最大1,000件の統計)を参照。月次の平均値は集計対象の入れ替わりで上下するため、単月の増減がそのまま将来の値動きを示すものではありません。
仮にこのペースが続けば、半年迷っているあいだに十数万円が消える計算になります。
しかも2016年式は、走行10万kmの段差と登録13年の重課ラインの両方が数年内に控えている年式。時間の経過が二重に不利に働きます。
「来年の車検のときに考えよう」と先送りするより、いま概算査定だけ取って現在地を確かめておくほうが、判断材料としてはずっと確かです。
【知らないと損】生産終了でオデッセイの中古相場はなぜ底堅い?世代と売り時
オデッセイの中古相場が同クラスのミニバンより底堅いのは、国産の正統な後継ミニバンが存在しないという特殊事情が背景にあります。
「同じ国産オデッセイはもう新車で買えない」状況が、5代目RCの中古需要を下支えしているのです。
現行は5代目RC(超低床+両側スライドドア)、旧型は4代目RB以前(ヒンジドア)と外観で一目で見分けがつき、装備の新しい5代目ほど査定ではっきり上に出ます。
生産終了が相場をどう押し上げたのか、そして初代〜4代目(RA/RB)はいくらになるのかを順に見ていきます。
生産終了・後継車不在で相場が下支えされる理由
5代目オデッセイは2021年末に狭山工場の閉鎖とともに国内生産を終了し、2023年12月に中国生産のe:HEVモデルとして再導入されました。
現状国産の正統な後継ミニバンは存在しないので、

走り重視の国産ミニバンが欲しい…!
というホンダユーザーの需要が、そのまま中古市場へ流れ込みます。
これが10年落ち・過走行でも5代目オデッセイに値が付きやすい一因です。
新車が買いにくくなった車種は中古の供給も先細りになり、相場が崩れにくくなります。
アルファードのような上級ミニバンが新型で大幅に値上がりした流れもあり、手頃な3列ミニバンを探す層がオデッセイの中古に流れているというのも値崩れしない要因。
「国産がいい」という層は2021年までのモデルを選ぶため、国内生産分の需要は底堅いまま保たれています。
とはいえ、年式が古くなり走行距離が増えれば必然的に車の価値は下がっていきます。
手放す予定があるなら、値が残っている今のうちが現実的な動き時です。
旧型RA/RB世代でも値は付く?
初代〜4代目(RA/RB)の旧型でも、状態と売り先しだいで値は付きます。低床FFの走りを好む根強いファンがいて、部品取り需要や東南アジア向けの輸出需要もあるためです。
国内の店頭販売中心の業者では「年式が古すぎて」と渋られても、輸出や専門の販路を持つ業者なら評価が変わります。
旧型は走行15万km・20万kmに達している車両も多く、国内相場だけでは数万円にとどまることがあります。それでも丁寧に乗られた低走行車や、人気のアブソルート系は、思わぬ額が付く場合があります。
世代が古いほど業者間で評価が割れるため、複数社に査定を出して比較するのが旧型オーナーには特に効果的です。正確な世代と整備履歴を伝えて査定に臨むのが、旧型を正当に評価してもらう近道です。
なぜディーラー下取りは安い?オデッセイを買取専門店で売ると差が出る理由
ディーラー下取りは、買取専門店に比べて数十万円安くなることがほとんどです。
下取りに出したオデッセイをディーラーが自社で売ることは少なく、たいていは中古車オークションへ回します。
その出品手数料と転売の利幅があらかじめ差し引かれるぶん、提示額が低くなるわけです。
しかも見積書では値引きと下取りが合算されるため、下取りが安く抑えられていても支払総額からは見抜けません。
下取りが安くなる仕組みと、10年落ちオデッセイでいくら差が出るのかを順に整理しました。
ディーラー下取りが安くなる仕組み
ディーラーが売って利益を出すのは新車であって、引き取ったオデッセイではありません。
引き取った車の大半は業者オークションへ出品され、その出品料・陸送費・転売の利幅が下取り額からまとめて引かれます。
一方の買取専門店は、自社店舗での再販や海外輸出ルートに直接つなげられます。
間に挟まるコストが少ないぶん、浮いた分を査定額へ回せるのです。オデッセイのように輸出需要のある3列ミニバンほど、この差は開きやすくなります。
もうひとつの落とし穴が、商談での見せ方です。
ホンダのディーラーで次のミニバンを商談していると、値引きと下取りが1枚の見積書で合算されて出てきます。下取りが20万円低くても、値引きが20万円大きければ支払総額は同じ。数字の上では気づけません。
「下取りに出すと言った途端に値引きが渋くなった」という声も、両者が裏で連動して調整されている証拠です。
だからこそ、新車値引きとは切り離して下取り単体の金額を買取相場と並べてみるのが鉄則です。
買取専門店の査定額という物差しを一つ持っておくだけで、ディーラーとの交渉で足元を見られにくくなります。
【参考】下取りと買取の差額イメージ
では実際どれほど開くのか、10年落ちオデッセイのよくある条件で計算してみます。
下取りは買取相場の7〜8割前後に収まるのが通例なので、グレードごとに20万〜50万円の開きが出てくる計算になります。
ひと手間かけて買取に出すだけの価値があるかどうか、判断の目安にしてください。
| グレード・条件 | 下取り → 買取専門店 | 差額 |
|---|---|---|
| アブソルート(ガソリン)・8万km | 約65万円 → 約95万円 | 約30万円 |
| アブソルート・EX・6万km | 約100万円 → 約140万円 | 約40万円 |
| ハイブリッド アブソルート・EX・6万km | 約110万円 → 約160万円 | 約50万円 |
40万円あれば、次に買うミニバンの登録諸費用と初回の任意保険がまとめて賄えます。査定を1本増やすだけで生まれる金額としては小さくありません。
差が数万円で収まるなら下取りの手軽さを取ってもよいのですが、オデッセイの場合その決着はあまり起きません。国内生産が終わって玉数が増えない車を各社が確保したがるので、査定額が競り上がる余地が残ります。
やることは単純です。ディーラーの見積書から下取り額だけを抜き出し、買取店で概算査定を取って横に並べる。それだけで判断材料がそろいます。
※下取り額と並べる相手をどこにするかは>>こちら
今売るか車検を通すか、どっちが損しない?
10年落ちオデッセイでよく聞くのが「次の車検を通してあと2年粘るか、それとも今手放すか」という悩みです。
次の車が頭にあるなら、車検の前に手放すほうが手元に残ります。
10年となると、車検代だけでなく10万km級で出やすい高額修理、13年超で乗る税金の重課も加わって思わぬ出費が増える事も多いからです。
10年を超えたオデッセイの修理費・税金・車検代を試算しました。乗り続けるか今売るかの判断材料にして下さい。
10年・10万km級で発生しやすい修理費用
10年落ちオデッセイは、走行が10万kmに近づくと整備費がまとめてかかり始めます。
代表的なのがエアコンコンプレッサー交換10万〜20万円、ラジエーター水漏れ10万円前後、オルタネーター交換5万円超といった経年劣化の修理です。
走行7万〜10万kmの帯では、エンジンが失火して加速時に息継ぎする症状も出てきます。原因はスパークプラグ(7万〜8万km)、イグニッションコイル(10万km前後)、そしてRC1/RC2の直噴エンジン固有のインジェクター詰まり。
修理費は原因しだいで1万〜8.5万円と幅がありますが、症状が出たまま査定に出せば確実に引かれます。
そして金額が別格なのがエンジンオイルの異常消費です。3,000km走るあいだに1.0L以上減るようだと、直すにはエンジンを分解することになり30万〜50万円かかります。
10年落ちオデッセイの中央値が約100万円であることを思えば、車両価値の3分の1から半分が修理で消える計算です。
ハイブリッド(RC4)の場合は、駆動用バッテリーが10万〜20万kmを過ぎたあたりから交換が視野に入り、費用は10万〜30万円(ディーラーの新品では40万円を超える場合も)。
| 故障・整備項目 | 修理費用の目安 |
|---|---|
| 失火(プラグ・イグニッションコイル・インジェクター) | 1万〜8.5万円 |
| エンジンオイル漏れ(ヘッドカバー/サイドカバー) | 約1.5万円/約7.3万円 |
| オルタネーター交換 | 5万円超 |
| ラジエーター水漏れ | 約10万円 |
| エアコンコンプレッサー系 | 10万〜20万円 |
| ハイブリッド駆動用バッテリー(RC4) | 10万〜30万円(新品は40万円超も) |
| エンジンオイル異常消費(分解整備) | 30万〜50万円 |
これらがすべて一度に起こるわけではありませんが、10万km級では複数が重なることがあり、修理費が読みにくくなります。
特にハイブリッドはバッテリー交換が高額なので、警告灯や燃費悪化の兆しがあるなら、修理にお金をかける前に査定額を確認しておくのが安全です。
2016年式は「CVTの保証切れ」を過ぎている
2016年式オデッセイのオーナーが真っ先に確認すべきなのが、CVTの保証がもう切れているという事実です。
5代目RCのFF車には、外気温の低いときに始動してすぐ高速を短距離走る、という乗り方を繰り返すとCVTの金属ベルトが滑り、車体が振動する不具合がありました。
ホンダはこれを受けて、CVTの保証期間を初度登録から5年または10万kmだったものを、初度登録から9年へ延長しています。対象は平成27年1月16日から平成29年3月28日までに生産されたRC1(FF)です。
※出典:Honda「オデッセイの無段変速機(CVT)の保証期間延長」。対象かどうかは車台番号で確認できます。
ここで年数を数えてみてください。2016年に登録した車は、2025年で9年に到達=延長された保証も満了済みです。
つまり今このタイミングでCVTが滑っても、新品交換の費用は全額こちら持ち。ミッション交換は数十万円コースなので、これまで挙げた修理費とは桁が変わります。
2016年式が「今が動き時」と言われる理由は、走行10万kmの段差と13年の重課ラインだけではありません。保証という後ろ盾が外れた状態で乗り続けることになる、という点がいちばん大きいのです。
まだ症状が出ていないなら、それは売却にとって好条件です。不具合が表面化してからでは査定で確実に引かれます。
13年経過で上がる税金はいくら?
13年を超えると、自動車税と自動車重量税が重課(増税)されます。
2.4Lガソリンのオデッセイ(RC1/RC2/RB3/RB4)は自動車税が年45,000円から約51,700円へ、年6,700円ほどアップします。
車検時の自動車重量税も2年で32,800円から45,600円へ、約1.3万円増。
| 税金 | 13年未満 | 13年超 |
|---|---|---|
| 自動車税(2.4Lガソリン・年額) | 45,000円 | 約51,700円 |
| 自動車重量税(1.5〜2.0t・車検2年分) | 32,800円 | 45,600円 |
2013年式は13年超に到達しており、2016年式もあと数年で重課ラインに入ります。
税金アップは年あたり約1.3万円、2年の車検サイクルで約2.6万円の追加負担です。
金額そのものは大きくないものの、修理費や相場下落と合わせると、乗り続ける判断のハードルが上がります。
「今売る」と「車検を通して2年乗る」のコスト比較
車検を通すと、法定費用と整備費で1回あたり12万〜18万円かかります(13年超は重量税が上がるためさらに増えます)。
これに2年分の税金・任意保険・燃料費、そして相場の下落が加わります。
| 選択肢 | 2年間のコスト・損失イメージ |
|---|---|
| 今売る | 10年落ち相場(中央約100万円)で売却・車検費用ゼロ |
| 車検を通して2年乗る | 車検12万〜18万円+2年分の税重課・相場下落+高額修理リスク |
こうして積み上げると、車検を通す側の出費は合計でなかなかの額。
とはいえ、この先2年はまず手放さないと決まっていて乗り換えの予定もないのなら、車検を通して最後まで乗り切る選択もあります。
見極めのポイントは「2年以内に買い替える可能性があるか」と「走行が10万kmの段差に迫っているか」の2点。
2年以内に買い替える目があるなら、車検代を払う前に査定を取るのが順序です。
迷っている方でも、まずは無料査定で愛車の現在の価値を把握しておきましょう。
オデッセイを少しでも高く売るための5つのコツ


オデッセイを高く売るなら、アブソルートや上位装備の価値をきちんと伝え、その上で複数社に競わせる事が大事です。
次に挙げる5つを押さえるだけで、ディーラーの下取り提示額を上回る査定に近づけます。
① アブソルート・人気色・上位装備を強気で伝える
アブソルート系は売却の中心を占める人気グレードで、それだけで査定の加点要素になります。
プラチナホワイト・パールやブラック系の人気色、本革シートや先進装備の付くEX、両側電動スライドドアは、いずれもプラスに働きます。
申込フォームや電話口で「アブソルート・EX、ホンダセンシング付き」までグレード名を言い切ってください。標準グレードとして概算を組まれると、そこから上げ直すのは手間になります。
② 査定前に車内を清掃しニオイを消す
多人数で使う3列ミニバンのオデッセイは、食べこぼしやペット・タバコのにおいがどうしても染みつきがち。
喫煙車と判定されると、それだけで数万円から十万円単位が引かれます。消臭に出すコストのほうが安く済むケースがほとんどです。
オデッセイで手を抜きやすいのが、普段たたんだままの3列目です。座面の下と足元にお菓子やペットの毛が溜まっていることが多く、査定士はそこを必ず開けます。
両側スライドドアのレールに砂が噛んでいると動きが渋くなり、電動スライドの不良を疑われます。ここも拭いておくと余計な減点を避けられます。
③ 車検・走行距離の段差を超える前に売る
登録13年・走行10万kmは、相場が一段ガクッと落ちて税金まで重くなる二重の節目です。
車検を通す前、そして走行が10万kmに乗ってしまう前に売りに動くのが、オデッセイの相場を取りこぼさないいちばんの近道です。
④ ハイブリッドの点検履歴と純正パーツを出しておく
10年落ちのe:HEVで査定士がいちばん気にするのは、駆動用バッテリーがどこまで持つかです。
ここが読めないと交換費用10万〜30万円を見込んだ安全側の金額を出されます。逆にハイブリッドシステムの点検記録が残っていれば、その保険分を引かれずに済みます。
整備記録簿は必ずグローブボックスから出しておきましょう。ガソリン車でもタイミング系や足回りの整備歴が分かると、10万km級の不安が減って評価が変わります。
もうひとつ見落としがちなのが、社外品に替えたときに外した純正パーツです。純正ホイールや純正ナビを物置にしまったままだと、その分だけ査定から引かれます。まとめて渡せる状態にしておいてください。
⑤ 必ず複数社の査定を比較する
オデッセイを手取りを最後に何十万円も動かすのが、この複数社の比較です。
ここまで見てきたとおり、オデッセイは同じ2016年式でも輸出に強い業者と国内販売しか見ない業者で評価がまったく変わります。1社の提示額は「その1社の出口の値段」でしかありません。
複数社から概算査定を取って初めて、自分のオデッセイの上限がどこにあるかが見えてきます。まずは1社ではなく複数社に出すところから動き出しましょう。
目的別!オデッセイの車買取サービス3選
オデッセイは同じ車名でも、アブソルート・EXの6万km台と旧型RB系の15万km超では、値段を付けられる会社そのものが変わります。
まず自分の一台がどの状況かを決めてから、申し込む先を選んでください。
状態がよく、営業電話は最小限で高値を取りにいきたいならMOTA車買取。
買取店と直接やり取りしたくない、窓口をひとつにまとめたいならユーカーパック。
走行が10万kmを大きく超えている、旧型RA/RBである、修復歴があって他店に渋られた。この場合はカーネクストです。
3社とも査定そのものは無料なので、下取り額が妥当かを測る物差しとして気軽に使えます。3社の中身を順に見ていきましょう。
MOTA車買取 — 電話は3社まで、金額は競わせたい人
MOTA車買取は、申し込むと最大20社がネット上で事前に入札する一括査定サービスです。
従来の一括査定は申込直後から10社も20社も電話が鳴り続けますが、MOTAで実際に電話をかけてくるのは金額上位の3社だけ。約1,350社の加盟店を競わせながら、対応する相手は3社で済みます。
アブソルートやe:HEVの上位グレードのように指名買いが多いオデッセイは業者の取り合いになりやすく、上位だけを競わせるこの方式とかみ合います。
オデッセイを売る立場から見てどこが金額に返ってくるのか、強みを具体的に見ていきます。
MOTA車買取の強み
- 電話をかけてくるのは金額上位の3社だけ
3列ミニバンの査定は、そもそも1件あたりの拘束時間が長めです。3列目の状態確認やスライドドアの動作チェックが入るぶん、実車査定は乗用車より手間がかかります。それを10社ぶん受けるのは現実的ではありません。連絡が3社に絞られる意味は、オデッセイのような大きい車ほど大きくなります。
- 申込後にマイページで最大20社の概算査定額を確認できる
申込が15時前なら当日の18時以降、それより遅ければ翌日12時に概算査定額が出そろいます。ディーラーで商談中の方なら、次回の来店までに買取側の数字を用意できる速さです。オデッセイのようにグレード差が100万円規模で開く車では、この一覧があるだけで下取り額の妥当性がすぐ判断できます。
- ディーラー下取りより平均30.3万円UPの実績
下取りより平均30.3万円UP!
※MOTA実施アンケート(回答数3,645件・回答期間2023年6月〜2024年5月)の平均値。個別の結果を保証するものではありません。
この差が生まれる理屈は単純です。ディーラーは引き取ったオデッセイを業者オークションへ流すので、出品料と転売の利幅を先に引いた額しか出せません。
一方の買取店は自社の店頭や輸出ルートへ直接つなげるため、その中抜き分を査定に乗せられます。3列ミニバンのように再販先がはっきりしている車ほど、差は開きやすくなります。
- 申告どおりの車なら、あとから入札下限を割る減額をされない
申込時に書いた内容と実車に大きな食い違いがなければ、加盟店の都合で入札額を下げることはできない。MOTAは加盟店契約でそう定めています(第5条1項・3項)。
オデッセイで気になりがちな3列目シートの小傷やスライドドアの動作も、申込時に正直に書いておけば、実車査定の場で値切りの材料には使われません。
- 引き取り日の翌日まで契約を解除でき、キャンセル料も取られない
ミニバンの売却は、本人の都合だけでは日程が決まりません。次の車の納期が延びた、下の子の進学で結局もう1年使うことになった、親の通院の送迎に急に必要になった。家族の事情ひとつで予定が動くのがオデッセイの手放し方です。
売買契約を交わしたあとでも、車両の引き取り日の翌日までなら売主の意思で白紙に戻せる。これがMOTAの加盟店契約に書かれている内容です。取りやめを理由に買取店側が料金を請求することも、あわせて禁じられています(第6条2項・3項)。
つまり「家の車が1台なくなる日」を確定させないまま、先に査定と契約を進められます。予定が動く前提で動けるのは、家族の足を売る人にとって金額と同じくらい実質的な価値です。
※出典:MOTA公式ニュース(加盟店契約における売主保護の取り決めについて)
MOTA車買取利用者の口コミ
子どもが増えてもう一列ゆとりのある車に替えることになり、10年乗ったオデッセイを手放しました。さすがに10年落ちだしディーラーの下取りで十分だろうと、半分あきらめていたんです。
実際に電話をくれたのは3社で、鳴り止まないという事態にはなりませんでした。並んだ金額を見比べていくうちに下取りで言われた数字をどんどん超えていき、最終的に20万円以上の上乗せです。
担当者の丁寧さには差がありましたが、もっと早く調べておけばよかったというのが正直な感想です。
引用元:当サイト独自アンケート調査(40代男性・徳島県/オデッセイ ハイブリッド アブソルート・EX〈5代目前期RC4〉・2016年式・5万km/140〜165万円)
※当サイトがクラウドワークスにて実施したアンケート調査の回答抜粋です。
この方の2016年式ハイブリッド アブソルート・EXは走行5万km。本記事の相場表では95万〜200万円の帯にあたり、140〜165万円という決着は上寄りの部類です。
10年落ちでこの位置に入れたのは、走行が10万kmの段差までまだ余裕を残していたからにほかなりません。
担当者の当たり外れという不満が残っている点も、裏を返せば複数社に出したからこそ比較できたということです。
MOTA車買取はこんな人におすすめ →「電話は3社までにしたい。でも金額はきっちり競わせたい」
ユーカーパック — 窓口ひとつでオデッセイを手放したい人
ユーカーパックの軸は「売主が相手をするのはユーカーパック1社だけ」という点にあります。
1台のオデッセイに全国の買取業者がオークション形式で入札しますが、売主が顔を合わせるのは出品時に立ち会うユーカーパックの担当者ひとりだけ。入札した業者と直接話す場面はありません。
この仕組みがオデッセイの売却で何を省いてくれるのか、順に見ていきます。
ユーカーパックの強み
- 買取業者と直接やり取りする場面がない
一括査定では、申し込んだ会社ごとに折り返しの電話を受け、実車査定の日程を別々に組む必要があります。オデッセイのような3列ミニバンは車庫から出すだけでも一手間なので、この日程調整を何度も繰り返すのは負担が大きい。ユーカーパックなら実車を見せるのは1回で済みます。
- 査定データが全業者で共有され、1回の査定が使い回される
ユーカーパックの担当者が作成した車両データをもとに、各社が入札します。3列目シートの状態、スライドドアの動作、e:HEVの点検履歴といったオデッセイ特有の確認項目を、業者ごとに何度も説明し直さなくて済むということです。
- 入会金・利用料は無料で、取引完了まで間に入ってもらえる
金額交渉から書類のやり取りまでユーカーパックが窓口を務めます。名義変更やローン残債の精算など、10年落ちのオデッセイだと手続きが絡みやすい部分も、相談先が一本化されるぶん迷いにくくなります。
- 【弱み】出品から入金までに日数がかかる
正直に書いておくと、ここは明確な弱点です。オークションの入札が締まるのを待ち、そこから入金の手続きに入るため、申し込んだ翌日に現金化するような使い方はできません。次の車の納車が迫っていて日程に余裕がないなら、MOTAを選んだほうが確実です。
ユーカーパック利用者の口コミ
子どもの部活の送迎で毎週使っていたオデッセイを、進学を機に小さい車へ替えるため手放しました。買取店の営業さんと何人もやり取りするのが気が重くて、ずっと先延ばしにしていたんです。
ユーカーパックは車を見に来るのが担当の方ひとりで、あとは結果を待つだけ。業者さんと直接話さずに終わったのが、私にはいちばんありがたかったです。
ただ入札が決まってから入金まで何日かかかったので、すぐ現金が要る人には向かないかもしれません。
引用元:当サイト独自アンケート調査(40代女性・佐賀県/オデッセイ アブソルート・EX〈5代目RC1・ガソリン〉・2019年式・6万km/135〜160万円)
※当サイトがクラウドワークスにて実施したアンケート調査の回答抜粋です。
こちらは2019年式のガソリン アブソルート・EXで走行6万km。本記事の7年落ちの表では130万〜220万円の帯にあたり、135〜160万円は中央付近の決着です。
飛び抜けて高いわけではありませんが、業者と一度も直接話さずにこの位置へ収まっている点に注目したいところ。
入金までの日数という不満も率直に出ていますが、これは仕組み上避けられない待ち時間です。急がない売却なら、待つだけで手間が減ると考えられます。
ユーカーパックはこんな人におすすめ →「買取店の営業と直接やり取りしたくない。数日なら待てる」
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カーネクスト — 過走行・旧型・他店で値段がつかない人
カーネクストは、廃車・低年式・事故車にも強い買取業者です。
海外への輸出ルートと部品リサイクルの販路を自前で持っているため、国内の店頭販売しか出口がない業者だと「値が付きません」で終わる車にも金額を出せます。
走行10万km超、初代〜4代目(RA/RB)の旧型、修復歴あり。オデッセイでこのどれかに当てはまり、すでに他店で断られている人が対象です。
訳アリの一台に対して、具体的に何をしてくれるのかを整理します。
カーネクストの強み
- 0円以上の買取保証で、査定額が0円にならない
13年落ち・15万km級のRB系オデッセイを国内の店頭中心の業者に持ち込むと、値が付かないどころか引き取り費用を請求される話になりがちです。0円以上が保証されていれば、少なくとも支払う側に回ることはありません。
- レッカーでの引き取り・廃車手続き・税還付の代行がすべて無料
車検切れや不動の状態でも、自走させずに引き取ってもらえます。オデッセイのような車重のある3列ミニバンはレッカー代自体が高くつくので、ここが無料かどうかで手取りが数万円変わります。
- ガソリン2.4L(K24W)の過走行車に出口がある
オデッセイのガソリン2.4Lは、20万〜30万km乗る前提の市場が海外にあります。国内の中古車店から見れば「もう売れない距離」でも、輸出の販路を持つ業者にとっては商品のまま。だから同じ一台の評価が業者によって大きくひっくり返ります。
カーネクスト利用者の口コミ
13年ほど乗ったオデッセイで、走行は13万kmを超えていました。近所の買取店では「この年式でこの距離だと金額は出せない」と言われ、処分にお金がかかるものと半ばあきらめていたんです。
ダメ元で頼んでみたら、レッカーでの引き取りまで無料で、しかも値段が付きました。高値とは言えませんが、払う側になると思っていたので拍子抜けです。
連絡から引き取りまでは早かった一方、手続きの細かい説明はもう少し欲しかったところです。
引用元:当サイト独自アンケート調査(60代男性・山梨県/オデッセイ アブソルート〈4代目RB3・ガソリン2.4L〉・2013年式・13万km/8〜20万円)
※当サイトがクラウドワークスにて実施したアンケート調査の回答抜粋です。
こちらは4代目RB3の13年落ち・13万km。本記事の13年落ちの表では20万〜55万円の帯ですが、走行が伸びたぶん8〜20万円という下限付近の決着になっています。
金額そのものは大きくありません。ただし、この方が最初に聞いた答えは「値段は出せない」でした。ゼロと十数万円の差が、売り先を変えただけで生まれているわけです。
説明の丁寧さに不満が残っている点は、そのまま受け止めておくべき点です。
なお契約後に自己都合で取りやめると3万円がかかります。状態のいい5代目RCならMOTAやユーカーパックのほうが高く付くので、カーネクストに回すのはそこで値が付かなかった一台に限る、と決めておくのが安全です。
カーネクストはこんな人におすすめ →「他店で断られた。処分費を払う前にもう一社だけ当たりたい」
3社の特徴比較
3社の選び分けは、オデッセイの状態と「いつまでに売りたいか」の2つで決まります。
それぞれの向き不向きを1枚にまとめました。
| サービス | 向いているオデッセイ | 特徴と注意点 |
|---|---|---|
| MOTA車買取 | アブソルート・e:HEVなど状態のよい車 | 上位3社のみ連絡/減額禁止・キャンセル無料の取り決めあり |
| ユーカーパック | 状態はよいが、業者と直接話したくない | 窓口はユーカーパック1社/入金まで日数がかかる |
| カーネクスト | 10万km超・旧型RA/RB・修復歴あり | 0円以上保証・引取無料/契約後のキャンセルは3万円 |
迷ったらMOTAから始めてください。オデッセイの大半を占める5代目RCで状態も標準的なら、まずここで上限を測るのが早道です。
そのうえで、電話そのものを避けたいならユーカーパックへ、走行や年式で値が付かなかったならカーネクストへ回す。この順番で取りこぼしがなくなります。
オデッセイ買取のよくある質問10選
オデッセイの売却で実際に手が止まりやすいのは、10万km超でも値が付くのか、ハイブリッドとガソリンのどちらが有利か、旧型RA/RBはそもそも売れるのか、という3点です。
いずれも「オデッセイという車がどこで売れているか」を知らないと判断できない質問で、一般的な中古車の常識だけでは答えが出ません。
この3点に加えて、修復歴の減額幅、ローン残債、車検切れ、バッテリー警告灯といったつまずきどころまで、10問にまとめて答えていきます。
- 10万km超のオデッセイでも値段はつきますか?
-
はい、つきます。
オデッセイはミニバンとして海外輸出需要があり、特にガソリン2.4Lは東南アジアなどで20万〜30万km走る前提の需要があります。国内販売中心の業者では渋られても、輸出ルートを持つ業者なら過走行でも値が付きやすく、0円にはなりにくいのが実情です。
- ハイブリッドとガソリンのアブソルート、どちらが高く売れますか?
-
多くの年式でハイブリッドがやや高くなります。
ハイブリッドは2016年以降の上位グレードで査定が高く出る傾向です。ただし海外輸出の現場ではガソリン2.4Lの方が好まれるため、過走行・低年式になると逆転することもあります。グレードと走行距離で判断するのが正確です。
- 10年落ち・2016年式のオデッセイはいくらで売れますか?
-
40万〜200万円、中央値は約100万円です。
グレードと走行距離で幅が出ます。G・エアロで40万〜90万円、ガソリンのアブソルートで55万〜160万円、ハイブリッド アブソルート・EXで95万〜200万円が目安です。低走行で状態のよい上位グレードは200万円を超える例もあります。
- 修復歴があると査定はどれくらい下がりますか?
-
軽微なものは10〜20%、骨格まで及ぶと30〜50%が減額の目安になります。
バンパーをこすった程度の補修なら査定に大きくは響きません。ただしピラーやフレームといった骨格部分に手が入っていると、引かれ幅は一気に大きくなります。気になるなら輸出ルートを持つ業者にも査定を出してみると、減額が小さく収まることがあります。
- ローンが残っていても売却できますか?
-
はい、売却できます。
買取代金をローンの残債にそのまま充てて精算する仕組みが一般的です。買取額が残高より多ければプラス分を受け取れますし、届かないときは差額を現金で補うか、新しい車のローンへまとめて完済できます。
- ハイブリッドのバッテリー警告灯が出ていても買取できますか?
-
はい、買取できます。
駆動用バッテリーの劣化は減額要因になりますが、輸出や部品リサイクルの販路を持つ業者なら値が付きます。交換に10万〜30万円かかることを考えると、修理せず現状のまま査定を取る方が手元に残る額は大きくなりがちです。
- 車検が切れていても買取できますか?
-
はい、買取できます。
多くの買取業者はレッカーや積載車での無料引取に対応しています。車検を通してから売るより、車検費用をかけずに現状で売る方が、トータルでは得になるケースが多いです。
- 旧型のRA/RB(初代〜4代目)でも売れますか?
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はい、状態と売り先しだいで売れます。
低床FFの走りを好むファンや、部品取り・海外輸出の需要があるためです。国内店頭中心の業者では渋られても、輸出や専門の販路を持つ業者なら評価が変わります。旧型こそ複数社の比較が効果的です。
- 今売るのと次の車検を通してから売るの、どちらが得ですか?
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買い替えが決まっているなら、車検代を払う前に手放すほうが得です。
車検代に12万〜18万円かかるうえ、13年超なら税金が重くなり、相場も下がっていきます。10万km級では高額修理も重なりやすく、合計の出費が思いのほかふくらみます。この先2年は確実に乗り続けるつもりなら、車検を通す選び方もありです。
- ディーラー下取りの見積もりを買取店に持ち込んでもいいですか?
-
はい、むしろ推奨です。
下取り額は基準価格として使えます。買取店に「下取りでこの額だった」と伝えれば、それを上回る提示を引き出す材料になります。新車値引きと切り離した下取り単体の額を把握しておくのが、損をしないコツです。
疑問がほどけたら、あとは査定を取るだけです。5代目RCで状態がよければMOTA、業者と話したくないならユーカーパック、旧型RA/RBならカーネクスト。この振り分けさえ守れば、下取り任せより手取りは増えます。
オデッセイは”値が付くうち”に買取専門店へ
オデッセイ10年落ちの買取相場は中央値で約100万円、グレードと走行距離で40万〜200万円超の幅があります。
生産終了で後継車がなく中古需要が底堅いため、10年落ち・過走行でも十万円単位の値が付きやすいのがオデッセイの強み。
この幅の上側で決めたいなら、下取り1本や買取店1社で判断せず、出口の違う会社に並べて出すことです。
- 10年落ち(2016年式)の買取相場は40万〜200万円、中央値約100万円。グレードと走行距離で100万円以上の幅がある
- 節目年式の中央値は3年落ち約340万円、5年落ち約285万円、7年落ち約180万円、13年落ち約55万円。走行が伸びた車でも海外の出口があるためゼロにはなりにくい
- 2016年式はハイブリッド(当時はi-MMD)登場の年で、上位グレードは200万円超も。媒体で平均が割れるため価格帯で把握する
- ハイブリッドは多くの年式でやや高いが、過走行・低年式では輸出向きのガソリン2.4Lが逆転することもある
- 13年落ち(2013年式)は4代目RBと5代目RCの切替年。11月以降の生産なら5代目にあたり、同じ年式でも上の帯で評価される
- 走行距離は9万〜10万kmで下落が一段大きくなる。この段差を超える前に動くのが相場を取りこぼさないコツ
- 生産終了・後継車不在で中古需要が底堅く、旧型RA/RBでも専門店・輸出ルートなら値が付く
- ディーラー下取りは買取相場の7〜8割が目安。新車値引きとひとまとめで示されるので、下取りだけの額を切り出して買取相場と照らし合わせる
- 13年超はガソリン車の自動車税が年約6,700円・重量税が車検で約1.3万円アップし、10万km級は高額修理のリスクも重なる
- 2016年式RC1(FF)はCVTの延長保証(初度登録から9年)が2025年で満了済み。以降のミッション不調は全額自己負担になる
- エンジンオイルの異常消費は分解整備で30万〜50万円と車両価値の3〜5割に達するため、兆候があるなら直さず査定に回すほうが手元に残る
- 売り先はMOTA(減額禁止・キャンセル無料の取り決めあり)を軸に、業者と話したくないならユーカーパック、他店で断られたらカーネクストへ回す
国産の正統な後継ミニバンが出ないまま、オデッセイは「走り重視の低床3列」を求める層の受け皿であり続けています。それが10年落ちでも値が残る理由です。
ただしその支えも、走行10万kmと登録13年という2つのラインの手前までの話。線を越えた瞬間に評価は一段落ちます。
いま何万kmで、次の車検はいつか。この2つが答えられるなら、無料の概算査定を取るだけで売る月まで決められます。
最後までお読みいただきありがとうございました。家族を乗せてきた一台を、納得のいく金額で送り出す助けになれば嬉しいです。









